ここでは、本製品をインストールする際のソフトウェア条件について説明します。
本製品を使用する場合、以下の基本ソフトウェアが必要です。
ソフトウェア名 | 基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|---|
マネージャー【Windows】 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 マネージャーをクラスタで運用する場合は、Microsoft Failover Cluster(MSFC)を利用するため、Enterpriseが必要です。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 | |
マネージャー【Linux】 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。 必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。 |
エージェント【Windows】 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003, Standard Edition | SP2に対応します。 | |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 | |
エージェント【Hyper-V】 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
エージェント【Linux】 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。 |
エージェント【Solaris】 | Solaris(TM) 10 オペレーティングシステム | 05/09以降に対応します。 SANブートを使用する場合は、ファイバーチャネルカード用ドライバの製品マニュアル「SPARC Enterprise SAN Boot 環境構築ガイド」を参照してください。 |
エージェント【VMware】 | VMware(R) Infrastructure 3 | 本製品は、VMware ESXホスト上にインストールします。インストール操作は、VMware Service Consoleを利用してください。 (*1) |
エージェント【Xen】 | Citrix XenServer(TM) 5.5 | - |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 | |
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business | - | |
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition | SP2以降に対応します。 | |
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional | - | |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5.6 (for x86) | ドライバキット、アップデートキットなどの必須ソフトウェアがある場合は、それらを準備してください。 必須ソフトウェアについては、各サーバ用の取扱説明書、またはLinuxのインストールガイドを参照してください。 |
*1: VMware vSphere 4.0以前のVMwareESXiは管理対象サーバとして利用できません。
VMware vSphere 4.1以降のVMware ESXiも管理対象サーバとして利用できますが、VMware ESXiに本製品をインストールする必要はありません。
注意
【VMware】
無償版ライセンスのVMware ESXiは、管理対象サーバとして利用できません。
VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合は、適切なライセンスを購入してください。
管理クライアントに本製品のソフトウェアのインストールは必要ありませんが、以下の基本ソフトウェアが必要です。
基本ソフトウェア名(OS) | 備考 |
---|---|
Microsoft(R) Windows(R) 7 Professional | - |
Microsoft(R) Windows Vista(R) Business | - |
Microsoft(R) Windows(R) XP Professional Edition | SP2以降に対応します。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Standard (x86, x64) | Server Coreインストールオプションはサポートしていません。 |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard Edition | SP2以降に対応します。 |
ソフトウェア名 | 基本ソフトウェア名(OS) | パッチID/一括修正 |
---|---|---|
マネージャー【Windows】 | Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Standard x64 Edition | KB942589の修正プログラム (*1) |
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition | KB942589の修正プログラム (*1) | |
マネージャー【Linux】 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U09031 (5.3対応) | |
エージェント | ありません | - |
エージェント【Linux】 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U07121 (5.1対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U07121 (5.1対応) | |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for x86) | 一括修正 U06091 (Update4対応) | |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for x86) | Kernel Update kit (Update4/4.5/4.6/4.7/4.8対応) | |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) AS (v.4 for EM64T) | 一括修正 U06091 (Update4対応) | |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) ES (v.4 for EM64T) | Kernel Update kit (Update4/4.5/4.6/4.7/4.8対応) | |
エージェント【Solaris】 | ありません | - |
エージェント【VMware】 | ありません | - |
エージェント【Xen】 | ありません | - |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | ありません | - |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for x86) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 5 (for Intel64) | 一括修正 U09031 (5.3対応) |
*1: 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを、管理する場合に必要です。
本製品を使用する場合、以下のソフトウェアが必要です。
ソフトウェア名 | 必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|---|
マネージャー【Windows】 | ServerView Operations Manager for Windows (*1) | V4.20.25以降 | VIOM連携、RCコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。 |
V5.00以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。 | ||
Microsoft(R) LAN Managerモジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。 | |
BACS | - | 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。 | |
ServerView RAID (*1) | - | ローカルディスク(*3)でRAIDを構成している場合に必要です。 | |
ServerView Virtual-IO Manager | 2.1以降 | VIOMによるI/O仮想化を利用する場合に必要です。 | |
VMware vCenter Server | 2.0 | VMwareに対してVMゲストのサーバ間の移動を利用する場合に必要です。 | |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 | - | Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。 | |
Windows PowerShell | 2.0 | Hyper-Vに対してVMゲストのサーバ間の移動、VMメンテナンスモードの設定/解除を利用する場合に必要です。 | |
SNMP Service | - | - | |
SNMP Trap Service | - | - | |
DHCP Server (OS標準のサービス) | - | 管理サーバと異なるサブネットに属する管理対象サーバを管理する場合に必要です。 | |
ETERNUS SF Storage Cruiser | 14.2以降 | ESC連携によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。 | |
マネージャー【Linux】 | ServerView Operations Manager for Linux | V4.81.05以降 | RCコンソールからサーバ管理ソフトウェアのWeb UIを呼び出す場合に必要です。 |
V5.00以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する、またはシングルサインオンを使用する場合に必要です。 | ||
Microsoft(R) LAN Managerモジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。 | |
PRIMECLUSTER Enterprise Edition | 4.2A00以降 | 管理サーバでクラスタを構成する場合にどちらかのソフトウェアが必要です。 | |
PRIMECLUSTER HA Server | 4.2A00以降 | ||
PRIMECLUSTER GLS | - | 管理サーバの管理LANを冗長化する場合に必要です。 | |
net-snmpパッケージ | - | OSのインストール媒体に含まれています。 | |
ETERNUS SF Storage Cruiser | 14.2以降 | ESC連携によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。 | |
エージェント【Windows/Hyper-V】 | ServerView Agent for Windows (*1) | V4.50.05以降 | - |
"setupcl.exe"モジュール | - | バックアップ・リストア、クローニングを行う場合に必要です。 Microsoft社のWebサイトを参照して、最新版のモジュールを入手してください。 (*4) なお、Windows Server 2008は、OSにすでに設定済みのため、新たに入手する必要はありません。 | |
BACS | - | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 | |
ServerView RAID (*1) | - | ローカルディスク(*3)でRAIDを構成している場合に必要です。 | |
エージェント【Linux】 | ServerView Agent for Linux (*1) | V4.50.12以降 | - |
PRIMECLUSTER GLS (*1) | 4.2A00以降 | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 | |
ServerView RAID (*1) | - | ローカルディスク(*3)でRAIDを構成している場合に必要です。 | |
エージェント【Solaris】 | PRIMECLUSTER GLS | 4.2以降 | 管理対象サーバの管理LAN、業務LANを冗長化する場合に必要です。 |
ETERNUS SF Storage Cruiser | 14.2以降 | 管理対象サーバの運用サーバで、ESC連携によるサーバ切替えを使用する場合に必要です。 | |
エージェント【VMware】 | ServerView Agent for VMware (*1) | V4.30-20以降 | - |
ServerView RAID (*1) | - | ローカルディスク(*3)でRAIDを構成している場合に必要です。 | |
ServerView ESXi CIM Provider | 1.00以降 | VMware ESXiを管理対象サーバとして利用する場合に必要です。 | |
エージェント【Xen】 | ServerView Agent for Linux (*1) | V4.81-14以降 | - |
ServerView RAID (*1) | - | ローカルディスク(*3)でRAIDを構成している場合に必要です。 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | Microsoft(R) Internet Explorer | 7 | オンラインヘルプを表示する場合に必要です。 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | Firefox | 3 | オンラインヘルプを表示する場合に必要です。 |
*1: クラスタシステムへマネージャーをインストールする場合は、プライマリーノードとセカンダリノードに必要です。
*2: 以下のMicrosoft社のFTPサイトから入手してください。
Microsoft社のFTPサイト
URL: ftp://ftp.microsoft.com/bussys/clients/msclient/dsk3-1.exe (2011年8月時点) |
*3: ローカルディスクには、サーバの内蔵ディスクとストレージブレードを含みます。
*4: インストールするシステムのCPUアーキテクチャー(x86, x64)やOSのバージョンに応じて入手するファイルが異なります。入手するモジュールについてはMicrosoft社のWebサイトで確認してください。
Microsoft社のWebサイト
URL(x86): URL(x64): |
最新版のモジュールを入手後、インストールするシステムの作業用フォルダー(C:\tempなど)に配置し、展開してください。
展開方法については「2.2.1.1 ソフトウェアの準備と確認」を参照してください。
なお、配置したモジュールはエージェントのインストール後は必要ありません。
管理クライアントには、以下のソフトウェアが必要です。
必須ソフトウェア名 | バージョン | 備考 |
---|---|---|
Microsoft(R) Internet Explorer | 7 | - |
Java(TM) 2 Runtime Environment Standard Edition | (*1) | 管理クライアントで、ServerView Operations Managerの管理画面、またはVM管理画面を表示する場合に必要です。 |
VMware(R) Virtual Infrastructure Client | 2.0 | 管理クライアントで、管理対象サーバのVMwareや、VM管理製品との連携機能を利用する場合に必要です。【VMware】 |
VMware vSphere(TM) Client | 4.0 | |
Hyper-V Manager | - | 管理クライアントで、管理対象サーバのHyper-Vとの連携機能を利用する場合に必要です。【Hyper-V】 |
Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 VMM 管理者コンソール | - | 管理クライアントで、VM管理製品との連携機能を利用する場合に必要です。【Hyper-V】 |
XenCenter | - | 管理クライアントで、管理対象サーバのCitrix XenServerとの連携機能を利用する場合に必要です。【Xen】 |
*1: ServerView Operations Managerの管理画面を表示する場合は、ServerView Operations Managerのマニュアルを参照してください。
VM管理画面を表示する場合は、1.5以降が必要です。
参照
関連するServerView製品のインストールについて
"ServerView Operations Manager"のマネージャーへのインストールについては、注意事項があるので、「2.1.1.1 ソフトウェアの準備と確認」の「ServerView Operations Manager 4.X for Windowsの設定」を参照してください。
本製品は、以下の製品、およびリソースコーディネータ、リソースコーディネータベースエディション、リソースオーケストレータとは併用できません。
Systemwalker Resource Coordinator Virtual server Editionは、本製品の旧バージョンの名称です。本製品と併用できませんが、アップグレードが行えます。アップグレードについては、「第4章 旧バージョンからのアップグレード」を参照してください。
ソフトウェア名 | 製品名 |
---|---|
マネージャー【Windows】 | SystemcastWizard |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
ServerView Installation Manager (*1) | |
マネージャー【Linux】 | Server System Manager |
エージェント【Windows/Hyper-V】 | Server System Manager |
SystemcastWizard | |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
エージェント【Linux】 | Server System Manager |
SystemcastWizard | |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
エージェント【Solaris】 | Server System Manager(マネージャーだけ) |
エージェント【VMware】 | - |
エージェント【Xen】 | - |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | SystemcastWizard |
SystemcastWizard Professional | |
SystemcastWizard Lite | |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | Server System Manager |
*1: 本製品のマネージャーはPXEサーバを含むため、ServerView Installation Managerのリモートインストールに必要なPXEサーバとの併用はできません。
注意
本製品のマネージャーは、SystemcastWizard Professionalのコンポーネントを一部含んでいます。SystemcastWizardと同一サブネットに配置して運用できません。
また、SystemcastWizard Professional(以降、ScwPro)、またはSystemcastWizard Lite(以降、ScwLite)と、同一サブネットに配置する場合は、以下に注意してください。
ScwProとScwLiteを簡易DHCPサーバで運用し、ノンアグレッシブモードで使用してください。また、簡易DHCPで割り当てるIPアドレスのスコープ範囲が、本製品の管理対象サーバのIPアドレスと重複しないように設定してください。
本製品の管理対象サーバは、ScwProとScwLiteで同時に管理できません。
本製品に登録したサーバをScwProとScwLiteに登録しないでください。
複数のサーバを同時に操作する場合は、ScwProのマルチキャストIPアドレスの設定を変更し、本製品のマネージャーと重複しないようにしてください。
詳細については、ScwProとScwLiteに関する以下の技術情報を参照してください。
URL: http://software.fujitsu.com/jp/scw-dcw/tech/tech28.html (2011年8月時点) |
ActiveDirectoryのドメインコントローラーを管理サーバとする場合は、マネージャーのインストール後にドメインコントローラーに昇格させることで導入できます。
本製品のマネージャーは、DHCPサーバとPXEサーバの機能を含んでいます。
管理LAN上には、他のDHCPサーバやPXEサーバの機能を持った製品やサービスを配置しないでください。
DHCPサーバやPXEサーバを含む商品の例
Windows Server 2003の"リモート インストール サービス"、またはWindows Server 2008/Windows Server 2003の"Windows 展開サービス"
Windows Server 2003のADS(Automated Deployment Services)
Boot Information Negotiation Layer(BINLSVC)
ServerStart(リモートインストール機能利用時)
本製品のマネージャーは、TFTPサーバの機能を含んでいます。
マネージャー上では、OS標準のTFTPサービスを使用しないでください。
【Windows】
ドメインタイプによって、バックアップ・リストア、クローニング、およびバックアップ・リストア方式のサーバ切替えが利用できない場合や、管理対象サーバ上で追加の操作が必要になる場合があります。
ドメインタイプ | バックアップ・リストア | クローニング | バックアップ・リストア方式のサーバ切替え |
---|---|---|---|
ドメインコントローラー | × | × | × |
メンバーサーバ (*1) | △ (*2) | △ (*2、*3) | △ (*2、*4) |
ワークグループ | ○ | ○ | ○ |
○: 利用できます。
△: 追加の操作が必要です。
×: 利用できません。
*1: Windows NTドメインまたはActive Directoryのメンバーサーバです。
*2: 操作のあとにWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。
*3: クローニングマスタを採取する前に、Windows NTドメインまたはActiveDirectoryに参加していない状態にしてください。
*4: 自動リカバリを利用して切り替えた場合も、業務を開始する前にWindows NTドメインまたはActive Directoryに参加し直してください。
ドメインタイプがドメインコントローラーの場合、ドメインコントローラーに昇格した状態ではエージェントをインストールできません。
ドメインタイプがメンバーサーバ、ワークグループの場合、Administrators(権限)グループに所属するローカルアカウントでログインしている状態の場合、エージェントをインストールできます。
本製品を新規にインストールする場合、以下の静的ディスク容量が必要です。
ディスク容量は、確認する環境の違いに応じて、多少変動します。
ソフトウェア名 | フォルダー | ディスク容量(単位 : Mバイト) |
---|---|---|
マネージャー【Windows】 | インストールフォルダー (*1) | 800 |
マネージャー【Linux】 | /opt | 570 |
/etc/opt | 4 | |
/var/opt | 120 | |
エージェント【Windows/Hyper-V】 | インストールフォルダー (*1) | 100 |
エージェント【Linux/Solaris/VMware/Xen】 | /opt | 95 |
/etc/opt | 5 | |
/var/opt | 5 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | インストールフォルダー (*1) | 75 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | /opt | 90 |
/etc/opt | 1 | |
/var/opt | 3 |
*1: 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
C:\Program Files\Resource Coordinator VE
本製品を使用する場合、以下の動的ディスク容量が必要です。
各フォルダーには静的ディスク容量に加え、以下のディスク容量が必要です。
ソフトウェア名 | フォルダー | ディスク容量(単位 : Mバイト) |
---|---|---|
マネージャー【Windows】 | インストールフォルダー (*1) | 2400 + 管理対象サーバ数 * 4 |
環境データ格納域 | ||
イメージファイル格納フォルダー (*2) | イメージファイル格納域 | |
マネージャー【Linux】 | /etc | 2 |
/var/opt | 2400 + 管理対象サーバ数 * 4 | |
環境データ格納域 | ||
イメージファイル格納ディレクトリ (*2) | イメージファイル格納域 | |
エージェント【Windows/Hyper-V】 | インストールフォルダー (*1) | 60 |
エージェント【Linux/Solaris/VMware/Xen】 | /etc | 1 |
/var/opt | 1 | |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | インストールフォルダー (*1) | 60 |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | /etc | 1 |
/var/opt | 60 |
*1: 本ソフトウェアのインストール時に指定するインストールフォルダー名です。
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
C:\Program Files\Resource Coordinator VE
*2: 本ソフトウェアのインストール時に指定するイメージファイル格納フォルダー(ディレクトリ)名です。
【Windows】
WindowsがC:\にインストールされている場合のデフォルトは以下のとおりです。
C:\Program Files\Resource Coordinator VE\ScwPro\depot
【Linux】
デフォルトは以下のとおりです。
/var/opt/FJSVscw-deploysv/depot
環境データ格納域
環境データ格納域は、電力監視を利用する場合に必要な領域です。
環境データ格納域は、電力採取対象装置から採取した環境データやそれらを集計したデータを格納する領域として、管理サーバのインストールフォルダーを使用します。
環境データ格納域として必要な容量は、登録する電力採取対象装置の数、ポーリング間隔、および環境データの保存期間から決定されます。
設定値については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「3.4.1 電力監視環境の設定値」を参照してください。
以下の計算式を元に見積ってください。
必要容量(MB) = (詳細値の保存期間(月) * 6 / ポーリング間隔(分) + 10) * 3 * 電力採取対象装置の数 |
イメージファイル格納域
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを行う場合に必要な領域です。
イメージファイル格納域は、バックアップやクローニングを使用して採取する管理対象サーバのイメージファイル(システムイメージ、クローニングマスタ)を格納する領域として、管理サーバ上に確保します。
注意
イメージファイル格納域は、管理サーバのローカルディスクまたはSANストレージに作成してください。ネットワークドライブ上のフォルダーや、ネットワーク上の他のマシンの共有フォルダー(NFS、SMBなど)、UNC形式のフォルダーは指定できません。
イメージファイル格納域として必要な容量は、"システムイメージの格納域として必要な容量"、"クローニングマスタの格納域として必要な容量"、"一時的な作業領域として必要な容量"を合計した値です。
以下の計算式のとおり、それぞれの格納域に必要な容量を元に見積ってください。
以下の手順で、イメージファイル格納域として必要な容量を見積ります。
イメージファイルのサイズを算出します。
上記のA.~C.の必要容量を見積るための基礎データになるイメージファイルのサイズを算出します。
算出方法を以下に示します。
イメージファイルのサイズ = 管理対象サーバ1台のディスク使用量 * 圧縮率 |
同一ソフトウェア構成のシステム構築実績がある場合、そのシステムのディスク使用量(1つのディスクを複数の区画に分割している場合、各区画の使用量の合計)を用います。
ディスク使用量については、OSの機能を利用して確認してください。
同一ソフトウェア構成での構築実績がない場合、各ソフトウェアのインストールガイドなどに記載されたディスク容量から算出します。
OS部分については、「測定例」を参考にしてください。
管理対象サーバのディスクの使用域をイメージファイルとして管理サーバ上に格納する際の圧縮率です。
ファイルの内容によりますが、一般的に50%程度が期待できます。すでに圧縮済みのファイル(ソフトウェアのインストール媒体や画像データなど)が多い場合は、全体の圧縮率が低くなります。
OS部分については、「測定例」を参考にしてください。
OSインストール直後のディスク使用量と圧縮率の測定例を以下に示します。
例
測定例
Windows Server 2003の場合
ディスク使用量: 1.9GB=>圧縮後: 0.9GB 圧縮率: 0.9/1.9 = 47%
システムイメージの格納域として必要な容量を算出します。
システムイメージの格納域は、バックアップを行う場合に必要な領域です。システムイメージをバックアップする管理対象サーバごとに容量を確保してください。
バックアップを行わない場合は必要ありません。
システムイメージの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。システムイメージのバックアップを行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を必要な容量にしてください。
システムイメージの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ * 世代数 |
システムイメージの世代数です。デフォルトではシステムイメージを3世代まで管理できます。
ポイント
システムイメージの保存世代数を減らすことで、システムイメージの格納域として必要な容量を減らすことができます。
システムイメージの保存世代数の変更方法については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.3.1.3 システムイメージの保存世代数の変更」を参照してください。
システムイメージをバックアップするサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
(3.0 * 3) + (1.6 * 3) + (1.6 * 3) = 18.6 (GB)
クローニングマスタの格納域として必要な容量を算出します。
クローニングマスタの格納域は、クローニングを行う場合に必要な領域です。クローニングマスタを採取する管理対象サーバごとに容量を確保してください。
クローニングを行わない場合は必要ありません。
クローニングマスタの格納域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。クローニングマスタの採取を行う管理対象サーバごとに、以下の計算式で見積りを行い、その合計を見積りサイズにしてください。
クローニングマスタの格納域として必要な容量 = イメージファイルのサイズ * 世代数 |
クローニングマスタの世代数です。デフォルトではクローニングマスタを3世代まで管理できます。
ポイント
クローニングマスタの保存世代数を減らすことで、クローニングマスタの格納域として必要な容量を減らすことができます。
クローニングマスタの保存世代数の変更方法については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「6.3.1.3 システムイメージの保存世代数の変更」を参照してください。
クローニングマスタを採取するサーバとして、A、Bの2台の管理対象サーバがあり、それぞれのディスク使用量と圧縮率を以下の値と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
(3.0 * 3) + (1.6 * 3) = 13.8 (GB)
一時的な作業領域として必要な容量を算出します。
一時的な作業領域は、システムイメージまたはクローニングマスタの採取時に、採取完了まで前の世代を保持するために一時的に必要な領域です。
バックアップやクローニングを行わない場合は必要ありません。
一時的な作業領域として必要な容量は、手順1.で算出したイメージファイルのサイズを元に算出します。
各管理対象サーバのイメージファイルの中で最大のサイズになる値を、イメージファイル最大サイズとし、以下の計算式で見積ってください。
一時的な作業領域として必要な容量 = イメージファイル最大サイズ * イメージファイル採取多重度 |
イメージファイル採取多重度は、1台の管理サーバの管理下にある複数の管理対象サーバに対して、イメージファイル採取(システムイメージのバックアップ、クローニングマスタの採取)の操作を最大でどれだけ同時に実行するかという運用設計から見積ります。ただし、管理サーバの負荷を抑えるため、本製品が4多重を超えないよう制御するため、多重度は最大で4となります。
システムイメージまたはクローニングマスタを採取するサーバとして、A、B、Cの3台の管理対象サーバがあり、それぞれのイメージファイルのサイズは以下のとおりです。イメージファイル採取多重度を3と見込んだ場合の例を示します。
例
見積り例
サーバA - イメージファイルのサイズ : 3.0GB (ディスク使用量: 6.0GB、圧縮率 50%)
サーバB - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
サーバC - イメージファイルのサイズ : 1.6GB (ディスク使用量: 4.0GB、圧縮率 40%)
3.0 * 3 = 9.0 (GB)
手順2.~4.で算出した必要容量を元に、イメージファイル格納域として必要な容量を算出します。
手順2.~4.で算出した"A. システムイメージの格納域として必要な容量"、"B. クローニングマスタの格納域として必要な容量"、"C. 一時的な作業領域として必要な容量"の合計を算出します。
本製品を使用する場合、以下のメモリ容量が必要です。
ソフトウェア名 | メモリ容量(単位 : Mバイト) | 備考 |
---|---|---|
マネージャー【Windows】 | 3072 | - |
マネージャー【Linux】 | 3072 | - |
エージェント【Windows/Hyper-V】 | 32 | - |
エージェント【Linux】 | 32 | - |
エージェント【Solaris】 | 48 | - |
エージェント【VMware】 | 32 | - |
エージェント【Xen】 | 32 | - |
HBA address rename設定サービス【Windows】 | 32 | - |
HBA address rename設定サービス【Linux】 | 128 | - |
管理クライアントとして、以下のメモリ容量が必要です。
ソフトウェア名 | メモリ容量(単位 : Mバイト) | 備考 |
---|---|---|
Microsoft(R) Internet Explorer | 512 | - |