サーバ能力に余裕があり、さらに検索速度を向上させたい場合、またはデータ量が増加することが見込まれる場合に、searcherを追加します。
なお、1つのdirectorに登録できるsearcher数の上限は20です。
searcherを追加する手順を、以下に示します。
左フレームでsearcherを追加するdirector識別子をクリックします。
右フレームで[searcher]タブを選択後、“searcher数”を増やし「更新」ボタンをクリックし、searcherを追加します。
同時にサーチデータの再配置を行う場合は、「更新と再配置」ボタンをクリックします。
システムが起動している場合、追加したsearcherは自動的に起動します。
注意
サーチデータのオーバーフロー制御機能を使用している場合、および、ディスクsearcher機能を使用している場合は、サーチデータファイルの格納ディレクトリには、“システムドライブ:\ShunSearch”が指定されます。ほかのディレクトリに変更したい場合は、Shunsakuを停止し、管理コンソールをログアウト後に、searcher用動作環境ファイルの“SearchDataFileFolder”実行パラメタを変更してください。
searcher用動作環境ファイルは以下に格納されています。
動作環境ファイル | 格納場所 |
---|---|
searcher用動作環境ファイル | Shunsakuのインストール先のフォルダ\Shunsaku\etc\searcher\searcher識別子.cfg |
“searcher数”を増やしすぎると、Windowsのシステム資源を使い果たし、一部のsearcherが起動できない場合があります。
[状態]タブを確認し、起動されていないsearcherがある場合には、“searcher数”を減らしたあと、管理コンソールを使用せずにサーチサーバを増設してからsearcherを追加してください。
サーチサーバの増設方法については、“導入・運用ガイド”の“searcherの追加およびサーチサーバの増設”を参照してください。
“directorとは別のサーバにsearcherを作成する”機能は、サポートされていません。
[状態]タブを選択後、「状態の再取得」ボタンをクリックし、searcherの起動を確認します。