Systemwalker Software Configuration Manager V14g 導入ガイド

2.3.2 必須組織単位／ユーザーの削除

「1.3.3 必須組織単位／必須ユーザーの登録」で、本製品がLDAPサーバで利用している「Interstageディレクトリサービス」に作成・登録した、必須組織単位、必須ユーザー、およびその他の任意に作成したユーザーを削除します。

参考

本手順は、Systemwalker Runbook AutomationまたはSystemwalker Service Catalog Managerをインストール済みの環境に本製品をインストールした場合にのみ必要です。

2.3.2.1 ユーザーの削除

1. 必須ユーザーを削除します。

   1. 以下のLDIFファイルを用意します。

      dn: cn=cfmgadm, ou=Operators, ou=interstage, o=fujitsu, dc=com (注)
      changetype: delete

      注) 下線部は、「1.3.3 必須組織単位／必須ユーザーの登録」で作成・登録した際のドメイン名に応じて変更してください。

   2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。

   3. 以下のコマンドを実行しユーザーを削除します。

      【Windows】

      ldapmodify -H ldap://<Interstageディレクトリサービスのホスト名>:<ポート番号> -D "<管理者用DN>" -w <管理者用DNのパスワード> -f <作成したLDIFファイル名>

      【Linux】

      /opt/FJSVirepc/bin/ldapmodify -H ldap://<Interstageディレクトリサービスのホスト名>:<ポート番号> -D "<管理者用DN>" -w <管理者用DNのパスワード> -f <作成したLDIFファイル名>

2. 任意に作成したユーザーが存在する場合には、1.の手順に従ってユーザーの削除を実施してください。

2.3.2.2 必須組織単位の削除

1. 以下のLDIFファイルを用意します。

   dn: ou=Operators, ou=User, ou=interstage, o=fujitsu, dc=com (注)
   changetype: delete

   注) 下線部は、「1.3.3 必須組織単位／必須ユーザーの登録」で作成・登録した際のドメイン名に応じて変更してください。

2. 管理者権限でコマンドプロンプトを開きます。

3. 以下のコマンドを実行し、組織単位を削除します。

   【Windows】

   ldapmodify -H ldap://<Interstageディレクトリサービスのホスト名>:<ポート番号> -D "<管理者用DN>" -w <管理者用DNのパスワード> -f <作成したLDIFファイル名>

   【Linux】

   /opt/FJSVirepc/bin/ldapmodify -H ldap://<Interstageディレクトリサービスのホスト名>:<ポート番号> -D "<管理者用DN>" -w <管理者用DNのパスワード> -f <作成したLDIFファイル名>