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PowerReplication V4.0L11 PowerReplicationユーザーズガイド V4.0

7.8 動作環境情報/構成情報の復元コマンド

PowerReplicationの動作環境情報と構成情報を復元します。
このコマンドは、レプリケーションサービスの停止後に実行してください。



復元時に -s オプションを指定しない場合、すでに存在するレプリケーション共通情報はすべて置き換えられ、復元対象外のDBMSの構成定義ファイルは初期化されます。また、コマンドが異常終了した場合にも削除されることがあります。


コマンドが正常終了すると、スケジュールの状態は停止状態となります。コマンドの終了後、同期方式が差分方式のレプリケーショングループは、更新情報の取得が停止され、更新情報ファイルは再作成(初期化)されます。


コマンド実行時、レプリケーションサービスの構成情報が正常に復元されると、続いて実資源との整合性検査が行われます。ここで不整合が検出された場合、該当のレプリケーション定義が定義不整合の状態となり、コマンド実行結果として所定のメッセージが通知されます。この場合には、利用者はレプリケーションマネージャで該当の定義の状態を確認して再作成してください。


コマンドが異常終了した場合、動作環境が置き換えられ、動作環境と構成情報が不整合の状態になります。その場合、エラー要因を取り除き、再度実行してください。


rprstdefコマンドは退避したサーバと同じIPアドレス名のサーバで行ってください。異なるサーバで復元した場合、レプリケーションサービスは動作しません。