以下の製品からのサーバの移行方法を説明します。
Interstage Application Server V7.0/8.0
■移行手順
バックアップ、およびリストアにより移行します。
ただし、上記製品でバックアップした各サーバの資源を、本バージョンでリストアする場合、ssorestoreコマンドを使用することはできません。以下の手順でリストアしてください。
バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。
1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 2.リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
1. cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのリポジトリサーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 2. リポジトリサーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [リポジトリサーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。 3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。(注) |
1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの認証サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 3. 認証サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [認証基盤] > [認証サーバ] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。(注) |
注)セションの管理を行っていない場合は、[詳細設定[表示]]をクリックし、[認証基盤の情報] > [認証基盤のURL]に認証基盤のURLを指定してください。
バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。
1.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 2.xcopyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源(ディレクトリ)をもとのディレクトリにコピーします。 3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
1.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 2.cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリの業務サーバの資源をもとのディレクトリにコピーします。 3. 業務サーバの環境をリストアしたマシンのInterstage管理コンソールを使用して、[システム] > [セキュリティ] > [シングル・サインオン] > [業務システム] > [業務システム名] > [環境設定]タブの[適用]ボタンをクリックします。 |
バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。
copyコマンド(またはエクスプローラ)を使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。 |
cpコマンドを使用して、バックアップ用ディレクトリのJavaアプリケーションの資源をもとのディレクトリにコピーします。 |
注)Javaアプリケーションを開発する場合にリストアしてください。
リポジトリサーバの移行について
リポジトリサーバの資源をリストアする場合は、以下の資源を事前にリストアしてください。
Interstage HTTP Server
Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行については、“4.1.1 8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache HTTP Server 1.3ベース)からの移行”を参照してください。
Interstage ディレクトリサービス
SSOリポジトリとして使用しているInterstage ディレクトリサービスのV7.0以前からの移行については“5.10 Interstage ディレクトリサービスの移行”を参照してください。
Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境を使用してSSL通信を行っている場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。Interstage証明書環境のV7.0以前からの移行については、“5.9 Interstage証明書環境の移行”を参照してください。
リポジトリサーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。
旧バージョン環境にてssosetsvcコマンドを使用してリポジトリサーバのサービス依存関係の設定を行なっている場合は、移行後、再度ssosetsvcコマンドを使用してリポジトリサーバのサービス依存関係の設定を行なってください。
移行後、リポジトリサーバで使用しているWebサーバ(Interstage HTTP Server)のホストは、Interstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [FJapache] > [バーチャルホスト] > [_default_:リポジトリサーバのポート番号]で確認できます。
認証サーバの移行について
認証サーバの資源をリストアする場合は、Interstage HTTP Serverの資源を事前にリストアしてください。Webサーバ(Interstage HTTP Server)の移行については、“4.1.1 8.0以前のInterstage HTTP Server(Apache HTTP Server 1.3ベース)からの移行”を参照してください。
Interstage管理コンソールで構築したInterstage証明書環境を使用してSSL通信を行っている場合は、バックアップしたInterstage証明書環境資源をリストアする必要があります。Interstage証明書環境のV7.0以前からの移行については、“5.9 Interstage証明書環境の移行”を参照してください。
認証サーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。
移行後、認証サーバで使用しているWebサーバ(Interstage HTTP Server)のホストは、Interstage管理コンソールの[システム] > [サービス] > [Webサーバ] > [FJapache] > [バーチャルホスト] > [_default_:認証サーバのポート番号]で確認できます。
業務サーバの移行について
業務サーバの資源をリストアする場合は、ご利用のWebサーバの資源も合わせてリストアしてください。
Interstage証明書環境が作成されていない場合は、Interstage証明書環境を作成してください。Interstage証明書環境の作成については“シングル・サインオン運用ガイド”の“SSL通信で運用するための準備”-“Interstage証明書環境の作成”を参照してください。
負荷分散のために、業務サーバを複数構築して運用している場合は、同時に移行してバージョン・レベルを合わせてください。
8.0から移行した環境で、WebサーバにMicrosoft(R) Internet Information Services 7.0を使用する場合は、以下に注意してください。
Webブラウザに表示するメッセージのステータスコードを必ず変更してください。ステータスコードの変更については、“■Webブラウザに表示するメッセージのステータスコードの変更”を参照してください。
Interstage シングル・サインオンの認可時に発生するエラー要因に対するメッセージのカスタマイズはできません。メッセージのカスタマイズについては、“シングル・サインオン運用ガイド”の“シングル・サインオンのカスタマイズ”-“Webブラウザに表示するメッセージのカスタマイズ”を参照してください。
WebサーバにSun Java System Web Server 6.0を使用している場合は、Sun Java System Web Serverの環境定義ファイルを編集してください。環境定義ファイルの編集方法については、“シングル・サインオン運用ガイド”の“環境構築(業務サーバ管理者編)”-“Webサーバへの組み込み”を参照してください。
本バージョン・レベルは、Solaris 8をサポートしていないため、Interstage V7.0以前でSun Java System Web Server 4.1を使用している場合は、別のWebサーバを使用してください。