プロパティを使用すると、プロセス定義、ノードおよび矢印を指定できます(プロパティとそのシンボルの詳細については、「1.5 プロパティシンボル」を参照)。
プロセス定義エディタでは、デフォルトで自動的にプロパティが表示されます。[プロパティ]ビューで、プロセス定義やノードのプロパティを変更した場合、そのプロパティに応じてプロパティシンボルを表示します。
プロパティシンボルは、プロセス定義、ノードまたは矢印のどれに割り当てられているかにより、異なる場所に配置されます。
プロセス定義シンボル:プロセス関連シンボルは、プロセス定義エディタの左上に表示されます。プロセス定義の名前には、下線が引かれます。以下の例は、アクション、タイマー、エラーアクションおよびトリガが定義されたプロセス定義です。
図2.13 プロセス定義のプロパティシンボルの表示

例では、プロパティシンボルが左から右に表示されています。
NO. | シンボル | 意味 |
|---|---|---|
1 |
| アクションが定義されています。アクションシンボルが2つある場合、所有者アクションまたは初期化アクションが1つと、完了アクションが1つ定義済みです。 |
2 |
| タイマーがプロセス定義に定義されています。 |
3 |
| プロセス実行時のエラーを処理するために、1つ以上のアクションが定義されています。 |
4 |
| トリガがプロセス定義に定義されています。 |
ノードシンボル:ノード関連のシンボルは、ノード内に配置されます。以下の例は、Javaエージェントが割り当てられたActivityノードです。Activityノードに用意されているすべてのプロパティ(トリガ、タイマー、エラーアクション、およびフォーム)が設定されています。
図2.14 Activityノードのプロパティシンボルの表示

例では、プロパティシンボルが左上から右下に表示されています。
1 |
| このシンボルは、ActivityノードにJavaエージェントを割り当てたことを示します。 |
2 |
| このシンボルは、少なくとも1つのロールまたは開始アクションがActivityノードに定義されていることを示します。このアクションは、Activityノードが初期化されたときに実行されます。 |
3 |
| このシンボルは、期限またはタイマーがActivityノードに定義されていることを示します。 |
4 |
| このシンボルは、1つ以上のフォームがActivityノードに定義されていることを示します。 |
5 |
| このシンボルは、エラーアクションがActivityノードに定義されていることを示します。 |
6 |
| このシンボルは、1つ以上のトリガがActivityノードに定義されていることを示します。 |
7 |
| このシンボルは、少なくとも1つの終了アクションがActivityノードに定義されていることを示します。このアクションは、Activityノードが完了したときに実行されます。 |
注意
ノードのアクションシンボルは、開始アクションまたはロールアクション(アクティビティを初期化するため)、および終了アクション(アクティビティを完了するため)を定義した場合にのみ表示されます。