ページの先頭行へ戻る
Interstage Application Server 運用ガイド(基本編)

7.3.4 CORBAワークユニット

■ マルチサーバ環境における設計上の考慮点

CORBAワークユニットの配置先

  CORBAワークユニットと配置先(サーバグループまたは単体運用の管理対象サーバ)の関係は、1対1となります。
  並列サーバ上でCORBAワークユニットを運用する場合は、並列運用を行うサーバ群をサーバグループとして構成します。


CORBAワークユニットの定義項目

  CORBAワークユニットの定義項目は、サーバグループに所属する各管理対象サーバが採用する値です。サーバグループ内の合計値ではありません。
  たとえば、プロセス多重度を5とした場合、サーバグループに所属する各管理対象サーバのプロセス多重度は5となります。


■ CORBAワークユニットの運用モデル

  マルチサーバ環境におけるCORBAワークユニットの運用には、負荷分散モデルと単体運用モデルがあります。


負荷分散モデル

  負荷分散モデルでは、負荷分散対象となる管理対象サーバ群をサーバグループとして構成します。


単体運用モデル

  単体運用モデルは、管理対象サーバ1台(単体運用の管理対象サーバ)で業務を運用するモデルです。