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Symfoware Server V10.1.1 SQLリファレンス
Symfoware

まえがき

本書の目的

本書は、Symfoware Server SQLリファレンスです。本書は、データベースの作成およびデータ操作のためのプログラムの開発に使用するSQL文の文法について説明しています。

本書の読者

本書は、Symfoware/RDBのデータベースを作成する方およびSymfoware/RDBのデータベースを処理するアプリケーションを開発する方に読んでいただくように書かれています。本書を読むには、以下に示す技術および知識が必要です。

本書の構成

本書の構成と内容は以下のとおりです。

第1章 文法の表記方法と文/要素一覧

第2章以降のSQL文法の表記方法を説明しています。また、SQL文および要素の一覧表を記載しています。

第2章 共通要素の文法規則

SQL文に指定する要素のうち、共通要素について説明しています。

第3章 基本的なSQL文

データベース定義文、データ操作文など基本的なSQL文の文法について説明しています。

第4章 動的SQL文

アプリケーションの実行時にSQL文を動的に指定できる動的SQL文の文法を説明しています。

第5章 ストアドプロシジャ

ストアドプロシジャの文法を説明しています。

第6章 埋込みSQL

コンパイラ(C言語およびCOBOL)でアプリケーションを開発する場合のSQL文の文法を説明しています。

第7章 SQL拡張インタフェース

SQL拡張インタフェースの関数の文法を説明しています。

付録

付録A SQLSTATE値

処理結果としてアプリケーションに通知されるSQLSTATEについて説明しています。

付録B キーワード一覧

トークン中のキーワードの一覧を示しています。

付録C 定量制限

Symfoware/RDBの定量制限の一覧を示しています。

付録D SQL文の省略値に関する注意事項

Symfoware/RDBのSQL文の一般規則に関するチューニング、SQL文で使用する名前に関する注意事項および格納構造定義を行わない場合の格納構造について説明しています。

付録E SQL文の使用範囲

Symfoware/RDBがコンパイル・実行時にサポートするSQL文の使用範囲について説明しています。

付録F SQL規格に対するSymfoware Serverの準拠性

SQL規格のコア機能とオプション機能に対するSymfoware Serverの準拠性について説明しています。

本書の読み方

本書は、Symfoware/RDBを使用してデータベースを実際に作成するとき、またはアプリケーションを実際に開発するときに、リファレンスとして使用することを目的として書かれています。

初めてSymfoware/RDBを使用する場合、またはSQL文をあまりよく知らない場合には、“アプリケーション開発ガイド(共通編)” および“RDB運用ガイド(データベース定義編)”を読んで、データベースの概要、SQL文の機能と指定の仕方およびアプリケーションの開発方法を理解してから本書をお読みください。

本書に記載するアプリケーションおよびSQL文の記述の例は、特にことわらない限りC言語での記述を使用しています。COBOLを使用する場合に、Cでの記述と特に異なる点については、“第6章 埋込みSQL”で説明しています。

SQLについてはすでに理解していて、実際にデータベースを作成する場合、アプリケーションを開発する場合、またはSQLの詳細な文法を確認する場合には、SQL文を使用するためのリファレンスとしてご利用ください。

関連マニュアル

本書に関連するマニュアルは以下のとおりです。

平成22年  1月  初版
平成22年  2月  第2版
平成22年  7月  第3版
平成22年 11月  第4版
平成23年  1月  第5版
平成23年  4月  第6版
平成23年  7月  第7版

著作権

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