名前
形式
sfcmntstat [ mount_point... ]
機能説明
sfcmntstat は、マウントポイント mount_pointで指定された DSS ファイルシステムの、DSS サーバの状態とプライマリ DSS サーバに接続している DSS クライアントの状態を出力します。
引数を指定しない場合は、マウントされているすべてのDSSファイルシステムの情報を出力します。
オプション
以下のオプションが指定できます。
情報を出力したいファイルシステムを指定します。
使用例
sfcmntstat <Enter>
MountPoint /mnt/fs1
Device /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370106
SV MDS host1:9420 Active
SV MDS host2:9420 Standby
SV AC host1 Normal
SV AC host2 Normal
CL AC host3 Disconnecting
CL AC host4 Disconnecting
MountPoint /mnt/fs2
Device /dev/disk/by-id/scsi-1FUJITSU_300000370107
SV MDS host1:9421 Active
SV MDS host2:9421 Standby
SV AC host1 Normal
SV AC host2 Normal
関連項目
sfcrscinfo(8), sfcumount(8), sfcumntgl(8)
注意事項
本コマンドは、スーパーユーザーだけ実行可能です。
DSS クライアントのアンマウントが完了する前に、DSS サーバで sfcumount(8), sfcumntgl(8) を実行してすべての MDS を停止すると、DSS クライアントでファイルシステムが閉塞します。DSS サーバで sfcumount(8)、 sfcumntgl(8) を実行する前に、本コマンドを用いて DSS クライアントの接続状態を確認してください。
表示項目の見出しと意味
表示項目とその内容と意味を以下に示します。
マウントポイント
代表パーティション
マウントポイントに対するDSS サーバ(MDS)の状態
情報種別: SV MDS(SV は DSS サーバを示す)
ホスト名
接続ポート番号
状態
Active:プライマリMDSとして接続している状態
Standby:セカンダリMDSとして接続している状態
NotConnect:接続されていない状態
Active な DSS サーバ(MDS)に接続しているクライアント(AC)の状態
情報種別:{SV|CL}AC(SV は DSS サーバ、CL は DSSクライアントを示す)
ホスト名
状態
Normal:通常マウントの状態
Disconnecting:切断処理中の状態