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Interstage Application Development Cycle Manager V10.2 インストールガイド
Interstage

2.5.2 Webアプリケーションの配備

以下のWebアプリケーションを配備します。

Webアプリケーション

説明

iasmcore102.war

ライフサイクル管理機能を提供します。

また、ユーザー認証およびロール管理など、リポジトリへの接続を管理します。

iscm102.war

ソフトウェア構成管理機能および検索機能を提供します。

idms102.war

ドキュメント管理機能を提供します。

ilcm102.war

ライフサイクル管理機能とInterstage BPMとの連携機能を提供します。


warファイルは、<Interstage Application Development Cycle Managerのインストールディレクトリ>/webapps ディレクトリ配下に格納されています。


Webアプリケーションの配備は以下の手順で行います。


1. Interstage管理コンソールにログオンする

Webブラウザから以下のURLを指定してInterstage管理コンソールを起動し、ログオンします。

http://<ホスト名>:<ポート番号>/IsAdmin/

または

https://<ホスト名>:<ポート番号>/IsAdmin/

デフォルトの設定でインストールした場合は、https://<ホスト名>:12000/IsAdmin/です。


Interstage管理コンソールを表示できない場合、Interstage Application Serverのインストール後にシステムをリブートしたかどうか確認してください。マシン起動時にInterstageおよびInterstage管理コンソールが起動します。


2. ワークユニットを作成する

例:新しいワークユニット「IADM」を作成する場合

  1. 左側のツリーから、[Interstage管理コンソール] > [Interstage Application Server] > [システム] > [ワークユニット]と順に選択します。

  2. 右側のページで[新規作成]タブを開きます。

  3. ワークユニット名「IADM」を指定します。

  4. 詳細設定[表示] > IJServer設定[表示]と順にクリックし、IJServer設定の項目を表示します。

  5. IJServerタイプ[Webアプリケーションのみ運用]を選択します。

  6. [作成]ボタンをクリックします。

  7. 左側ツリーの[ワークユニット]の下に新しいワークユニット[IADM]が表示されます。


3. ワークユニットの環境設定を行う

例:ワークユニット「IADM」の環境設定を行う場合

  1. 左側のツリーで、ワークユニット[IADM]を選択します。

  2. 右側のページで[環境設定]タブを開きます。

  3. [ワークユニット設定]セクションで、[アプリケーション最大処理時間]の値を「0」に設定します。

  4. [Servletコンテナ設定]セクションで、[タイムアウト]の値を「4000」に設定します。

  5. [適用]ボタンをクリックします。


4. Webアプリケーションを配備する

例:ワークユニット「IADM」に「iasmcore102.war」、「iscm102.war」、「idms102.war」、「ilcm102.war」を配備する場合

  1. 左側のツリーで、ワークユニット[IADM]を選択します。

  2. 右側のページで[配備]タブを開きます。

  3. [ファイルをアップロードして配備する]を選択し、[参照]から配備するWebアプリケーション「iasmcore102.war」を指定します。

  4. [配備]ボタンをクリックして配備します。

  5. 同様の手順で、「iscm102.war」、「idms102.war」、「ilcm102.war」を配備します。


5. ワークユニットを起動する

例:ワークユニット「IADM」を起動する場合

  1. 左側のツリーで、ワークユニット[IADM]を選択します。

  2. 右側のページで[操作]タブを開きます。

  3. [起動]ボタンをクリックしてワークユニットを起動します。