注意
本手順によりバッチファイルを、タスクスケジューラを使用して起動させた場合、バッチファイルが実行されている間、コマンドプロンプトが表示されます。このコマンドプロンプトは閉じないでください。
まず、「ベースバックアップ」を定期的に取得するように設定します。
コマンドを定期的に実行する仕組みは、Windowsのタスクスケジューラを使用します。タスクスケジューラの設定方法の詳細は『Windowsのヘルプ』を参照してください。
ここでは、例として「毎月1日、3:00AM」にバックアップを実施する設定手順を説明します。
Windowsの[スタート]メニューから、[管理ツール]-[タスクスケジューラ]で、タスクスケジューラを起動します。
タスクを階層管理する場合、次の手順でフォルダを作成します。
タスクスケジューラのメニューで[操作]-[新しいフォルダー]を選択し、表示されたダイアログボックスで任意のフォルダ名を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
作成されたフォルダを選択し、タスクスケジューラのメニューで[操作]-[新しいフォルダー]を選択し、フォルダを作成することで、さらに深い階層とすることができます。
(例)「Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG」という階層でフォルダを作成
ポイント
タスクスケジューラ上でフォルダを作成し、タスクを階層管理することができます。複数のタスクを登録する必要がある場合など、フォルダを作成することでタスクの管理を効率よく行うことができます。
タスクスケジューラのメニューで[操作]-[基本タスクの作成]を選択し、「基本タスクの作成ウィザード」を表示します。
ポイント
任意のフォルダを選択してからこれ以降の操作を行うと、そのフォルダ配下にタスクが登録されます。フォルダを選択しなければ、「タスク スケジューラ ライブラリ」に登録されます。
「名前」欄に任意のタスクの名前(たとえば「CF-MG月次バックアップ」)を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
タスクのトリガーとして「毎月」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[開始]欄に、定期バックアップを開始したい日時を設定します。
例)翌月の「1日」の日付と「3:00:00」を設定します。
[月]欄で「<すべての月を選択>」をチェックします。
[日]欄で「1」をチェックします。
[次へ]ボタンをクリックします。
タスクの操作として「プログラムの開始」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[参照]ボタンをクリックし、[プログラム/スクリプト]欄に、バックアップコマンドを設定します。
例)「C:\Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG\bin\cfmg_backup.bat」
[引数の追加(オプション)]欄に、コマンドの出力をログファイルに出力するための文字列を設定します。
例)「>>C:\Fujitsu\Systemwalker\backup\cfmg_backup.log 2>&1」
注意
ログファイルの出力先およびログファイル名は任意です。
[次へ]ボタンをクリックします。
タスクの設定を確認し問題なければ、[完了]ボタンをクリックします。
参考
コマンドを使用する場合
Administratorでログインします。
コマンドプロンプトで以下を実行し、実行中のサービスの一覧を表示します。
> net start
サービスの一覧に「Task Scheduler」が存在しない場合は、以下を実行しタスクスケジューラを起動します。
> net start "task scheduler"
コマンドプロンプトで以下を実行します。
schtasks /create /tn "Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG\CF-MG月次バックアップ" /tr "C:\Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG\bin\cfmg_backup.bat" /sc monthly /d 1 /st 03:00:00 (注)
注) 「/tn」に指定するタスク名には、必要に応じてフォルダの階層を指定することが可能です。
次に、「WALファイルの退避」を定期的に実施するよう設定します。
ServerView Resource Orchestratorと同期をとってバックアップを行いたい場合は、ServerView Resource Orchestrator のバックアップコマンドに続けて「cfmg_switchwal」コマンドを実行するバッチファイルを作成し、これを定期実行させる設定を行う必要があります。
ここでは、例として「毎時間」WALファイルを退避する設定手順を説明します。
作成したバッチファイルは、「C:\User\hourlybackup.bat」とします。
ポイント
「基本タスクの作成ウィザード」での設定では、1日より短い時間間隔での実行設定が行えないため、いったん別の頻度のタスクを登録し、後からプロパティを変更する手順となります。
Windowsの[スタート]メニューから、[管理ツール]-[タスクスケジューラ]で、タスクスケジューラを起動します。
タスクを階層管理する場合、次の手順でフォルダを作成します。
タスクスケジューラのメニューで[操作]-[新しいフォルダー]を選択し、表示されたダイアログボックスで任意のフォルダ名を入力し、[OK]ボタンをクリックします。
作成されたフォルダを選択し、タスクスケジューラのメニューで[操作]-[新しいフォルダー]を選択し、フォルダを作成することで、さらに深い階層とすることができます。
(例)「Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG」という階層でフォルダを作成
ポイント
タスクスケジューラ上でフォルダを作成し、タスクを階層管理することができます。複数のタスクを登録する必要がある場合など、フォルダを作成することでタスクの管理を効率よく行うことができます。
タスクスケジューラのメニューで[操作]-[基本タスクの作成]を選択し、「基本タスクの作成ウィザード」を表示します。
ポイント
任意のフォルダを選択してからこれ以降の操作を行うと、そのフォルダ配下にタスクが登録されます。フォルダを選択しなければ、「タスク スケジューラ ライブラリ」に登録されます。
「名前」欄に任意のタスクの名前(たとえば「CF-MG定期WAL切替え」)を入力し、[次へ]ボタンをクリックします。
タスクのトリガーとして「毎日」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[開始]欄に、WAL切替えコマンドの実行を開始したい日時を設定します。
例)翌日の日付と「0:00:00」を設定します。
[間隔]欄は「1」日を設定します。(デフォルトで設定されています。)
[次へ]ボタンをクリックします。
タスクの操作として「プログラムの開始」を選択し、[次へ]ボタンをクリックします。
[参照]ボタンをクリックし、[プログラム/スクリプト]欄に、作成したバッチファイルを設定します。
例)「C:\User\hourlybackup.bat」
[引数の追加(オプション)]欄に、コマンドの出力をログファイルに出力するための文字列を設定します。
例)「>>C:\Fujitsu\Systemwalker\backup\hourlybackup.log 2>&1」
注意
ログファイルの出力先およびログファイル名は任意です。
[次へ]ボタンをクリックします。
タスクの設定を確認し問題なければ、[完了]ボタンをクリックします。
タスクの一覧から登録したタスクを選択し、[操作]-[プロパティ]でプロパティを開きます。
[トリガー]タブを開き、既存のトリガーを選択し、[編集]ボタンをクリックします。
[詳細設定]の[繰り返し間隔]チェックボックスをチェックし、「1時間」を選択します。(デフォルトで選択されています。)
[継続時間]は「1日間」を選択します。(デフォルトで選択されています。)
[OK]ボタンをクリックし、タスクの編集を終了します。
参考
コマンドを使用する場合
> schtasks /create /tn "Fujitsu\Systemwalker\SWCFMG\CF-MG定期WAL切替え" /tr "C:\User\hourlybackup.bat" /sc hourly /st 00:00 (注)
注) 「/tn」に指定するタスク名には、必要に応じてフォルダの階層を指定することが可能です。