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Systemwalker IT Change Manager V14g リファレンスガイド
Systemwalker

1.4.12 swpm_createdevreq(開発要求起案コマンド)

機能説明

変更要求で設定された開発対象アプリケーションに対して、開発要求を起案します。


記述形式

swpm_createdevreq

-piid piid -key keyname -map condifionfile [-id id]


オプション

-piid

起案する開発要求プロセスの親となるプロセスIDを指定します。

通常は、変更情報を持つ変更要求のプロセスIDを指定します。また、親となるプロセスIDに対応する情報がCMDBに構成アイテムChangeRecordとして格納されている必要があります。

プロセスIDは、Systemwalker IT Change Managerのアプリケーション実行機能を利用して、自動実行アプリケーション実行時の引数として渡すことができます。

-key

親プロセスから、関連プロセスとして検索を行うキー情報として、待ち合わせを行なうSWPM_RoleExの役割を持ったアクティビティ名を指定します。

-map

開発アプリケーションに対応する開発要求を特定するための起案条件ファイルを指定します。

-id

起案するプロセスの起案者IDです。起案するプロセスの起案権限を持ったIDでなければなりません。このオプションを省略すると、伝票定義に定義された回送ルート定義、または起案条件ファイルで指定された回覧ルート定義ファイルに定義された起案者でプロセスが起案されます。

-def

本コマンドの起案動作を規定する起案定義ファイルを指定します。

復帰値

0:

正常終了

1:

コマンド実行エラー

2:

パラメタエラー

3:

環境定義エラー

4:

内部エラー

5:

データベースアクセスエラー

6:

ファイル入出力エラー

20:

XPATH不正エラー

21:

XMLエラー

22:

内部コマンド起案エラー

24:

開発要求起案エラー

不定:

強制終了

コマンド格納場所

【Windows】

[Systemwalker IT Change Managerインストールディレクトリ]\ITPM\bin
※デフォルトの場合はC:\SWPM

【Solaris/Linux】

/opt/FJSVswpm/bin


実行に必要な権限/実行環境

【Windows】

【Solaris/Linux】


使用例

アプリケーション実行機能の動作設定ファイルでの定義例

MYAPL.path=C:/SWPM/ITPM/bin/swpm_createdevreq.cmd

MYAPL.param=-piid @4 -key 開発完了待ち -map C:/SWPM/ITPM/template/swpm_chgapl/config/route/routemapping.ini -id @2