業務定義マスタには、伝票がどのような区分でカテゴライズされているかを定義します。
業務は複数の階層をもつことが可能です。たとえば、親業務として「変更管理」を定義し、子業務に「業務アプリケーション変更申請」などの業務ごとの申請書を定義します。階層を定義するには、以下のように指定します。
親業務には、「子ノード有無」に「1」を指定します。
子業務には、自分の親となっている業務の業務コードを「親業務コード」に指定します。
注意
業務定義の業務名は、名称マスタに分類コード「004」として定義されている必要があります。名称マスタの詳細は、"5.2.1 名称マスタ"を参照してください。
業務定義マスタには、以下の情報を定義します。
業務コード
業務カテゴリを一意に示すコードです。
業務名
名称マスタに定義された業務カテゴリ名称です。
組織コード
組織マスタに定義された組織コードです。
親業務コード
親の業務カテゴリの業務コードです。子業務の場合に指定します。
子ノード有無
子ノードの有無を指定します。
機能ID
業務の機能IDを指定します。
指定例
業務定義マスタの指定例を以下に示します。
概要 | 指定例 | |||
---|---|---|---|---|
業務コード | FMGX000 | FMGX100 | FMGX200 | FMGX250 |
業務名 | FMGX000 | FMGX100 | FMGX200 | FMGX250 |
組織コード | 0001 | 0001 | 0001 | 0001 |
親業務コード | (zero fill) | FMGX000 | FMGX000 | FMGX200 |
子ノード有無 | 1 | 0 | 1 | 0 |
機能ID | func-program-1001000-FMGX-menu |
注意
「pm-」で始まる業務コードおよび機能IDは予約語であるため、指定しないでください。