ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 リファレンスガイド

2.6 ユーザー

ユーザーのXML定義は以下のとおりです。

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<User name="ユーザー名" label = "ラベル" >
  <Password>パスワード</Password>
  <Comment>"コメント1"</Comment>
  <UserGroup>ユーザーグループ名</UserGroup>
   <Roles>
    <Role name="ロール名1">
      <Scopes>
        <Scope>アクセス範囲1</Scope>
        <Scope>アクセス範囲2</Scope>
        <Scope>アクセス範囲3</Scope>
      </Scopes>
    </Role>
    <Role name="ロール名2">
      <Scopes>
        <Scope>アクセス範囲1</Scope>
        <Scope>アクセス範囲2</Scope>
        <Scope>アクセス範囲3</Scope>
      </Scopes>
    </Role>
  </Roles>
</User>

表2.9 ユーザーのXML指定項目一覧

要素名	説明	取り得る値、または例
ユーザー名 (User name)	ユーザーの名前	先頭半角英字で、半角英数字、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列
ラベル (User label)	ユーザーのラベル(省略可)	日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく32文字以内の文字列
パスワード (Password)	ユーザーのパスワード	半角英数字と記号で構成された16文字以内の文字列
コメント (Comment)	ユーザーのコメント(省略可)	日本語(半角カナを含む)、半角文字に関係なく256文字以内の文字列
ユーザーグループ名 (UserGroup)	ユーザーが所属するユーザーグループ名(省略可)	ユーザーグループ名を指定します。 省略した場合、操作ユーザーの所属するユーザーグループが指定されたとみなします。
ロール名 (Role name)	ロール名(省略可)	アクセス範囲に割り当てるロール名を指定します。 指定できるロール名は、「ServerView Resource Orchestrator ユーザーズガイド」の「C.1 ロール」の「表C.1 ロール別操作可能範囲」を参照してください。
アクセス範囲 (Scope)	指定したロールのアクセス範囲を指定します。	ユーザーに許可するアクセス範囲を指定します。 アクセス範囲の制限をする場合は、リソースフォルダー名またはリソース名を指定します。制限を行わない場合は、"all"を指定します。

例

<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<User name="test_user01" label="test_user01">
  <Password>test_user01</Password>
  <Comment>test_user</Comment>
  <UserGroup>admin</UserGroup>
</User>