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ServerView Resource Coordinator VE V2.2.2 導入ガイド

5.1 マネージャー

マネージャーは、管理サーバを起動することで、自動的に起動します。
ここでは、マネージャーを意図的に起動、停止する方法、および起動状態の確認方法について説明します。

【Windows】
マネージャーは、以下のWindowsのサービスから構成されています。

Windowsのコントロール パネルで"管理ツール"から"サービス"を開き、[サービス]画面で、それぞれのサービス状態を確認できます。

サービスの起動と停止は、rcxadm mgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用します。マネージャー本体と関連サービスをまとめて起動、停止してください。

コマンドについては、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」の「5.7 rcxadm mgrctl」を参照してください。

なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、フェールオーバー クラスタ管理ツリーで、マネージャー用の"サービスまたはアプリケーション"を右クリックし、表示されたメニューで[このサービスまたはアプリケーションをオンラインにする(B)]または[このサービスまたはアプリケーションをオフラインにする(T)]を選択します。

【Linux】
マネージャーは、以下のLinuxのサービスから構成されています。

以下のように、serviceコマンドでそれぞれのサービス状態を確認できます。

# service rcvmr status <RETURN>
# service scwdepsvd status <RETURN>
# service scwpxesvd status <RETURN>
# service scwtftpd status <RETURN>

サービスの起動と停止は、rcxadm mgrctlコマンドのstart、stopサブコマンドを使用します。マネージャー本体と関連サービスをまとめて起動、停止してください。
コマンドについては、「ServerView Resource Coordinator VE コマンドリファレンス」の「5.7 rcxadm mgrctl」を参照してください。

なお、クラスタ運用におけるサービスの起動と停止は、クラスタシステムの運用管理ビュー(Cluster Admin)を使用して行います。

詳細については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。

注意

  • マネージャーを構成するサービスのうち、一部を停止した状態では運用できません。必ず、すべてのサービスが動作している状態で運用してください。

  • マネージャー起動時に、ケーブルが抜けているなどの理由で管理LANによる通信ができない状態になっていると、PXE Servicesが自動的に起動しない場合があります。PXE Servicesが停止していた場合は、管理LANのネットワークインターフェースを調査し、外部と通信できることを確認してください。

    通信できなかった場合は、管理LANを復旧したあとに、再度マネージャーを起動してください。