Expressは、クローンコピー、スナップショットコピー、リモートコピーといったETERNUSの機能を利用して、ETERNUS ディスクアレイの管理を容易にします。
マルチストレージ管理
複数のETERNUS ディスクアレイの管理および監視が、1つのコンソールでできます。
ETERNUS ディスクアレイの構築
ETERNUS ディスクアレイの構築、および構成の変更ができます。
また、RAIDグループとLUNの作成や、LUNのサーバ割り当てが簡単に実施できます。
運用状態
ストレージシステムの構成が一覧で表示されるため、ボリュームやRAIDグループなどの状態を簡単に確認できます。また、複数のストレージシステムを総合管理することでエラーの発見が簡単になるため、個々のストレージシステムに配慮する必要がありません。
アドバンスト・コピー設定ウィザード
ウィザードを利用することで、簡単にハードウェアのアドバンスト・コピーが設定できます。この設定は、ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピー機能を利用する前に行ってください。
アドバンスト・コピー機能
ETERNUS ディスクアレイが提供するアドバンスト・コピー機能は、Express Web GUIを利用することで簡単に設定できます。
また、アドバンスト・コピー機能は、Expressのコマンドラインインターフェースでも利用できます。
コマンドラインインターフェースを利用することで一連のコピー操作ができるため、他のプログラムと同時に動作するスクリプトの作成、およびOSのスケジューラーを利用した定期的なコピーが実施できます。
アドバンスト・コピー機能で使用するコピーには、以下の種類があります。
アドバンスト・コピー
クローンコピー(EC)
クローンコピー(OPC)
クローンコピー(Quick OPC)
スナップショットコピー(SnapOPC+)
リモート・アドバンスト・コピー
リモートコピー(REC)
同期モード
Consistencyモード
Stackモード
注意
スナップショットコピーのセションは最大8つまで同時に処理できます。
スナップショットコピーのセションを9つ以上同時に実行したり、クローンコピーまたはリモートコピーを実行したりする場合は、オプション製品、またはセット製品が必要です。また、ETERNUS ディスクアレイのアドバンスト・コピーライセンスも必要です。
性能管理
GUIを利用することで、24時間分のETERNUS ディスクアレイの性能情報を、グラフで表示できます。
また、コマンドライン操作をすることで、1時間分または24時間分のETERNUS ディスクアレイの性能情報を、CSVファイルに出力できます。