ページの先頭行へ戻る
ServerView Resource Orchestrator V2.3.0 ユーザーズガイド

2.1 RCコンソール

ここでは、本製品で表示される画面の構成について説明します。

図2.1 RCコンソール

メニュー

本製品に対する操作は、メニューバーに表示されているメニューまたはポップアップメニューから行います。
RCコンソールのメニューは以下のとおりです。
以下のメニュー以外については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「第2章 画面説明」を参照してください。

表2.1 メニュー項目一覧

メニューバー

メニュー

サブメニュー

機能

ファイル

L-Serverのテンプレート

インポート

L-Serverテンプレートを読み込みます。

エクスポート

L-Serverテンプレートを書き出します。

設定

プール

登録

選択されているリソースプールにリソースを登録します。

登録解除

選択されているリソースを、リソースプールから解除します。

作成

フォルダ

サーバツリー、オーケストレーションツリーでリソースフォルダーを作成します。

テナント

オーケストレーションツリーでテナントフォルダーを作成します。

プール

オーケストレーションツリーでリソースプールを作成します。

L-Server

L-Serverを作成します。

ネットワークリソース(新規)

新規にネットワークリソースを作成します。

ネットワークリソース(管理LANサブネットから)

管理LANサブネットからネットワークリソースを作成します。

別フォルダへ移動

-

リソースプール、リソースフォルダーまたはリソースを別のリソースフォルダーへ移動します。

別プールへ移動

-

リソースを別のリソースプールへ移動します。

ユーザアカウント

-

ユーザーアカウントを登録、変更、削除します。

ユーザグループ

-

ユーザーグループを登録、変更、削除します。

パスワード変更

-

ログインしたユーザーのパスワードを変更します。

設定変更

基本情報

リソースプール、リソースフォルダー、またはリソースの基本情報を変更します。

仕様

L-Serverまたはネットワークリソースの仕様を変更します。

ディスク増設

L-Serverのディスクを増設します。

ディスク本数削減

L-Serverからディスクを削減します。

ネットワーク構成

L-Serverのネットワーク構成を変更します。

定義情報

L-Serverの定義情報を変更します。

L-Server関連付け

設定

構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverを関連付けます。

解除

物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付けを解除します。

操作

スナップショット

採取

L-Serverのスナップショットを採取します。

リストア

L-Serverにスナップショットをリストアします。

削除

スナップショットを削除します。

コンソール画面起動

-

L-Serverのコンソール画面を開きます。

VMツールの導入

-

L-ServerにVMware ToolsをインストールするためのISOイメージを接続します。

バックアップリストア

バックアップ

L-Serverのシステムイメージをバックアップします。

リストア

L-Serverのシステムイメージをリストアします。

削除

バックアップされているシステムイメージを削除します。

ステータス

管理対象サーバの状態が表示されます。物理サーバの状態に加え、L-Serverの状態も表示されます。選択リストから物理サーバとL-Serverの情報表示を切り替えられます。
ログインしたユーザーが以下の場合は、L-Serverの状態だけ表示できます。

  • L-Serverだけ利用できるロールのユーザーの場合

  • アクセス範囲を制限されたユーザーの場合

管理対象サーバで警告または異常イベントが発生すると、監視状況エリアが点滅します。
点滅するエリアをクリックすると、対象のサーバの情報がメインパネルに表示されます。

ステータスについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「2.3 ステータス」を参照してください。

ツリー

本製品では、ServerView Resource Coordinator VEで提供されるツリーに加えて、オーケストレーションツリーとストレージツリーが表示されます。また、サーバツリーにリソースフォルダーを作成した場合は、リソースフォルダーが表示されます。
ログインしたユーザーが以下の場合は、オーケストレーションツリーだけ表示できます。

  • L-Serverだけ利用できるロールのユーザーの場合

  • アクセス範囲を制限されたユーザーの場合

    表示されるリソースは、ログインしたユーザーに設定されたアクセス権で表示できるリソースだけです。

オーケストレーションツリー

L-Serverとリソースプールを管理、操作します。

ログインした人がアクセスできるすべてのリソースが表示されます。表示されるリソースは、ロールとアクセス権の設定によって異なります。

以下のリソースの状態がツリー構造で表示されます。

  • リソースフォルダーとL-Server

  • リソースプール、およびリソースプールに登録されたリソース

なお、各ツリーの最上位のリソースフォルダーをルート(root)フォルダーと呼びます。標準では、ルートフォルダーだけが存在します。

オーケストレーションツリーでは、以下の情報が表示されます。

  • リソース一覧

    ツリーでリソースを選択した場合、関連するリソースの情報が表示されます。

  • リソース詳細

    ツリーでリソースを選択した場合、リソースの詳細な情報が表示されます。また、連携ソフトウェアの画面を起動できます。

  • 利用可能プール

    利用できるリソースプールの一覧が表示されます。

  • テンプレート一覧

    利用できるL-Serverテンプレートの一覧が表示されます。
    L-ServerテンプレートからL-Serverを作成できます。

サーバリソースツリー

サーバリソースツリーでは、本製品で管理するシャーシ、サーバ、VMホスト、VMゲストおよびLANスイッチがツリー構造で表示されます。

ネットワークリソースツリー

ネットワークリソースツリーでは、本製品で管理するLANスイッチブレード以外のLANスイッチがツリー構造で表示されます。

ストレージツリー

ストレージツリーでは、本製品で管理するストレージ管理製品、ストレージ装置、RAIDグループ、LUN、VMゲストの仮想ディスクがツリー構造で表示されます。

サーバリソースツリーとネットワークリソースツリーには、リソースを示すアイコンとリソース名が表示されます。

アイコンとリソース名については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「第2章 画面説明」および「ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド」の「5.2 リソース状態」を参照してください。

メインパネル

ツリーで選択されているリソースの情報が表示されます。

リソース詳細に表示される以下のサーバ属性の、基本情報以外のリソースの属性については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「2.5.2 リソース詳細」を参照してください。

表2.2 サーバ属性

項目

表示内容

CPUコア総数 (*1)

CPUのコア総数です。

CPUタイプ (*2)

CPUのタイプです。

CPU周波数 (*2)

CPUの周波数です。

メモリ容量 (*2)

メモリ容量です。

*1: PRIMEQUEST 1000シリーズの場合、または、PRIMERGYシリーズでエージェントを登録しない場合、ハイフン("-")が表示されます。
*2: ラックマウント型サーバおよびタワー型サーバでエージェントを登録しない場合、ハイフン("-")が表示されます。

進捗状況

操作の進捗状況と完了した操作の処理結果が、ユーザーのアクセス範囲に応じて表示されます。

イベントログ

発生したイベントの情報が表示されます。
イベントログには、本製品のイベントに加えて、ServerView Resource Coordinator VEのイベントが表示されます。
管理対象のリソースで、発生したイベントの履歴が一覧で表示されます。
ログインしたユーザーのロールとアクセス範囲によって、表示されるリソースが制限されます。

<ブレードビューア>>>ボタン

ブレードビューアーに切り替えられます。
管理対象サーバとしてPRIMERGY BXシリーズが登録されている場合だけ、ブレードの操作画面として利用できます。

ユーザーが以下の場合、<ブレードビューア>>>ボタンは表示されません。

  • L-Serverだけ利用できるロールのユーザーの場合

  • アクセス範囲を制限されたユーザーの場合