管理サーバへのインストール手順について、説明します。
注意
Systemwalker Runbook Automationがインストールされていない場合には、本製品と同時にSystemwalker Runbook Automationもインストールされます。
この場合は、『Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド』の「管理サーバへのインストール」の「インストール前の注意事項」を参照してください。
Administrator権限でログインします。
DVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
"Systemwalker Software Configuration Manager V14g メディアパック (14.1.0)"のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
以下の画面が表示されます。
「管理サーバへのインストール」を選択します。
注意
自動的に上の画面が表示されない場合は、DVD-ROMのswsetup.exeを実行し、インストーラを起動してください。
ターミナルサーバがインストールされている場合は、以下の画面が表示されます。指示に従ってインストールモードに変更してください。
インストールを続行する場合は、[はい]ボタンをクリックしてください。
[ようこそ]画面が表示されます。
[次へ]ボタンをクリックします。
[インストール先の選択]画面が表示されます。
本製品のインストール先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
インストール先フォルダにはNTFS形式のディスクを指定してください。
インストール先のパス長は最大25バイトです。
必ず新規のフォルダを指定してください。
「\\」で開始するパスおよび相対パス表記での指定はできません。
フォルダ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。
管理機能およびデータベースが使用するポート番号を入力します。
[次へ]ボタンをクリックします。
Interstage シングル・サインオンの認証設定のURLを入力します。
認証基盤のURLには、以下を指定します。
https://<インストール先サーバのFQDN>:10443
[次へ]ボタンをクリックします。
メール送信機能を有効にするかどうかを選択します。
有効にする場合は、チェックボックスをチェックして[次へ]ボタンをクリックしてください。
本製品のメール送信機能は、SMTP認証には対応していません。
8.でメール送信機能を有効にした場合には、メール送信機能の環境設定を行うために、SMTPサーバ名、SMTPサーバのポート番号、および送信者メールアドレスを入力します。
[次へ]ボタンをクリックします。
8.でメール送信機能を有効にした場合には、メール送信機能の環境設定を行うために、SSOリポジトリの管理者用DNおよびSSOリポジトリの管理者用DNのパスワードを設定します。
[次へ]ボタンをクリックします。
注意
ここで入力するSSOリポジトリの管理者用DNおよび管理者用DNのパスワードの情報は、インストール後の作業となる「1.3.1 Interstage シングル・サインオンの環境構築および設定」で設定する情報と一致させる必要があります。
ServerView Resource Orchestratorで使用するポート番号、接続用ユーザー名、およびパスワードを設定します。
[次へ]ボタンをクリックします。
注意
ここで入力するServerView Resource Orchestratorで使用する接続用ユーザー名およびパスワードは「1.1.3.2 ユーザーアカウントの作成」で作成したユーザー名およびパスワードの情報を入力してください。
データベースのバックアップ先を変更する場合は、フォルダ名を指定します。なお、バックアップ用の独立したドライブ上のフォルダを指定することを推奨します。
[次へ]ボタンをクリックします。
注意
バックアップ先のパス長は最大150バイトです。
必ず新規のフォルダを指定してください。
「\\」で開始するパスおよび相対パス表記での指定はできません。
フォルダ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。
参考
Systemwalker Runbook Automationがすでにインストールされている場合には、13.~16.の手順は行いません。
Systemwalker Runbook Automation が使用するポート番号(Interstage管理コンソール、Webサーバ(Interstage HTTP Server)、およびCORBAサービス)を入力します。
[次へ]ボタンをクリックします。
CMDBマネージャのデータベースの格納先を指定します。
格納先のフォルダを指定し、[次へ]ボタンをクリックします。
注意
インストール先フォルダにはNTFS形式のディスクを指定してください。
インストール先のパス長は最大64バイトです。
必ず新規のフォルダを指定してください。
「\\」で開始するパスおよび相対パス表記での指定はできません。
フォルダ名に指定可能な文字は、半角英数字、「-」(ハイフン)、「_」(アンダースコア)です。
Systemwalker Runbook Automationのサービスを起動するためのユーザー(swrbadbuser)のパスワードを入力します。
[次へ]ボタンをクリックします。
注意
すでにユーザー“swrbadbuser”が登録されている場合は、インストール処理がエラーになります。この場合、ユーザー“swrbadbuser”を削除してからインストールを実施してください。
パスワードに指定できる文字列は、先頭が英数字で始まる1~250までの文字列です。また、パスワードに以下の文字は利用できません。
\(円マーク)
"(ダブルクォーテーション)
空白
タブ
オペレーティング・システムのセキュリティポリシーの設定により、パスワードに使用できる文字列に複雑さが求められる場合があります。特にWindows2008のデフォルトの設定では、パスワードに使用できる文字列にかなりの複雑さが求められます。以下に注意してパスワードを指定してください。
ユーザー名(swrbadbuser)の全部または一部を含まない。
英数字記号のすべてを使用する。
パスワードの長さを8文字以上にする。
Systemwalker Runbook Automationのジョブ実行制御のサービスを起動するためのユーザー(swrbajobuser)のパスワードを入力します。
[次へ]ボタンをクリックします。
注意
すでにユーザー“swrbajobuser”が登録されている場合は、インストール処理がエラーになります。この場合、ユーザー“swrbajobuser”を削除してからインストールを実施してください。
パスワードに指定できる文字列は、先頭が英数字で始まる1~250までの文字列です。また、パスワードに以下の文字は利用できません。
\(円マーク)
"(ダブルクォーテーション)
空白
タブ
オペレーティング・システムのセキュリティポリシーの設定により、パスワードに使用できる文字列に複雑さが求められる場合があります。特にWindows2008のデフォルトの設定では、パスワードに使用できる文字列にかなりの複雑さが求められます。以下に注意してパスワードを指定してください。
ユーザー名(swrbajobuser)の全部または一部を含まない。
英数字記号のすべてを使用する。
パスワードの長さを8文字以上にする。
[インストールの確認]画面が表示されます。
設定に問題がない場合は、[確認]ボタンをクリックしてインストールを開始してください。
インストールが完了すると以下の画面が表示されます。
[完了]ボタンをクリックします。
再起動を行います。
[はい]ボタンをクリックします。
参考
すでにSystemwalker Runbook Automationがインストール済で、本製品のみをインストールする場合には表示されません。
注意
インストール中、以下のメッセージを出力してインストールに失敗する場合があります。
ファイル転送基盤のインストールに失敗しました。
インストールに失敗した場合は、本製品をアンインストール後、再度インストールを実施してください。
注意
/etc/sysconfig/i18nのLANGの値を参照して、システムの文字コードが、"ja_JP.UTF-8"であることを確認してください。
システム上でスーパーユーザーになります。
DVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
"Systemwalker Software Configuration Manager V14g メディアパック (14.1.0)"のDVD-ROMをDVD-ROM装置にセットします。
DVD-ROMがマウントされていない場合は、以下のコマンドを実行してDVD-ROMをマウントします。
# mount -t iso9660 -r /dev/mnt DVD-ROMのマウントポイント
共通インストーラを起動します。
インストールコマンド(swsetup)を起動します。
# cd <DVD-ROMのマウントポイント> # ./swsetup
注意
RHEL5(x86)/(Intel64)で自動マウントデーモン(autofs)によるDVD-ROMの自動マウントを行った場合、マウントオプションに"noexec"が設定されるため、swsetup の実行に失敗します。
この場合、mountコマンドによりDVD-ROMを適切に再マウントしてからインストールを実行してください。
なお、マウントされているDVD-ROMのマウントオプションについては、mountコマンドを引数なしで実行することで確認できます。
インストールを開始します。
「ようこそ」画面が表示されます。[Enter]キーを押します。
================================================================================ Systemwalker Software Configuration Manager セットアップ V14.1.0 Copyright 2010-2011 FUJITSU LIMITED ================================================================================ Systemwalkerセットアップへようこそ!! セットアップはSystemwalker Software Configuration Managerをインストールします。 リターンキーを押してください。
インストール先のサーバの選択画面が表示されます。「管理サーバ」を選択します。"1"を入力します。
================================================================================ Systemwalker Software Configuration Manager セットアップ V14.1.0 Copyright 2010-2011 FUJITSU LIMITED ================================================================================ << インストール先の選択 >> 1. 管理サーバ 2. 業務サーバ(32bit版) 3. 業務サーバ(64bit版) ================================================================================ 上記の中から1つ選択してください。 [q,number]
管理サーバのインストールが起動します。インストールを開始する場合は"y"を入力します。
Systemwalker Software Configuration Manager V14g インストールを開始しますか? [y,n] =>
管理機能、およびデータベースが使用するポート番号を入力します。
=== <Systemwalker Software Configuration Manager が使用するポート番号> === 管理機能のポート番号を入力してください。 [ENTER:8013] => === <Systemwalker Software Configuration Manager が使用するポート番号> === データベースのポート番号を入力してください。 [ENTER:5438] =>
Interstage シングル・サインオンの認証基盤のURLを入力します。
認証基盤のURLには、以下を指定します。
https://<インストール先サーバのFQDN>:10443
=== <Interstage シングル・サインオンの認証設定> === 認証基盤のURLを入力してください。 =>
メール送信機能を有効にするかどうかを選択します。有効にする場合は"y"を入力します。
続いて、メール送信機能の環境設定を行うため、SMTPサーバ名、SMTPサーバのポート番号、送信者名、管理者用DN、および管理者用DNのパスワードを入力します。
本製品のメール送信機能は、SMTP認証には対応していません。
注意
ここで入力するSSOリポジトリの管理者用DNおよび管理者用DNのパスワードの情報は、インストール後の作業となる「1.3.1 Interstage シングル・サインオンの環境構築および設定」で設定する情報と一致させる必要があります。
=== <メール送信機能の環境設定> === メール送信機能の使用を入力してください。 [y,n][ENTER:n] => === <メール送信機能の環境設定> === SMTPサーバのホスト名またはIPアドレスを入力してください。 => === <メール送信機能の環境設定> === SMTPサーバのポート番号を入力してください。 [ENTER:25] => === <メール送信機能の環境設定> === 送信者メールアドレスを入力してください。 => === <メール送信機能の環境設定> === SSOリポジトリの管理者用DNを入力してください。 [ENTER:cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com] => === <メール送信機能の環境設定> === SSOリポジトリの管理者用DNのパスワードを入力してください。 => 確認のためパスワードを再入力してください。 =>
ServerView Resource Orchestratorで使用するポート番号、接続用ユーザー名、およびパスワードを入力します。
注意
ここで入力するServerView Resource Orchestratorで使用する接続用ユーザー名およびパスワードは「1.1.3.2 ユーザーアカウントの作成」で作成したユーザー名およびパスワードの情報を入力してください。
=== <ServerView Resource Orchestratorの接続設定> === ServerView Resource Orchestratoのポート番号を入力してください。 [ENTER:23461] => === <ServerView Resource Orchestratorの接続設定> === 接続用ユーザ名を入力してください。 => === <ServerView Resource Orchestratorの接続設定> === 接続用ユーザのパスワードを入力してください。 => 確認のためパスワードを再入力してください。 =>
参考
Systemwalker Runbook Automationがすでにインストールされている場合には、11.および12.の手順は行いません。
CMDBマネージャのデータベースの格納先を指定します。
=== <CMDB マネージャのデータベース格納先> === CMDBマネージャのデータベース格納先ディレクトリを入力してください。 [ENTER:/var/opt] =>
Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号(Interstage管理コンソールのポート番号、Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号、CORBAサービスのポート番号)を設定します。
変更する場合は、変更する情報を入力します。変更しない場合は[Enter]を入力します。
=== <Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号> === Interstage管理コンソールのポート番号を入力してください。 [ENTER:12000] => === <Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号> === Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号を入力してください。 [ENTER:80] => === <Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号> === CORBAサービスのポート番号を入力してください。 [ENTER:8002] =>
インストール情報を確認します。
入力内容の確認を行い内容に誤りがなければ、"y"を入力してください。インストールが開始されます。インストール情報を修正する場合は、修正する項目の番号を入力してください。
=== <インストール先ディレクトリ> === プログラムの配置先(変更不可): /opt 設定ファイルの配置先(変更不可): /etc/opt 作業ファイルの配置先(変更不可): /var/opt === <Systemwalker Software Configuration Manageが使用するポート番号> === 1.管理機能のポート番号: 8013 2.データベースのポート番号: 5438 === <Interstage シングル・サインオンの認証設定> === 3.認証基盤のURL:https://ssosrv.example.com:10443 === <メール送信機能の環境設定> === 4.メール送信機能の使用: y 5.SMTPサーバのホスト名またはIPアドレス: 10.124.xxx.xxx 6.SMTPサーバのポート番号: 25 7.送信者メールアドレス: cloud-master@example.com 8.SSOリポジトリの管理者用DN: cn=manager,ou=interstage,o=fujitsu,dc=com 9.SSOリポジトリの管理者用DNのパスワード: ***** === <ServerView Resource Orchestratorの接続設定> === 10.ServerView Resource Orchestratorのポート番号: 23461 11.接続用ユーザ名: roradmin 12.接続用ユーザのパスワード: ****** === <CMDB マネージャのデータベース格納先> === 13.CMDBマネージャのデータベース格納先ディレクトリ: /var/opt === <Systemwalker Runbook Automationが使用するポート番号> === 14.Interstage管理コンソールのポート番号: 12000 15.Webサーバ(Interstage HTTP Server)のポート番号: 80 16.CORBAサービスのポート番号: 8002 この設定でインストールしますか?再設定を行う場合は項目番号を入力してください。 [y,q,number] =>
インストールを開始します。
インストール処理中です。
再起動をするために "y"を入力します。
参考
すでにSystemwalker Runbook Automationがインストール済で、本製品のみをインストールする場合には表示されません。
Systemwalker Software Configuration Manager V14g のインストールが完了しました。 今すぐ再起動しますか? [y,n] =>