記述形式
cfmg_importlserver -user <ユーザID> -org <組織ID> -lserver <L-Server名> [-image <イメージ名>] [-os <ソフトウェアID>] [-vmpool <VMプール名>] [-storagepool <ストレージプール名>] [-host <ホスト名>]
機能説明
指定したL-Server名のL-Serverを本製品のシステムとして取りこみます。
オプションの説明
オプション | 説明 |
---|---|
-user | 取り込むシステムに設定するユーザIDを指定します。 |
-org | 取り込むシステムに設定する組織IDを指定します。 |
-lserver | 取り込み対象のL-ServerのL-Server名を指定します。 L-Serverがフォルダ配下に存在する場合は、絶対パス表記で指定する必要があります。取り込むことができるのは1階層目までのフォルダ配下のL-Serverのみです。2階層以上のフォルダ配下のL-Serverを取り込む場合は、ServerView Resource OrchestratorのRCコンソールであらかじめ1階層以下の位置にL-Serverを移動してください。 L-Serverがルート直下に存在する場合は、先頭の「/」は省略可能です。 |
-image | 取り込むL-Serverにイメージ情報を設定したい場合にイメージ名を指定します。 指定しなかった場合は、デフォルトのイメージ情報が利用されます。 ソフトウェア情報やパッチ情報を管理したい場合は、「1.3.3 イメージ情報の登録(cfmg_addimageinfo)」コマンドで、あらかじめイメージ情報を登録してから、本コマンドに指定してください。 クローニングマスタが存在しない場合には、「1.3.3 イメージ情報の登録(cfmg_addimageinfo)」コマンドに-nオプションを指定して、ダミーのイメージ情報を登録してください。 |
-os | 取り込むL-Serverに設定するOSのソフトウェア情報のソフトウェアIDを指定します。 -imageオプションを指定している場合は、指定しても無視されます。 OS以外のソフトウェア情報を指定することはできません。 本オプションおよび-imageオプションの両方を省略した場合は、以下のOSの情報が設定されます。 ・「Windows Server 2008 Foundation (32bit)」 ソフトウェアIDは、「1.2.1 ソフトウェア情報の一覧表示(cfmg_listsoft)」コマンドで参照することができます。 |
-vmpool | 取り込むL-Serverに設定するVMプール名を指定します。 VMプール名は絶対パス表記で指定する必要があります。 指定しなかった場合は、VMプール名は設定されません。 Systemwalker Service Catalog Managerの課金機能を利用している場合、指定しないとVMプールに関連するCPUやメモリに対する課金計算を行うことができません。 |
-storagepool | 取り込むL-Serverに設定するストレージプール名を指定します。 ストレージプール名は絶対パス表記で指定する必要があります。 複数のディスクが存在する場合は、ディスク番号の順番にカンマ区切りで指定してください。 指定したストレージプール名よりも、ディスク数が多い場合、余ったディスクには、最後尾に指定したストレージプール名が設定されます。 指定しなかった場合は、ストレージプール名は設定されません。 Systemwalker Service Catalog Managerの課金機能を利用している場合、指定しないとストレージプールに関連するディスクに対する課金計算を行うことができません。 |
-host | 取り込むL-Serverに設定するホスト名を指定します。 指定しなかった場合は、ホスト名生成方式に従って自動生成されます。 |
出力形式
復帰値が0の場合、システムID、テンプレートIDを出力します。
復帰値が0以外の場合、エラーメッセージを出力します。
注意事項
1システムに対して1サーバのみ取り込むことができます。
本コマンドで生成されたシステムテンプレートは、管理者ビューでは表示されません。
「1.8.1 テンプレート情報の一覧表示(cfmg_listtemplate)」コマンドおよび「1.3.2 イメージ情報の一覧表示(cfmg_listimageinfo)」コマンドに、-aオプションを指定することにより表示することができます。
ディスクインデックスが2の拡張ディスクを取り込むことはできません。
NICがないL-Serverを取り込むことはできません。
使用例
コマンドの使用例を示します。
C:\>C:\Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG\bin\cfmg_importlserver -user user3 -org div3 -lserver lsv3 <?xml version="1.0" encoding="Windows-31J"?> <result> <templateId>template-12fe41c4b58</templateId> <vsysId>div3-WCJHJJO0R</vsysId> </result>