ここでは、メッセージ中に、パラメーターとして挿入されるETERNUS ディスクアレイの詳細エラーメッセージについて説明します。
なお、表にないエラーメッセージが出力された場合は、ハードウェア障害の発生が考えられるので、富士通技術員(CE)に連絡してください。
項番 | エラーメッセージ | 説明 | 対処方法 |
---|---|---|---|
1 | invalid logical volume name. | コピー元ボリュームまたはコピー先ボリュームが実在しません。 | 指定したコピー元ボリュームまたはコピー先ボリュームが存在するか確認してください。 |
2 | invalid extent number. | 内部矛盾が発生しました。(エクステント数が不正(STXGetVolmuInfo)) | 富士通技術員(SE)に資料の採取を依頼してください。(注) |
3 | invalid source BoxID. | 内部矛盾が発生しました。(コピー元筐体識別子が不正) | |
4 | invalid destination BoxID. | 内部矛盾が発生しました。(コピー先筐体識別子が不正) | |
5 | invalid source OLU. | コピー元のパーティションまたはコピー先のパーティションが実在しません。 | コピー元のパーティション情報を確認してください。 |
6 | invalid destination OLU. | コピー元のパーティションまたはコピー先のパーティションが実在しません。 | コピー先のパーティション情報を確認してください。 |
7 | invalid extent. | コピー元のパーティションまたはコピー先のパーティションが実在しません。 | コピー元またはコピー先のパーティション情報を確認してください。 |
8 | invalid source extent size. | 内部矛盾が発生しました。(ボリューム全コピーでなく、コピーサイズが0) | 富士通技術員(SE)に資料の採取を依頼してください。(注) |
9 | invalid copy interval. | 指定したコピー間隔が不当です。 | |
10 | invalid option flag. | 内部矛盾が発生しました。(動作指定フラグが不正) | |
11 | invalid MPHD environment. | MPHDがインストールされていない状態で、MPHDパス名を論理ボリューム名に指定しました | MPHDがインストールされているか確認してください。 |
12 | invalid SafeDISK environment. | SafeDISK資源はサポートしていません。 | SafeDISK資源以外を指定してください。 |
13 | invalid GDHD environment. | GDHDがインストールされていない状態で、GDHDパス名を論理ボリューム名に指定しました。 | GDHDがインストールされているか確認してください。 |
14 | memory allocation error. | メモリの動的確保に失敗しました。 | メモリやスワップ域を十分確保するか、同時に実行しているプログラムを終了させてください。 |
15 | not STX. | コピー元のパーティションまたはコピー先のパーティションが実在しません。 | コピー元またはコピー先のパーティション情報を確認してください。 |
16 | SCSI command busy. | 以下のどれかの事象が発生しました。
| 以下のどれかの対処を実施してください。
上記以外の場合は、富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
17 | SCSI command conflict. | SCSIエラー(Commandconflict)を検出しました。 | SCSIの接続状態を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
18 | SCSI queue full. | SCSIエラー(Queuefull)を検出しました。 | |
19 | Not support. | 指定したコピー機能はサポートされていません。 | 富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
20 | hardware error requiring CE-CALL. | SCSIエラー(CheckCondition)を検出しました。 | SCSIの接続状態を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
21 | SCSI condition met. | SCSIエラー(Condition met)を検出しました。 | |
22 | unexpected SCSI error. | SCSIエラー(異常ステータス)を検出しました。 | |
23 | invalid OLU. | 指定したコピー元のパーティションまたはコピー先のパーティションが不当です。
| コピー元またはコピー先のパーティション情報を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(SE)に資料の採取を依頼してください。(注) |
24 | invalid BoxID. | 指定したリモート筐体識別子が不当です。 | 筐体間の接続状態を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
25 | invalid role. | 指定したリモートコピーの方向が不当です。 | |
26 | setup is inadequate | コピー設定が不十分です。以下のどちらかの事象が発生しました。
| 富士通技術員(CE、SE)に連絡してください。 |
27 | bit map resolution disagree. | 筐体間のビットマップ解像度が不一致です。 | |
28 | communication interrupted. | 筐体間の通信に異常が発生しました。 | 筐体間の接続状態を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
29 | another partner is not supported. | コピー元またはコピー先のディスクアレイのファームウェア版数が未サポートです。 | 富士通技術員(CE)に連絡してください。 |
30 | the session mode was not changed. | セションモードの切り替えに失敗しました(元の状態のままです)。 | 筐体間の接続状態を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE、SE)に連絡してください。 |
31 | the session mode crosses. | セションモードの切り替えに失敗しました(筐体間の情報が矛盾しています)。 | |
32 | the operation of SnapOPC was failed. | 以下のどちらかの事象が発生しました。
| 以下のどちらかの対処を実施してください。
問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE、SE)に連絡してください。 |
33 | the operation of REC buffer was failed. | RECバッファーの設定変更または情報表示に失敗しました。 | RECバッファーの設定状況を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE、SE)に連絡してください。 |
34 | the operation of concurrent suspend was failed. | コンカレントサスペンドに失敗しました(元の状態のままです)。 | すべてのセションの状態を確認し、再試行してください。HP-UX版、AIX版の場合は、複写先ボリュームのサイズが、複写元ボリュームのサイズ以上になっていることを確認してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(SE)に連絡してください。 |
35 | invalid Snap Data volume. | Snap Data Volumeの指定誤りを検出しました。
| コピー元またはコピー先のパーティション情報を確認し、再試行してください。 問題が解決しない場合は、富士通技術員(CE、SE)に連絡してください。 |
36 | out of sequence. | 以下のどれかの事象が発生しました。
| 以下のどれかの対処を実施してください。
問題が解決しない場合は、富士通技術員(SE)に連絡してください。 |
注 : トラブル解決に必要な資料は、「acmcapture (troubleshooting data collection command)」を利用して採取してください。