クラスタ製品に対して実施しなければならない設定手順について説明します。
Interstageで使用できるクラスタ製品ごとに設定手順を示しますので、使用するクラスタ製品に合わせて環境設定を行ってください。
PRIMECLUSTERの場合
SafeCLUSTERの場合
MSCSの場合
なお、Sun Clusterを使用する場合の設定手順に関しては、“A.4 SunClusterを使用したクラスタシステム”を参照してください。
クラスタシステムに関連する環境設定を行います。以下の作業を行います。
なお、クラスタサービスは、PRIMECLUSTERではuserApplicationになります。
状態遷移プロシジャの修正
クラスタシステムの環境に応じて、Interstageの状態遷移プロシジャを修正します。
状態遷移プロシジャの登録
状態遷移プロシジャをPRIMECLUSTERへ登録します。
PRIMECLUSTERのクラスタ運用設定ビューより行う必要があります。
PRIMECLUSTERのCUIを使用して登録を行う必要があります。
●状態遷移プロシジャのサンプル
Interstageでは状態遷移プロシジャを利用し、Interstageの起動/停止および切り替え処理を行います。Interstageでは以下のディレクトリ配下に状態遷移プロシジャのサンプルを提供します。使用者は状態遷移プロシジャを環境に合わせて修正する必要があります。
/opt/FJSVisas/etc/HA/SynfinityCLUSTER
/opt/FJSVisas/etc/HA/PRIMECLUSTER
Interstageでは以下の状態遷移プロシジャのサンプルを提供します。
これらの状態遷移プロシジャのうち、使用している機能に該当する状態遷移プロシジャを使用します。
カテゴリ | サンプル名 | 制御内容 |
---|---|---|
サービス操作用 | IS_INTERSTAGE | Interstage(Interstage統合コマンドの起動/停止制御対象のサービス)の操作のために使用します。 |
ES_INTERSTAGE | イベントサービスの操作のために使用します。 | |
IREP_INTERSTAGE | Interstage ディレクトリサービスの操作のために使用します。 | |
SSO_INTERSTAGE | Interstage シングル・サインオンの操作のために使用します。セション管理を行う場合のみ登録します。 | |
OTS_RMP_INTERSTAGE | データベース連携サービス リソース管理プログラムの操作のために使用します。 | |
SOAP_INTERSTAGE | SOAPサービスの操作のために使用します。 | |
EBMS_INTERSTAGE | ebXML Message Serviceの操作のために使用します。 | |
ワークユニット起動用 | IJSERVER_INTERSTAGE | クラスタ切り替え時のIJServer起動操作のために使用します。 |
ODWU_INTERSTAGE | クラスタ切り替え時のCORBAワークユニット起動操作のために使用します。 | |
UTYWU_INTERSTAGE | クラスタ切り替え時のユーティリティワークユニット起動操作のために使用します。 | |
マルチサーバ管理用 | JMX_INTERSTAGE | マルチサーバ管理機能を使用している場合の操作のために使用します。 |
●サンプルの利用方法
使用者は以下の手順で状態遷移プロシジャの修正を行います。
状態遷移プロシジャの複写
状態遷移プロシジャの内容の修正
修正を行った後、修正したプロシジャには実行権限を付与してください。
Interstageより提供している状態遷移プロシジャのサンプルの内、使用している機能に該当する状態遷移プロシジャを使用者の任意のディレクトリ配下に以下の命名で複写してください。
なお、サンプルを複写するディレクトリはローカルディスク内に設定してください。また、プロシジャは各ノードで同一の位置に格納してください。
userApplication名.状態遷移プロシジャ名 |
複写した状態遷移プロシジャのうち、いくつかの状態遷移プロシジャに関しては、使用条件により修正を行う必要があります。
下表を参考に修正の実施有無を判断してください。また、修正が必要な場合には、以降の説明を参考に修正を実施してください。
カテゴリ | サンプル名 | 修正の | 修正実施の条件 |
---|---|---|---|
サービス操作用 | IS_INTERSTAGE | ○ | Interstageに対する監視条件を変更する場合。または、CORBA/SOAPクライアントゲートウェイを使用している場合。 |
ES_INTERSTAGE | ○ | 状態遷移プロシジャからイベントチャネルを起動する場合。 | |
IREP_INTERSTAGE | ○ | Interstageディレクトリサービスを使用している場合。 | |
SSO_INTERSTAGE | - | 修正の必要はありません。 | |
OTS_RMP_INTERSTAGE | ○ | OTSのリソース管理プログラムを使用している場合。 | |
SOAP_INTERSTAGE | ○ | SOAPサービスを使用している場合。 | |
EBMS_INTERSTAGE | ○ | ebXML Message Serviceを使用している場合。 | |
ワークユニット起動用 | IJSERVER_INTERSTAGE | ○ | 状態遷移プロシジャからIJServerを起動する場合。 |
ODWU_INTERSTAGE | ○ | 状態遷移プロシジャからCORBAワークユニットを起動する場合。 | |
UTYWU_INTERSTAGE | ○ | 状態遷移プロシジャからユーティリティワークユニットを起動する場合。 | |
マルチサーバ管理用 | JMX_INTERSTAGE | - | マルチサーバ管理機能の管理サーバをクラスタ運用する場合。 |
記号の意味 = ○:修正の必要あり -:修正の必要無し
複写した状態遷移プロシジャの内容の修正方法を以下に説明します。
●userApplication名.IS_INTERSTAGEの修正
ネーミングサービスおよびインタフェースリポジトリが何らかの異常で停止した場合でも、待機側に切り替えたくない場合は、状態遷移プロシジャ内のIS_ISV_WATCH_MODEに“0”を設定してください。通常は“1”が設定されており、切り替えの対象となっています。切り替えたい場合は、修正の必要はありません。
ネーミングサービスおよびインタフェースリポジトリが異常終了してもクラスタサービスを切り替えたくない場合
IS_ISV_WATCH_MODE="0" |
SOAPサービスのCORBA/SOAPクライアントゲートウェイを連動起動するために以下の環境変数を追加してください。
環境変数JAVA_HOMEは、使用するJava環境に合わせてしてください。
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FSUNod/lib |
LD_LIBRARY_PATH=/opt/FJSVod/lib:/opt/FJSVsoap/tools:/opt/FJSVisscs/lib |
●userApplication名.ES_INTERSTAGEの修正
イベントチャネルに「イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動しない」という設定を行った場合は、当該状態遷移プロシジャにより、運用ノードで起動する、および切り替え時に動作するイベントチャネルを設定する必要があります。状態遷移プロシジャ内の“ES_CHNL”に、起動するイベントチャネルグループ名を記述してください。
ただし、すべてのイベントチャネルに初期値(省略値)である「イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動する」という設定を行っている場合、上記の設定を行う必要はありません。
不揮発チャネル運用を行うイベントチャネルの場合、ユニットはイベントチャネル起動時に自動起動されます。状態遷移プロシジャ内の“ES_UNIT”に、起動するユニット名を記述する必要はありません。
イベントチャネルグループmix1、mix2、mix3を起動したい場合
ES_CHNL=”mix1 mix2 mix3” |
注意)記述する項目は半角ブランクで区切ってください。
●userApplication名.IREP_INTERSTAGEの修正
使用する共用ディスクパスを設定します。
共用ディスクパスを“/repository”として指定する場合
DIRECTORY=/repository |
注) 共用ディスクパスには、リソース登録済みのパスを指定してください。
●userApplication名.OTS_RMP_INTERSTAGEの修正
当該状態遷移プロシジャにより、運用ノードで起動するリソース管理プログラムおよび切り替え時に動作するリソース管理プログラムを設定します。そのため、状態遷移プロシジャ内の“DEF_NAME”にリソース管理プログラムとリソース定義名を以下のように記述してください。
/home/ots/resource1をresource1で、/home/ots/resource2をresource2で起動したい場合
DEF_NAME="/home/ots/resource1 resource1 /home/ots/resource resource2" |
また、JTS用のリソース管理プログラムを使用する場合には、“JTS_USE”に“TRUE”を設定してください。
JTSをクラスタ環境で使用したい場合
JTS_USE="TRUE" |
注意)記述する項目は半角ブランクで区切ってください。
●userApplication名.SOAP_INTERSTAGEの修正
使用するJava環境に合わせて環境変数JAVA_HOMEを設定します。
JDK5.0を使用する場合
JAVA_HOME=/opt/FJSVawjbk/jdk5 |
●userApplication名.EBMS_INTERSTAGEの修正
使用するJava環境に合わせてJAVA_VERSIONを設定します。
ebMSはJDK6では運用できません。
JDK5を使用する場合
JAVA_VERSION=5 |
JDK1.4を使用する場合
JAVA_VERSION=14 |
●userApplication名.ODWU_INTERSTAGE/ userApplication名.IJSERVER_INTERSTAGE/userApplication名.UTYWU_INTERSTAGEの修正
運用ノードで起動するワークユニットおよび切り替え時に引き継ぐワークユニットを設定します。ワークユニットごとの状態遷移プロシジャは以下のとおりです。
CORBAアプリケーションのワークユニットの場合、userApplication名.ODWU_INTERSTAGE
IJServerワークユニットの場合、userApplication名.IJSERVER_INTERSTAGE
ユーティリティワークユニットの場合、userApplication名.UTYWU_INTERSTAGE
状態遷移プロシジャ内のWU_NAMEにワークユニット名を以下のように記述してください。
WU1、WU2を起動および事前起動したい場合
WU_NAME="WU1 WU2" |
注意)記述するワークユニット名は半角ブランクで区切ってください。
1.リソース情報の設定
状態遷移プロシジャのリソース情報を設定する場合、“プロセスの再起動回数”を“0”に、“プロセスの再起動間隔”を“0”に、“プロセスの再起動回数の初期化”を“しない”に設定してください。
設定については、claddprocrscコマンドで行ないます。Claddprocrscコマンドについては、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
2.状態遷移指示タイミングの設定
Interstageから提供している状態遷移プロシジャに対し、以下に示すタイミングで呼び出されるように設定してください。設定については、claddprocrscコマンドで行ないます。Claddprocrscコマンドについては、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
[START-RUN]
・AFTER
[START-WAIT]
・AFTER
[STOP-RUN]
・BEFORE
[STOP-WAIT]
・BEFORE
[FAIL-RUN]
・BEFORE
[FAIL-WAIT]
・BEFORE
3.状態遷移プロシジャをuserApplicationに登録
状態遷移プロシジャをuserApplicationに登録します。「リソースの起動順序」については、以下の優先順位で呼び出されるように登録してください。
優先度の設定については、“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”より行います。“userApplication Configuration wizard”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
優先度の設定については、“CUI(RMS Wizard)”より行います。“CUI(RMS Wizard)”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
◆リソースの起動優先度
プロシジャクラスのBasicApplicationに登録するリソースの起動優先度
(上から順番に呼び出されるように設定)
userApplication.JMX_INTERSTAGE *1
userApplication.IREP_INTERSTAGE
userApplication.IS_INTERSTAGE
userApplication.SSO_INTERSTAGE *2
userApplication.OTS_RMP_INTERSTAGE
userApplication.ES_INTERSTAGE *3
userApplication.SOAP_INTERSTAGE
userApplication.EBMS_INTERSTAGE
プロシジャクラスのApplicationに登録するリソースの起動優先度(任意)
userApplication.IJSERVER_INTERSTAGE
userApplication.UTYWU_INTERSTAGE
userApplication.ODWU_INTERSTAGE
*1:管理サーバ機能を利用する場合のみ登録してください。
*2:セション管理の運用を行う場合のみ登録してください。
*3: すべてのイベントチャネルに初期値(省略値)である「イベントサービス起動時にイベントチャネルを自動起動する」という設定を行っている場合、この状態遷移プロシジャを登録する必要はありません。
◆操作手順
各手順で、状態遷移プロシジャを実行するすべてのノードにおいて以下に示す操作を行ってください。
状態遷移プロシジャの登録
clsetproc -c BasicApplication *1
-m IS_INTERSTAGE *2
-o /etc/opt/FJSVisas/HA/SynfinityCLUSTER/IS_INTERSTAGE *2
-o /etc/opt/FJSVisas/HA/PRIMECLUSTER/IS_INTERSTAGE *2
状態遷移プロシジャを使用するアプリケーションリソースの登録
claddprocrsc -k IS_INTERSTAGE *2
-m IS_INTERSTAGE *2
-c BasicApplication *1
-K AFTER -w -L AFTER -S BEFORE -T BEFORE -V BEFORE -W BEFORE -u 0 -t 0 -p 100 *3
userApplicationに状態遷移プロシジャ用リソースのPRIMECLUSTER用リソースとして登録
手順2.で作成したリソースをPRIMECLUSTER用のリソースとして登録します。
操作は“userApplication Configuration wizard”の“Resourceの作成”より行います。
リソースの名前は、上記「◆リソースの起動優先度」の形式にしてください。
“userApplication Configuration wizard”については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
操作はCUI(RMS Wizard)より行います。
CUI(RMS Wizard)については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
userApplicationへの状態遷移用プロシジャ用リソース登録
手順3.で作成したすべてのリソースを"4.2.4.1 クラスタサービス(userApplication)の起動”で作成したuserApplicationに登録します。
また「userApplicationの属性」については、「StandbyTransitions」に「ClearFaultRequest|StartUp|SwitchRequest」を設定してください。
userApplicationへの登録方法およびuserApplicationの属性の設定方法については、PRIMECLUSTERのマニュアルを参照してください。
オプションに指定するパラメタについて:
*1: ODWU_INTERSTAGE/TDWU_INTERSTAGE/ IJSERVER_INTERSTAGE/ UTYWU_INTERSTAGEの場合は省略
*2: 登録するリソースの名前に合わせて変更してください。
*3: EBMS_INTERSTAGE の場合はパラメタを以下のようにしてください。
-K BEFORE,AFTER -L BEFORE,AFTER -S BEFORE,AFTER -T BEFORE,AFTER -u 0 -t 0 -p 100
MSCSに対してInterstageのリソースを登録します。
MSCSに対してInterstageのリソースを登録する前に、ワークユニットまたはデータ連携サービスを使用する場合は、リソース管理プログラムおよびワークユニット起動用バッチファイルの作成を行う必要があります。またイベントチャネルを自動起動したい場合にも、MSCSに対してイベントチャネル起動用バッチファイルの作成を行う必要があります。
1) ワークユニット起動用バッチファイルの作成
クラスタの切り替え時にワークユニットを自動起動したい場合には、MSCSに対してワークユニット起動用バッチファイルを汎用アプリケーションとして登録します。
ワークユニット起動用バッチファイルは、以下のように記述します。
echo off |
[補足事項]
バッチファイルの最後には必ず”pause”を入れる必要があります。
2) データベース連携サービス起動用バッチファイルの作成
クラスタの切り替え時にデータベース連携サービスを自動起動したい場合には、1)で作成したワークユニット起動用バッチファイルにデータベース連携サービスに関する起動制御文を追記します。この後、データベース連携サービスおよびワークユニット起動用バッチファイルをMSCSに対して汎用アプリケーションとして登録します。
データベース連携サービスおよびワークユニット起動用バッチファイルは、以下のように記述します。
echo off |
[補足事項]
JTS用のリソース管理プログラムを起動するには、otsstartrsc -j を記載してください。
3) イベントチャネル起動用バッチファイルの作成
クラスタの切り替え時にイベントチャネルを自動起動したい場合には、MSCSに対してイベントチャネル起動用バッチファイルを汎用アプリケーションとして登録します。
イベントチャネル起動用バッチファイルは、以下のように記述します。
echo off |
[補足事項]
バッチファイルの最後には、必ず”pause”を入れる必要があります。
揮発チャネル運用時、esstartunitコマンドの記述は必要ありません。
4) リソース登録
MSCSに対してInterstageのリソースを登録します。
クラスタアドミニストレータを使用し、下表に示すリソースの一覧を参考に、使用するサービスのリソースを登録してください。
以下は、使用するデータベースがSymfoware Serverの場合です。
なお、登録対象のリソースの“依存関係(依存先)”に、使用しないリソースが記載されている場合には、その使用しないサービスの依存先が、“依存関係(依存先)”になります。
例えば、“(10)EventServiceサービス”を使用しない場合、“(12)TransactionDirectorサービス”の依存先は“(9)InterfaceRep_Cache Serviceサービス”になります。
Windows Server(R) 2008 で以下のリソースを登録する場合は、セットアップパラメタを削除してください。
ebXML Message Service サービス
Interstage HTTP Serverのサービス
セットアップパラメタの削除は以下のコマンドを実行してください。
Cluster Resource "リソース名" /priv StartupParameters="" |
MSCSへのリソース登録について
| リソース資源 | サービス名 | リソースの種類 | 依存関係(依存先) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
(1) | Interstage用 | - | IPアドレス |
| (注14) |
(2) | Interstage用 | - | ネットワーク名 | (1)Interstage用IPアドレス | (注14) |
(3) | 共用ディスク | - | 物理ディスク | (2)Interstage用ネットワーク名 |
|
(4) | Symfowareサービス | Symfoware RDB(注2) | 汎用サービス | (3)共用ディスク |
|
(5) | Interstage JMXサービス | Interstage Operation Tool | 汎用サービス | (3)共用ディスク | (注10) |
(6) | Interstage ディレクトリサービスのサービス | Interstage Directory Service(リポジトリ名) | 汎用サービス | (3)共用ディスク | (注8) |
(7) | OD_startサービス | ODloader | 汎用サービス | (4)Symfowareサービス | (注1) |
(8) | NamingService | Naming | 汎用サービス | (5)OD_startサービス | (注1) |
(9) | InterfaceRep_Cache | InterfaceRep_Cache_s | 汎用サービス | (8)NamingServiceサービス | (注1) |
(10) | EventServiceサービス | esdmnmain | 汎用サービス | (9)InterfaceRep_Cache Serviceサービス | (注1) |
(11) | EventFactoryサービス(注5) | esfactory | 汎用サービス | (10)EventServiceサービス | (注1) |
(12) | TransactionDirector | TransactionDirector | 汎用サービス | (11)EventServiceサービス | (注1) |
(13) | Interstage API | Interstage API | 汎用サービス | (12)TransactionDirector | (注1) |
(14) | ObjectTransactionServiceサービス(注3) | ObjectTransactionService | 汎用サービス | (13)Interstage APIサービス | (注1) |
(15) | データベース連携サービスおよびワークユニット起動用バッチファイル | - | 汎用アプリケーション | (14)ObjectTransactionServiceサービスまたは | (注1) |
(16) | イベントチャネル起動用バッチファイル(注6) | - | 汎用アプリケーション | (14)ObjectTransactionServiceサービスまたは | (注1) |
(17) | SOAPサービス | F3FMsoap | 汎用サービス | (7)OD_startサービス |
|
(18) | Interstage HTTP Serverのサービス | FJapache | 汎用サービス | (1)IPアドレス |
|
(19) | ebXML Message Service サービス | ebXMLMessageService EBMS001 | 汎用サービス | (16)イベントチャネル起動用バッチファイル | (注7) |
(20) | Interstage シングル・サインオンのセション管理サーバ状態監視用アプリケーション(注11) | - | 汎用アプリケーション | (18)Interstage HTTP Serverのサービス (注15) |
|
[補足事項]
上記のすべてのリソースをInterstage用のグループに登録してください。
リソースの名前には任意の文字列を指定してください。
実行できる所有者には、クラスタシステムを構成するノードを指定してください。
汎用サービス登録時は、表中のサービス名を指定してください。
その他の設定項目については、指定の必要はありません。
(注1)
“ネットワーク名をコンピュータ名として使う”チェックボックスを選択しないでください。
(注2)
Symfoware Server製品のサービス名の詳細については、Symfoware Server製品のマニュアルを確認してください。
(注3)
データベース連携サービスを使用する場合のみ、本リソース資源を設定してください。
(注4)
データベース連携サービスを使用する場合は、ObjectTransactionServiceサービスを依存関係に設定し、使用しない場合はInterstage APIサービスを依存関係に設定してください。
(注5)
EventFactoryサービスは動的生成運用を行うときのみ登録してください。
(注6)
イベントチャネルを起動する場合のみ登録してください。
(注7)
ebXML Message Service を使用する場合のみ登録してください。また、ebMS用 IJServer起動用バッチファイルも、ebXML Message Service サービスに依存するリソースとして登録してください。
(注8)
リポジトリを停止したい場合は、MSCSに登録したリポジトリのリソースを削除してください。
(注9)
Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを使用する場合には、SSOリポジトリとして使用しているInterstage ディレクトリサービスのサービスを依存関係に設定してください。
(注10)
管理サーバ機能を利用する場合のみ登録してください。
(注11)
セション管理の運用を行うInterstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを使用する場合は、Interstage シングル・サインオンのセション管理サーバ状態監視用アプリケーション(C:\Interstage\F3FMsso\ssoatcsv\bin\ssostatssmgr.exe)を登録してください。
(注12)
“InterfaceRep_Cache Serviceサービス”が存在しない場合、依存先は“NamingServiceサービス”としてください。また、“NamingServiceサービス”が存在しない場合、依存先は“OD_startサービス”としてください。
(注13)
InterfaceRep_eサービスが存在する場合には、InterfaceRep_Cache_sサービスに加え、InterfaceRep_eサービスも登録します。InterfaceRep_eサービスが存在しない場合には、InterfaceRep_eサービスを登録する必要はありません。
(注14)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008のフェールオーバー クラスタリング機能の場合、(1)、(2)のかわりに、“クライアントアクセスポイント”をリソースとして登録してください。
(注15)
Interstage シングル・サインオンのリポジトリサーバを組み込んだInterstage HTTP Serverのサービスを依存関係に設定してください。