IREP: ERROR: irep30023: Because of a database error, Repository is forced to terminate. reason=%s1 [%s2]
[可変情報]
%s1:エラー詳細
%s2:リポジトリ名
[意味]
Fujitsu Enablerで継続不可能なエラーが発生したため、リポジトリを強制終了します。
[システムの処理]
リポジトリを強制終了します。
[ユーザの対処]
以下の原因が考えられます。
データベース格納先に指定したディスク領域が不足している、または一時的に不足していた可能性があります。
データベース格納先に指定したディスク領域が不足していないか、ディスクの空き容量を確認してください。ディスク領域が不足している場合は、空き容量が十分に確保されたディスクをデータベース格納先に指定して、Interstage管理コンソールから該当リポジトリを再構築してください。
データベース格納先に必要なディスク容量については、“チューニングガイド”の“運用時に必要なディスク容量”を参照してください。
また、システムログを確認し、一時的にディスク領域不足が発生していなかったか確認してください。一時的にディスク領域不足が発生していた場合は、リポジトリを再起動することで、引き続きリポジトリを使用することができます。
なお、Fujitsu Enablerのダウンリカバリ(障害復旧)機能で、以下の計算式から算出されるディスク領域が必要となるため、データベース格納先には、この計算式から算出される空き容量を常に確保してください。
リポジトリ数 × 200Mバイト
属性の数が1000個を超えているような極端に多くの属性が含まれている不適切なエントリを追加、または更新しようとした場合に発生する可能性があります。
追加、または更新処理の対象となるエントリの属性数が極端に多くないか確認してください。多くの属性が含まれている場合は、属性数を減らして、Interstage管理コンソールから該当リポジトリを再起動して、再度実行してください。
なお、エントリの追加、または更新処理ができる1エントリの属性数は、サーバマシンの性能やエントリの各属性に指定されている属性値のデータサイズによって異なるため、本現象が発生しなくなるまで1エントリの属性数を減らして、再度実行してください。
上記の対処でエラーが改善されない場合は、iscollectinfoコマンドを使用して調査情報を採取した後、技術員に連絡してください。
リポジトリの再構築には、コマンド(irepconfigコマンド)を使用することもできます。
詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“irepconfig”-“deleteサブコマンド”および“createサブコマンド”をそれぞれ参照してください。