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Interstage Application Server/Interstage Web Server 移行ガイド

6.6.1 Interstage Application Server V9.0での変更内容

  Interstage Application Server V9.0(以降、Interstage V9.0)での変更内容を説明します。


■JMS1.0.2規約からJMS1.1規約への変更について

  Interstage 8.0以前までJava Message Service 1.0.2規約をサポートしていましたが、Interstage V9.0以降においてJava Message Service 1.1規約をサポートするように変更となりました。
  Java Message Service 1.1規約では、Java Message Service 1.0.2規約に従ったアプリケーションも正常に動作することを保証していますが、Interstage V9.0以降でJMS1.0.2規約のアプリケーションを実行すると、Interstage 8.0以前の環境で実行した場合とエラーチェックおよび例外情報が異なることがあります。
  Interstage 8.0以前の環境で作成したアプリケーションを、Interstage V9.0以降の環境で同様の動作で実行する場合は、アプリケーション実行時にシステムプロパティに以下のように指定してください。


[システムプロパティ名]

  com.fujitsu.interstage.jms.exception_version_lower

[指定方法]

  “yes”を設定します。

-Dcom.fujitsu.interstage.jms.exception_version_lower=yes