ここでは、本製品で表示される画面の構成について説明します。
図2.1 RCコンソール
本製品に対する操作は、メニューバーに表示されているメニューまたはポップアップメニューから行います。
RCコンソールのメニューは以下のとおりです。
以下のメニュー以外については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「第2章 画面説明」を参照してください。
メニューバー | メニュー | サブメニュー | 機能 |
---|---|---|---|
ファイル | L-Serverのテンプレート | インポート | L-Serverテンプレートを読み込みます。 |
エクスポート | L-Serverテンプレートを書き出します。 | ||
設定 | プール | 登録 | 選択されているリソースプールにリソースを登録します。 |
登録解除 | 選択されているリソースを、リソースプールから解除します。 | ||
作成 | フォルダ | サーバツリー、オーケストレーションツリーでリソースフォルダーを作成します。 | |
テナント | オーケストレーションツリーでテナントフォルダーを作成します。 | ||
プール | オーケストレーションツリーでリソースプールを作成します。 | ||
L-Server | L-Serverを作成します。 | ||
ネットワークリソース(新規) | 新規にネットワークリソースを作成します。 | ||
ネットワークリソース(管理LANサブネットから) | 管理LANサブネットからネットワークリソースを作成します。 | ||
別フォルダへ移動 | - | リソースプール、リソースフォルダーまたはリソースを別のリソースフォルダーへ移動します。 | |
別プールへ移動 | - | リソースを別のリソースプールへ移動します。 | |
ユーザアカウント | - | ユーザーアカウントを登録、変更、削除します。 | |
ユーザグループ | - | ユーザーグループを登録、変更、削除します。 | |
パスワード変更 | - | ログインしたユーザーのパスワードを変更します。 | |
設定変更 | 基本情報 | リソースプール、リソースフォルダー、またはリソースの基本情報を変更します。 | |
仕様 | L-Serverまたはネットワークリソースの仕様を変更します。 | ||
ディスク増設 | L-Serverのディスクを増設します。 | ||
ディスク本数削減 | L-Serverからディスクを削減します。 | ||
ネットワーク構成 | L-Serverのネットワーク構成を変更します。 | ||
定義情報 | L-Serverの定義情報を変更します。 | ||
L-Server関連付け | 設定 | 構築済みの物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverを関連付けます。 | |
解除 | 物理サーバまたは仮想マシンとL-Serverの関連付けを解除します。 | ||
操作 | スナップショット | 採取 | L-Serverのスナップショットを採取します。 |
リストア | L-Serverにスナップショットをリストアします。 | ||
削除 | スナップショットを削除します。 | ||
コンソール画面起動 | - | L-Serverのコンソール画面を開きます。 | |
VMツールの導入 | - | L-ServerにVMware ToolsをインストールするためのISOイメージを接続します。 | |
バックアップリストア | バックアップ | L-Serverのシステムイメージをバックアップします。 | |
リストア | L-Serverのシステムイメージをリストアします。 | ||
削除 | バックアップされているシステムイメージを削除します。 |
管理対象サーバの状態が表示されます。物理サーバの状態に加え、L-Serverの状態も表示されます。選択リストから物理サーバとL-Serverの情報表示を切り替えられます。
ログインしたユーザーが以下の場合は、L-Serverの状態だけ表示できます。
L-Serverだけ利用できるロールのユーザーの場合
アクセス範囲を制限されたユーザーの場合
管理対象サーバで警告または異常イベントが発生すると、監視状況エリアが点滅します。
点滅するエリアをクリックすると、対象のサーバの情報がメインパネルに表示されます。
ステータスについては、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「2.3 ステータス」を参照してください。
本製品では、ServerView Resource Coordinator VEで提供されるツリーに加えて、オーケストレーションツリーとストレージツリーが表示されます。また、サーバツリーにリソースフォルダーを作成した場合は、リソースフォルダーが表示されます。
ログインしたユーザーが以下の場合は、オーケストレーションツリーだけ表示できます。
L-Serverだけ利用できるロールのユーザーの場合
アクセス範囲を制限されたユーザーの場合
表示されるリソースは、ログインしたユーザーに設定されたアクセス権で表示できるリソースだけです。
L-Serverとリソースプールを管理、操作します。
ログインした人がアクセスできるすべてのリソースが表示されます。表示されるリソースは、ロールとアクセス権の設定によって異なります。
以下のリソースの状態がツリー構造で表示されます。
リソースフォルダーとL-Server
リソースプール、およびリソースプールに登録されたリソース
なお、各ツリーの最上位のリソースフォルダーをルート(root)フォルダーと呼びます。標準では、ルートフォルダーだけが存在します。
オーケストレーションツリーでは、以下の情報が表示されます。
リソース一覧
ツリーでリソースを選択した場合、関連するリソースの情報が表示されます。
リソース詳細
ツリーでリソースを選択した場合、リソースの詳細な情報が表示されます。また、連携ソフトウェアの画面を起動できます。
利用可能プール
利用できるリソースプールの一覧が表示されます。
テンプレート一覧
利用できるL-Serverテンプレートの一覧が表示されます。
L-ServerテンプレートからL-Serverを作成できます。
サーバリソースツリーでは、本製品で管理するシャーシ、サーバ、VMホスト、VMゲストおよびLANスイッチがツリー構造で表示されます。
ネットワークリソースツリーでは、本製品で管理するLANスイッチブレード以外のLANスイッチがツリー構造で表示されます。
ストレージツリーでは、本製品で管理するストレージ管理製品、ストレージ装置、RAIDグループ、LUN、VMゲストの仮想ディスクがツリー構造で表示されます。
サーバリソースツリーとネットワークリソースツリーには、リソースを示すアイコンとリソース名が表示されます。
アイコンとリソース名については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「第2章 画面説明」および「ServerView Resource Coordinator VE 運用ガイド」の「5.2 リソース状態」を参照してください。
ツリーで選択されているリソースの情報が表示されます。
リソース詳細に表示される以下のサーバ属性の、基本情報以外のリソースの属性については、「ServerView Resource Coordinator VE 導入ガイド」の「2.5.2 リソース詳細」を参照してください。
項目 | 表示内容 |
---|---|
CPUコア総数 (*1) | CPUのコア総数です。 |
CPUタイプ (*2) | CPUのタイプです。 |
CPU周波数 (*2) | CPUの周波数です。 |
メモリ容量 (*2) | メモリ容量です。 |
*1: PRIMEQUEST 1000シリーズの場合、または、PRIMERGYシリーズでエージェントを登録しない場合、ハイフン("-")が表示されます。
*2: ラックマウント型サーバおよびタワー型サーバでエージェントを登録しない場合、ハイフン("-")が表示されます。
操作の進捗状況と完了した操作の処理結果が、ユーザーのアクセス範囲に応じて表示されます。
発生したイベントの情報が表示されます。
イベントログには、本製品のイベントに加えて、ServerView Resource Coordinator VEのイベントが表示されます。
管理対象のリソースで、発生したイベントの履歴が一覧で表示されます。
ログインしたユーザーのロールとアクセス範囲によって、表示されるリソースが制限されます。
ブレードビューアーに切り替えられます。
管理対象サーバとしてPRIMERGY BXシリーズが登録されている場合だけ、ブレードの操作画面として利用できます。
ユーザーが以下の場合、<ブレードビューア>>>ボタンは表示されません。
L-Serverだけ利用できるロールのユーザーの場合
アクセス範囲を制限されたユーザーの場合