「実行者の取得」Java Actionを使用して、アクティビティを完了したユーザの名前をUDAに格納することができます。
このJava Actionは、Activityノード、Voting ActivityノードおよびCompound Activityノードの終了アクションとして使用されます。
前提条件は以下です。
プロセス定義に、実行者名を格納できるUDAがある。
実行者名をUDAに格納する方法について説明します。
Activityノード、Voting ActivityノードまたはCompound Activityノードを選択し、[プロパティ]ビューを表示します。
[アクションセット]タブ、[終了アクション]タブを選択し、 [追加]をクリックします。[アクションタイプリスト]ダイアログが表示されます。
[サーバアクション]を展開し、[実行者の取得]をダブルクリックします。
[実行者の取得]ダイアログで、Java Actionのアクション名とノートを入力します。
[ターゲットUDA]で、実行者の名前を格納するUDAを選択します。
図11.14 実行者名のUDAへの格納
[OK]をクリックします。
注意
補償アクションを使用してこのアクションを補償する必要はありません。このアクションによって実行された変更は、Systemwalker Runbook Automation内に限定されており、プロセスインスタンスがエラー状態になった後ロールバックされるからです。補償アクションの詳細については、「11.1.7 Java Actionのエラー処理」を参照してください。