推奨ハードウェア資源
【Windows】
ハードウェア種別 | 条件 |
---|---|
機種 | 富士通 PRIMERGY RX300 以上 |
CPU | Intel(R) Xeon(R) 3GHz以上 |
CPU数 | 2個以上 |
メモリ | 4GB以上 |
【Solaris】
ハードウェア種別 | 条件 |
---|---|
機種 | 富士通 SPARC Enterprise 5000シリーズ以上 |
CPU | SPARC64V 1.2GHz以上 |
CPU数 | 2個以上 |
メモリ | 4GB以上 |
【Linux】
ハードウェア種別 | 条件 |
---|---|
機種 | 富士通 PRIMERGY RX300 以上 |
CPU | Intel(R) Xeon(R) 3GHz以上 |
CPU数 | 2個以上 |
メモリ | 4GB以上 |
静的ディスク容量
プロセス管理サーバをインストールする場合、以下のディスク容量が必要です。
【Windows】
使用領域 | 条件 |
---|---|
システムドライブ | 330MB |
インストール先ドライブ | 1700MB |
【Solaris】
使用領域 | 条件 |
---|---|
/opt | 1.8GB |
/etc/opt | 30MB |
/var/opt | 50MB |
【Linux】
使用領域 | 条件 |
---|---|
/opt | 1.75GB |
/etc/opt | 35MB |
/var/opt | 50MB |
動的ディスク容量
Systemwalker IT Change Managerを運用するためには、以下のデータベース領域が必要です。
プロセス管理サーバを構築する環境に応じて、ディレクトリにRDBシステムの領域を割り当ててください。
【Windows】
注意
RDBシステムを作成するドライブのプロパティとして、"ドライブを圧縮してディスク領域を空ける"を設定しないでください。
ドライブ圧縮を行った場合、通常のI/O処理と比較して性能上のオーバーヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
RDBシステムを作成するフォルダのプロパティとして[全般タブ]属性の[詳細設定]である、"圧縮属性または暗号化属性"を設定しないでください。
圧縮属性とした場合、ドライブ圧縮と同様に通常のI/O処理と比較して性能上のオーバーヘッドが発生します。これにより、I/O量に依存してOSリソース不足によるアクセスエラーが発生するためです。
また、暗号化属性とした場合、RDBシステムを制御するユーザーとSystemwalker IT Change Managerで使用するユーザーが異なることにより、暗号解除ができずアクセスエラーが発生するためです。
RDBシステム名 | 領域名 | 必須サイズ |
---|---|---|
BASEDB | RDB管理情報ディレクトリ | 420MB |
RDBディレクトリファイル1 | 50MB | |
RDBディレクトリファイル2 | 1MB | |
RDBディクショナリファイル | 82MB | |
RDBログ管理ファイル | 1MB | |
RDBテンポラリログファイル | 200MB | |
データベーススペース格納ディレクトリ | 12,000MB | |
FLOWDB | RDBディレクトリファイル1 | 50MB |
RDBディレクトリファイル2 | 1MB | |
RDBディクショナリファイル | 82MB | |
RDBログ管理ファイル | 1MB | |
RDBテンポラリログファイル | 1,000MB | |
データベーススペース格納ディレクトリ | 12,000MB |
RDB管理情報ディレクトリには、以下のファイルを格納します。
RDBディレクトリファイル
RDBコアファイル
RDBデフォルトバッファ定義ファイル
アプリケーションの動作環境ファイル
RDB管理情報ディレクトリのサイズは、「RDBディクショナリファイル」、「RDBログ管理ファイル」、および「RDBテンポラリログファイル」をすべてRDB管理情報ディレクトリ配下に作成した場合に必要な基本サイズです。
上記のファイルを他のディレクトリに作成する場合は、RDB管理情報ディレクトリ以外に作成するファイルのサイズを減算した見積もりが必要です。
RDBログ管理ファイル、RDBテンポラリログファイルをRDB管理情報ディレクトリ以外に作成する場合のRDB管理情報ディレクトリサイズの見積もり式を、以下に示します。
RDB管理情報ディレクトリ必須サイズ |
記載したデータベーススペースサイズはデフォルト値です。
実際に運用する場合は、データベーススペースサイズを見積り、指定したディレクトリに算出された容量以上が必要です。
BASEDBの詳細な見積りはセットアップ時に自動計算されます。また、FLOWDBの詳細な見積りはFLOWDBデータベース容量見積ツールを用いて計算してください。FLOWDBデータベース容量見積ツールは、以下のディスクの中の Manager\tool\Estimate_FLOWDB.xls です。
Standard Editionの場合
"Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/1"
Enterprise Editionの場合
"Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/1"
ただし、導入前にハードディスクの容量を見積もるために必要容量の概算を算出したい場合は、以下の式で算出することができます。
BASEDBデータベーススペースサイズ(概算)=1.5MB×(保持伝票数) FLOWDBデータベーススペースサイズ(概算)=1.5MB×(保持伝票数) |
「保持伝票数」の説明については、"Systemwalker IT Change Manager 導入ガイド"の"Systemwalker IT Change Managerのセットアップ"を参照してください。
【Solaris/Linux】
注意
ローデバイスを作成するためには、未使用のパーティションを用意する必要があります。下表に示す推奨設定でデータベースを作成するためには、1つの未使用パーティションが必要となります。
RDBシステム名 | 領域名 | 必須サイズ | 作成先 | |
---|---|---|---|---|
レギュラーファイル | ローデバイス | |||
BASEDB | RDB管理情報ディレクトリ | 420MB | ◎ | × |
RDBディレクトリファイル1 | 50MB | ◎ | ○ | |
RDBディレクトリファイル2 | 1MB | ◎ | ○ | |
RDBディクショナリファイル | 82MB | ◎ | ○ | |
RDBログ管理ファイル | 1MB | ◎ | ○ | |
RDBテンポラリログファイル | 200MB | ◎ | ○ | |
データベーススペース格納ディレクトリ | 21,000MB | × | ◎ | |
FLOWDB | RDBディレクトリファイル1 | 50MB | ◎ | ○ |
RDBディレクトリファイル2 | 1MB | ◎ | ○ | |
RDBディクショナリファイル | 82MB | ◎ | ○ | |
RDBログ管理ファイル | 1MB | ◎ | ○ | |
RDBテンポラリログファイル | 1,000MB | ◎ | ○ | |
データベーススペース格納ディレクトリ | 12,000MB | ◎ | × |
◎:作成可能(推奨)
○:作成可能
×:作成不可
RDB管理情報ディレクトリには、以下のファイルを格納します。
RDBディレクトリファイル
RDBコアファイル
RDBデフォルトバッファ定義ファイル
アプリケーションの動作環境ファイル
RDB管理情報ディレクトリのサイズは、「RDBディクショナリファイル」、「RDBログ管理ファイル」、および「RDBテンポラリログファイル」をすべてRDB管理情報ディレクトリ配下に作成した場合に必要な基本サイズです。
上記のファイルを他のディレクトリに作成する場合は、RDB管理情報ディレクトリ以外に作成するファイルのサイズを減算した見積もりが必要です。
RDBログ管理ファイル、RDBテンポラリログファイルをRDB管理情報ディレクトリ以外に作成する場合のRDB管理情報ディレクトリサイズの見積もり式を、以下に示します。
RDB管理情報ディレクトリ必須サイズ |
記載したデータベーススペースサイズはデフォルト値です。
実際に運用する場合は、データベーススペースサイズを見積り、指定したディレクトリに算出された容量以上が必要です。
BASEDBの詳細な見積りはセットアップ時に自動計算されます。また、FLOWDBの詳細な見積りはFLOWDBデータベース容量見積ツール(Estimate_FLOWDB.xls)を用いて計算してください。FLOWDBデータベース容量見積ツールは、以下のディスクの中の Manager\tool\Estimate_FLOWDB.xls です。
【Solaris】
Standard Editionの場合
"Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/2"
Enterprise Editionの場合
"Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/2"
【Linux】
Standard Editionの場合
[Red Hat Enterprise Linux 5の場合]
"Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/3"
[Red Hat Enterprise Linux 6の場合]
"Systemwalker IT Change Manager V14g Standard Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 2/3"
Enterprise Editionの場合
[Red Hat Enterprise Linux 5の場合]
"Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 1/3"
[Red Hat Enterprise Linux 6の場合]
"Systemwalker IT Change Manager V14g Enterprise Edition メディアパック (14.1.0) Disc No. 2/3"
ただし、導入前にハードディスクの容量を見積もるために必要容量の概算を算出したい場合は、以下の式で算出することができます。
BASEDBデータベーススペースサイズ(概算)=2.4MB×(保持伝票数) FLOWDBデータベーススペースサイズ(概算)=1.5MB×(保持伝票数) |
「保持伝票数」の説明については、"Systemwalker IT Change Managerのセットアップ"を参照してください。
データベース領域の他に、ワークフロー格納ディレクトリの領域をディスク容量に追加する必要があります。
この領域には、添付ファイルの情報が格納されます。
領域名 | 必須サイズ(MB) |
---|---|
ワークフロー格納ディレクトリ | 8500MB以上 |
CMDBマネージャのデータベース領域は、以下の見積もり式を目安に見積もってください。
CMDBマネージャのデータベースサイズ(MB) |
ポイント
構成アイテム数が1万の場合、(0.04MB×管理対象構成アイテム数)=400MBとなり、これが初期量となります。
ベースラインを採取すると、上記の初期量に加えて、管理情報と変更差分情報を保持するための領域が必要となります。これをベースライン領域と呼びます。
初期量とベースライン領域の合計は、1.03をベースライン採取回数で累乗したものを、初期量に掛け合わせることで求めることができます。例えば、年間12回の割合でベースラインを5年間(合計60回)採取する場合、1.03の60乗は5.9となります。したがって、初期量の約6倍の領域が必要と見積もることができます。
なお、ITリソース情報収集機能を使用する場合は、管理対象の業務サーバの数に応じた値になります。以下の一覧を目安に見積もってください。
業務サーバ数 | 総メモリ量 | 総ディスク使用量 |
---|---|---|
100台 | 1.2GB | 0.6GB |
200台 | 1.6GB | 1.1GB |
500台 | 2.6GB | 2.3GB |
1000台 | 3.6GB | 4.4GB |
注意
CMDBマネージャのデータベースは、専用ディスクに配置することを推奨します。他のアプリケーションとディスクI/Oが競合すると、パフォーマンスが低下します。
また、管理対象の構成アイテム数が5万を超える場合、内蔵ディスクではなくETERNUSなどの高性能ストレージに配置することを推奨します。
想定規模
Systemwalker IT Change Managerでは、以下の範囲での使用を想定しています。
項目 | 値 |
---|---|
登録ユーザー数 | 300人 |
ログインユーザー数 | 30人 |
同時多重処理数 | 20多重 |
1伝票あたりの | 30個 |
1伝票あたりの | 10ファイル |
1伝票あたりの | 110KB |
注意
上記想定規模はご利用のハード環境により変動します。