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Systemwalker IT Change Manager V14g リファレンスガイド
Systemwalker

1.5.17 mdradmin (エージェント管理コマンド)

機能説明

CMDBマネージャで管理されているエージェントの表示や削除、自動収集処理の抑止・抑止解除の機能を提供します。


記述形式

【Windows】

mdradmin.exe -l

mdradmin.exe -R エージェントID

mdradmin.exe -c {activate|inactivate} エージェント種別

【Solaris/Linux】

mdradmin.sh -l

mdradmin.sh -R エージェントID

mdradmin.sh -c {activate|inactivate} エージェント種別


オプション

-l

マネージャが認識しているエージェントの情報(エージェントIDと名前、エンドポイントリファレンス)を表示します。

-R エージェントID

マネージャからエージェントを削除します。エージェントIDは、本コマンドの「-l」オプションの出力結果のMDR-IDの部分です。

-c {activate|inactivate} エージェント種別

activateとinactivateのどちらかを指定します。

  • activate

    エージェントの自動更新処理の抑止を解除します。

  • inactivate

    エージェントの自動更新処理を抑止します。

また、指定可能なエージェント種別を以下に示します。

  • AGT_CENTINV

    Systemwalker Centric Managerのインベントリ情報を収集するエージェント。

  • AGT_CENTREP

    Systemwalker Centric Managerのノード情報を収集するエージェント。

  • AGT_IAPS

    Interstage Application Serverの構成情報を収集するエージェント。

  • AGT_NETAPL

    .NETアプリケーションの情報を収集するエージェント。

  • AGT_LEGACY

    レガシーアプリケーションの情報を収集するエージェント。

  • AGT_INV

    管理対象サーバのITリソース情報を自動収集するエージェント。

  • AGT_ADSC

    ノードを自動検出しノード情報を収集するエージェント。


オプションの組み合わせ

組み合わせ可能なオプションは、以下に示すとおりマネージャとエージェントで異なります。

なお、マネージャ上で本コマンドを実行する場合、「-l」で表示されるエージェントは、少なくとも1回は収集した情報をマネージャに通知した実績のあるエージェントです。これは、最初の情報通知で、マネージャがエージェントの存在を認識することができるためです。


復帰値

0

正常終了

0以外:

異常終了


コマンド格納場所

【Windows】

[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin
※デフォルトの場合はC:\SWPM

【Solaris/Linux】

/opt/FJSVcmdbm/bin

【Windows】

[エージェントインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdba\bin

【Solaris/Linux】

/opt/FJSVcmdba/bin


実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】