カテゴリ定義機能は、カテゴリ定義画面とカテゴリ定義コマンドから構成されています。
カテゴリ定義画面
カテゴリの追加・編集・削除を行うGUIツールです。クライアントPC上で動作します。
利用者はカテゴリ定義画面を使ってカテゴリの追加・編集・削除を行い、結果をカテゴリ定義ファイルに出力します。カテゴリ定義ファイルは、「CategoryExec.xml」というファイル名で以下のディレクトリに作成されます。カテゴリ定義ファイルはFTPなどを使用して資源管理機能のサーバに転送します。
OSがWindows XPの場合
例
C:\Documents and Settings\[ユーザー名]\My Documents\Interstage Information Storage\CategoryFiles\etc\CategoryExec.xml
OSがWindows VistaまたはWindows 7の場合
例
C:\Users\[ユーザー名]\Documents\Interstage Information Storage\CategoryFiles\etc\CategoryExec.xml
注意
上記例は、ディレクトリが標準の設定の場合の例です。
マイドキュメントのディレクトリが変更されている場合には、パスが異なります。
カテゴリ定義画面が出力した、カテゴリ定義ファイルの内容を資源管理に適用するコマンドです。
カテゴリ定義コマンド(ddsdefコマンド)を実行することで、カテゴリ定義画面で行った操作が資源管理に適用されます。
カテゴリ定義画面で設定する情報を以下に示します。
カテゴリ情報
定義するカテゴリ名、カテゴリで管理するデータ形式、蓄積データファイルの有効期限、バックアップの有無などを設定します。
ファイル名構成情報
蓄積データファイル名、バックアップ蓄積データファイル名を構成する要素、ファイル名の書式を設定します。
格納先情報
蓄積データファイル、およびバックアップ蓄積データファイルの格納先ディレクトリ、ディレクトリの有効期限、優先度などを設定します。
CPMキーの情報
CPMキーに指定する項目名、CPMキーの値の属性(数値、文字、全角・半角文字など)、CPMキーのとりうる長さなどを設定します。
参照
カテゴリ定義画面、各設定情報の詳細については、“運用ガイド”の“カテゴリ定義機能の概要”を参照してください。
カテゴリ定義コマンドを実行し、カテゴリ定義画面で作成したカテゴリ定義を資源管理に反映します。
カテゴリ定義コマンドの実行はddsdefコマンドで行います。
ddsdefコマンドの引数にカテゴリ定義ファイル「CategoryExec.xml」を指定する例を示します。
ddsdef def_file=/DATA/CategoryExec.xml
参照
カテゴリ定義コマンドのパラメタ詳細については、“コマンドリファレンス”の“ddsdef”を参照してください。