ここでは、HBA address rename設定サービスのアップグレードについて説明します。
移行資産
HBA address rename設定サービスについては、旧バージョンから本バージョンへ移行する資産はありません。
事前準備
アップグレードする前に、以下の準備と確認を行ってください。
本バージョンのエージェントが動作可能な環境であるか確認してください。
動作環境については、「第1章 動作環境」を参照してください。
アップグレードインストールによるアップグレード
V2.1.0以降から本バージョンへのアップグレードは、本製品のインストーラによるアップグレードインストールを利用できます。以下の手順で、アップグレードを行ってください。
注意
アップグレードが完了するまで、本製品の他の操作を実行しないでください。
HBA address rename設定サービスのアップグレードは、マネージャーのアップグレード後に行ってください。
アップグレードインストールに失敗した場合は、失敗した原因を取り除き、再度アップグレードインストールを実行してください。再度アップグレードインストールを実行しても問題が解決しない場合は、当社技術員に連絡してください。
アップグレードインストール時は、旧バージョンのインストールフォルダー、および配下のフォルダーやファイルを、コマンド プロンプト、エクスプローラまたはエディタなどで参照しないでください。
参照している場合、アップグレードインストールが失敗します。
アップグレードインストールに失敗した場合は、参照を中止して再度アップグレードインストールを実行してください。
アップグレードを中止し、旧バージョンを復旧する場合は、旧バージョンのHBA address rename設定サービスを再インストールしてください。
復旧する場合、旧バージョンまたは本バージョンのHBA address rename設定サービスがインストールされている場合は、アンインストールしてください。
アップグレードインストールにより、旧バージョンに適用されていた修正は削除されます。
【Linux】
UpdateAdvisor(ミドルウェア)のコマンドを任意の場所で実行するためにPATH変数を設定していない場合、旧バージョンに適用されていた修正は削除されますが、製品情報とコンポーネント情報が削除されません。UpdateAdvisor(ミドルウェア)のマニュアルを参照し、修正適用管理簿から製品情報とコンポーネント情報を削除してください。
アップグレードインストール
【Windows】
「2.3.2 インストール【Windows】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
本製品のセットアップ画面が表示されます。使用許諾契約などの内容を確認し、<はい(Y)>ボタンをクリックしてください。
旧バージョンから引き継ぐ設定内容が表示されるので確認し、<インストール(I)>をクリックしてください。アップグレードインストールが開始されます。
【Linux】
「2.3.3 インストール【Linux】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
本製品のセットアップ画面が表示されます。使用許諾契約などの内容を確認し、"y"を入力してください。
アップグレードインストールを実行するか確認するメッセージが表示されます。
実行する場合は"y"を入力してください。アップグレードインストールが開始されます。
本製品のセットアップ完了画面が表示されます【Windows】
HBA address rename設定サービスの起動設定を完了したあとすぐに行う場合は、"はい、今すぐ実行します。"チェックボックスにチェックを入れてください。
<完了>ボタンをクリックし、画面を閉じてください。チェックボックスにチェックを入れていた場合は、画面を閉じたあとにHBA address rename設定サービスが起動します。
HBA address rename設定サービスを起動します
【Windows】
手順2.でHBA address rename設定サービスを起動していない場合は、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.2.2.1 HBA address rename設定サービスの設定」を参照し、HBA address rename設定サービスを起動してください。
【Linux】
「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.2.2.1 HBA address rename設定サービスの設定」を参照し、HBA address rename設定サービスを起動してください。
手動によるアップグレード
V13.2またはV13.3のHBA address rename設定サービスは、以下の手順でアップグレードを行ってください。
注意
アップグレードが完了するまで、本製品の他の操作を実行しないでください。
HBA address rename設定サービスのアップグレードは、マネージャーのアップグレード後に行ってください。
旧バージョンのHBA address rename設定サービスのアンインストール
「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition インストールガイド」を参照し、HBA address rename設定サービスをアンインストールしてください。
本バージョンのHBA address rename設定サービスのインストール
「2.3.2 インストール【Windows】」を参照して、本製品のインストーラを実行します。
参考
V13.2のHBA address rename設定サービスは、V13.2のクライアントのアンインストール時に同時に削除されます。V13.2のクライアントのアンインストールについては、V13.2の「Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Edition インストールガイド」を参照してください。
HBA address rename設定サービスのインストール方法については、「2.3 HBA address rename設定サービスのインストール」を参照してください。
また、HBA address rename設定サービスの設定については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.2.2.1 HBA address rename設定サービスの設定」を参照してください。