リソースフォルダーは、多数のリソースを管理する場合や、リソースを何らかの条件で分けて管理したい場合に利用できます。
リソースフォルダーは、オーケストレーションツリーと、サーバリソースツリーに作成できます。
オーケストレーションツリーに作るリソースフォルダーには、以下のリソースを格納できます。
L-Server
リソースプール
リソースフォルダー
テナントフォルダー
サーバリソースツリーに作るリソースフォルダーには、以下のリソースを格納できます。
シャーシ
サーバ(シャーシに格納されないもの)
リソースフォルダー
リソースフォルダーに格納するリソースは、必要に応じて自由に配置できます。
また、階層化により、リソースフォルダーの中に、ほかのリソースフォルダーを格納できます。
リソースフォルダーを利用することで、以下のことが実現できます。
同時に扱うリソースの数が減るため、リソースの選択が簡単にできる
リソースの詳細な分類ができる
また、オーケストレーションツリーでは、ロールのアクセス範囲を制限する設定と組み合わせて利用することで、管理者ごとにアクセスできるリソースフォルダーを制限できます。これにより、以下のことが実現できます。
管理者ごとの管理範囲を分離できる
ロールと連携することで、操作権限範囲外のリソースへの誤操作を防止できる
なお、アクセス範囲が1つのリソースフォルダー配下に制限されている場合、そのリソースフォルダーを"ホームフォルダー"と呼びます。ホームフォルダーを設定することで、リソースフォルダーの指定が必要な各種操作で、指定を省略できます。
登録可能なリソース
リソースフォルダーはリソースフォルダー種別ごとに管理を行います。リソースフォルダー種別ごとに登録可能なリソースを以下に示します。
リソースフォルダー種別 | 登録可能なリソース |
---|---|
オーケストレーション(lserver) | L-Server |
リソースプール | |
サーバ(server) | シャーシ |
サーバ |