アンインストール作業について説明します。
アンインストール作業の流れを以下に示します。
図9.53 アンインストール作業の流れ
Exchangeサーバで、VSSHPの「stxvquery(バックアップ状況照会コマンド)」を実行してコピー状況を確認し、実行中のコピー処理がある場合はVSSHPの「stxvcopy(バックアップ制御コマンド)」またはVSSHPの「stxvstopall(一括停止コマンド)」でコピー処理を停止します。
設定されている複製元/複製先ボリュームを削除します。
複製元/複製先ボリュームの削除方法については、「12.4.1.3 swsrpdelvol(複製ボリューム情報削除コマンド)」を参照してください。
また、継続して複製元/複製先ボリュームを使用しない場合は、ディスクの初期化を行います。手順については、「9.2.6.4 ディスクの初期化」を参照してください。
アンインストールするStorageサーバをAdvancedCopy Managerの管理配下から削除します。
GUIクライアントでのStorageサーバの削除方法については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager GUI使用手引書』の「Storageサーバの登録削除」を参照してください。
コマンドでのStorageサーバの削除方法については、「12.3.6 stgxfwcmdelsrv(サーバ情報削除コマンド)」を参照してください。
Exchangeサーバがクラスタ構成の場合、Exchangeサーバで、Storageサーバ業務またはStorageサーバ管理業務の削除を実施します。
クラスタアンセットアップの詳細については、『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager クラスタ適用ガイド』を参照してください。
継続してVSSHPを使用しない場合、『ETERNUS VSS Hardware Provider ユーザーズガイド』の「VSSHPのアンインストール」を参照し、ExchangeサーバとバックアップサーバでVSSHPをアンインストールしてください。
注意
バックアップサーバまたはExchangeサーバに、運用を継続する他のストレージグループが存在する場合、VSSHPはアンインストールしないでください。
『ETERNUS SF AdvancedCopy Manager導入手引書』を参照して実施してください。