「アンインストールと管理(ミドルウェア)」は、富士通ミドルウェア製品共通のツールです。
インストールされている富士通ミドルウェア製品情報の管理や製品のアンインストーラを起動します。
Systemwalker Runbook Automationは、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」に対応しています。
Systemwalker Runbook Automationを以下のサーバにインストールする際、最初に「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされ、以降、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」により、富士通ミドルウェア製品のインストール/アンインストールの制御が行われます。なお、既に「アンインストールと管理(ミドルウェア)」がインストールされている場合は、インストール処理は行いません。
管理サーバ
連携サーバ/中継サーバ
業務サーバ
ここでは、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」のアンインストール方法や注意事項について説明します。
Systemwalker Runbook Automationをアンインストールする場合、「アンインストールと管理(ミドルウェア)」からアンインストールを行ってください。
本ツールは、Systemwalker Runbook Automation以外に他の富士通ミドルウェア製品情報も含めて管理しています。どうしても必要な場合を除いて、本ツールをアンインストールしないでください。
誤ってアンインストールしてしまった場合は、下記手順に従い再度インストールしてください。
【Windows】
インストール対象マシンにAdministratorsグループに所属するユーザー名でログオンするか、管理権限を持つアカウントに切り替えます。
“Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.1.0A)”のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
インストールコマンドを実行します。
DVD-ROMのマウントポイント\CIRインストーラroot\cirinst.exe
【Linux】
インストール対象マシンにスーパーユーザーでログインするか 管理権限を持つユーザーに切り替えます。
“Systemwalker Runbook Automation V14g メディアパック (14.1.0A)”のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
インストールコマンドを実行します。
# DVD-ROMのマウントポイント/CIRインストーラroot/cirinst.sh
本ツールをアンインストールする場合は、以下の手順で行ってください。
「アンインストールと管理(ミドルウェア)」を起動して他の富士通ミドルウェア製品が残っていないか確認します。起動方法は以下のとおりです。
【Windows】
「スタート」ボタン -「全てのプログラム」-[Fujitsu]-「アンインストールと管理(ミドルウェア)」をクリックします。
【Linux】
/opt/FJSVcir/cir/bin/cimanager.sh -c
-c:コマンドインターフェース
注意)コマンドのパスに空白を含めると起動に失敗しますので、空白を含むディレクトリに移動させないでください。
インストールされている富士通ミドルウェア製品が何もない場合、下記のアンインストールコマンドを実行します。
【Windows】
%SystemDrive%\FujitsuF4CR\bin\cirremove.exe
【Linux】
# /opt/FJSVcir/bin/cirremove.sh
“本ソフトウェアは富士通製品共通のツールです。本当に削除しますか?[y/n]:”と表示されたら、「y」を入力して継続します。
数秒ほどでアンインストールが完了します。
アンインストール完了後、以下のディレクトリおよびその配下のファイルが残りますので削除します。
【Windows】
%SystemDrive%\FujitsuF4CR
【Linux】
/var/opt/FJSVcir