DSSで作成したファイルシステムをマウントする時に発生したトラブル、および対処方法について説明します。
DSSサーバを再起動するとDSSファイルシステムがマウントできなくなる。
DSSサーバのホスト名を管理パーティション作成後に変更していた場合、本現象が発生していると判断できます。
管理パーティション作成後にホスト名を変更すると、管理パーティション上に登録されているホスト名と自身のホスト名との不整合が発生するため、DSS管理デーモン(sfcfrmd)の起動に失敗します。
DSS管理デーモンがDSSファイルシステムの操作を行うため、管理パーティション作成後にホスト名を変更すると、DSSファイルシステムがマウントできなくなります。
次の手順に従い、管理パーティションに登録されているホスト名を変更してください。
DSSサーバのホスト名を変更前に戻す
DSSサーバを再起動してDSSの管理デーモンを起動する
変更後のホスト名を/etc/hostsに登録する
sfcadm(8)を使用し、ファイルシステムに登録されているホスト名を変更する
sfcadm -h 現ホスト名 変更後ホスト名 <Enter>
DSSサーバのホスト名を変更し、DSSサーバを再起動する
参照
DSSサーバの再起動は、DSSサーバを停止後、DSSサーバを起動します。DSSサーバの停止と起動については、”運用ガイド”の”DSSサーバの停止”および”DSSサーバの起動”を参照してください。
sfcadm(8)の詳細は“コマンドリファレンス”を参照してください。