プロセス管理サーバのホスト名やポート番号を変更した場合や、エージェントのホスト名やポート番号を変更した場合は、エージェントで以下に示す作業を実施する必要があります。
テキストエディタでcmdbsetup.iniファイルを開きます。
プロセス管理サーバのホスト名やポート番号を変更した場合は、cmdbsetup.iniの以下の項目を変更します。
[InfoFederation] FedIp=<変更後のプロセス管理サーバのホスト名> FedPort=<変更後のプロセス管理サーバのポート番号(デフォルトは80)> |
エージェントのホスト名やポート番号を変更した場合は、cmdbsetup.iniの以下の項目を変更します。
[InfoMDR] MdrIp=<変更後のエージェントのホスト名> MdrPort=<変更後のエージェントのポート番号(デフォルトは18444)> |
cmdbsetup.iniの詳細については"Systemwalker IT Change Manager リファレンスガイド"の"エージェント定義ファイル"を参照してください。
以下のコマンドを実行してサービスを停止します。
【Windows】
%F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl stop |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswnc/bin/swncctrl stop |
エージェント動作定義ファイルを以下のように編集します。なお、エージェント動作定義ファイルはセットアップしたエージェント種別毎に存在します。全てのエージェント種別のファイルを編集してください。
ファイル名
cmdb.properties |
格納場所
Windows | %F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\tomcat\SWNET\webapps\jswcmdb_axis2\WEB-INF\services\<エージェント種別> |
Solaris | /opt/FJSVswnc/tomcat/SWNET/webapps/jswcmdb_axis2/WEB-INF/services/<エージェント種別> |
以下の5つの設定値のホスト名(またはIPアドレス)およびポート番号を編集し、保存します。
fcmdb.epr.file_management=fcmdb.epr.file_management=http\://<マネージャのホスト名>\:<マネージャのポート番号>/axis2/services/FcmdbFileManagementService fcmdb.epr.query=http\://<マネージャのホスト名>\:<マネージャのポート番号>/axis2/services/FcmdbQueryService fcmdb.epr.subscription=http\://<マネージャのホスト名>\:<マネージャのポート番号>/axis2/services/FcmdbSubscriptionService fcmdb.epr.administration=http\://<マネージャのホスト名>\:<マネージャのポート番号>/axis2/services/FcmdbAdministrationService fcmdb.epr.registration=http\://<マネージャのホスト名>\:<マネージャのポート番号>/axis2/services/FcmdbRegistrationService |
以下のコマンドを実行してサービスを起動します。
【Windows】
%F4AN_INSTALL_PATH%\F4ANswnc\bin\swncctrl start |
【Solaris/Linux】
/opt/FJSVswnc/bin/swncctrl start |
注意
エージェントのホスト名やポート番号の変更がCMDBマネージャに通知されるのは、次回の収集時に更新情報をCMDBマネージャに反映する時になります。