dlofentryコマンドが条件付正常終了したときの対処方法について説明します。
dlofentryコマンドが条件付正常終了する。
以下の状況で、ロードコマンドが条件付正常終了します。
入力ファイルが資源管理に登録されている(抽出可能な状態になっている)。かつ、
以下のいずれかを満たす。
資源管理ログファイル(注1)に正常に出力できていない。または、
資源管理調査用ログファイル(注2)に正常に出力できていない。または、
コマンド結果ファイル(注3)に正常に出力できていない。
注1)資源管理ログファイルの出力先は、資源管理動作環境定義ファイルのDE_SYSLOGFILEパラメタで指定します。
注2)資源管理調査用ログファイルの出力先は、資源管理動作環境定義ファイルのDE_USRLOGFILEパラメタで指定します。
注3)コマンド結果ファイルの出力先は、ロードコマンド(dlofentry)の引数で「result_file=コマンド結果ファイル名」の形式で指定します。
以下のいずれかの対処を行ってください。
“導入ガイド”の“ロードサーバセットのファイル・ディレクトリサイズ見積もり式”を参照して、資源管理動作環境定義ファイルのDE_SYSLOGFILEパラメタと、DE_USRLOGFILEパラメタで指定しているパスのディスクの空き容量が十分か確認してください。
資源管理動作環境定義ファイルのDE_SYSLOGFILEパラメタと、DE_USRLOGFILEパラメタで指定しているパスに、ロードコマンドを実行したユーザーの書き込み権限が付与されていることを確認してください。
以下の条件でロードコマンドを多重で実行していないか確認してください。
同一のコマンド結果ファイル名を複数の実行で指定している。かつ、
コマンド結果ファイルの書き込みモードを新規作成に指定または省略している。
ロードコマンド(dlofentry)の引数でコマンド結果ファイル名を指定している場合、そのパスに、ロードコマンドを実行したユーザーの書き込み権限が付与されていることを確認してください。
参考
ロードコマンドが条件付正常終了した場合、入力ファイルの登録は正常に完了しています。そのため、ロードコマンドを再実行する必要はありません。