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ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

I.2 管理サーバの高可用性

ここでは、マネージャーの高可用性について説明します。

本製品では、マネージャーのクラスタ運用ができます。SVOM/VIOMを使用してブレードサーバを管理対象サーバとして運用する場合、Hyper-V環境のWindowsゲストOSの環境にマネージャーを構築してください。

図I.3 管理サーバのクラスタ運用


マネージャーのクラスタ運用のための前提条件

マネージャーをクラスタ運用するための前提条件は以下のとおりです。

以下の構成になります。

図I.4 ストレージがEMC(Symmetrix)以外の場合

*1: AD Serverは、各管理サーバ上にそれぞれ配置することもできます。

図I.5 ストレージがEMC(Symmetrix)の場合

*1: AD Serverは、各管理サーバ上にそれぞれ配置することもできます。


Hyper-V環境のWindowsゲストの環境におけるマネージャのクラスタ運用

以下の項目の詳細は、Hyper-Vのマニュアルを参照してください。

Windows環境およびLinux環境におけるマネージャのクラスタ運用

クラスタ運用の設定と解除は、以下の作業が必要です。

クラスタ運用の設定と解除の手順については、「ServerView Resource Coordinator VE インストールガイド」の「付録B マネージャのクラスタ運用設定・削除」を参照してください。

注意

  • L-Serverなどに対する操作中に、管理サーバの切替えが発生すると、実行中の操作は失敗することがあります。

    リソースの作成や登録などを行っていた場合、不要なリソースを削除し再実行してください。

  • ETERNUSを使用して、L-Server作成などを行い、ETERNUSの設定情報を変更しているとき、管理サーバに異常が発生すると、ETERNUSの状態が設定処理中から復帰しないことがあります。この場合、ETERNUSmgrから強制ログオンしたあと、ログオフして復旧してください。ETERNUS DX60/DX80/DX90の場合、当社技術員に連絡してください。ETERNUSの復旧手順については、ETERNUSのマニュアルを参照してください。