IREP: ERROR: irep10130: Specified port number %s1 is used by another service. func=%s2, errno=%s3(%s4) [%s5]
IREP: エラー: irep10130: 指定されたポート番号(%s1)は他で使用されています。 func=%s2, errno=%s3(%s4) [%s5]
[可変情報]
%s1:ポート番号
%s2:関数名
%s3:errno
%s4:errno文字列
%s5:リポジトリ名
[意味]
リポジトリで利用するポート番号が、他のプログラムですでに使用されているため、リポジトリを起動できませんでした。
[ユーザの対処]
%s1に表示されるポート番号について、利用している他のプログラムを調査し、運用方針を再検討してください。
リポジトリで利用するポート番号を変更する場合は、以下の手順に従ってリポジトリを再作成してください。
リポジトリのデータベースとして標準データベースを使用している場合
現在の資源をバックアップします。
(irepbacksysコマンドに-dataonlyオプションを指定して利用してください。)
Interstage管理コンソールを使用して対象リポジトリを削除します。
Interstage管理コンソールを使用して対象リポジトリの代替となるリポジトリを作成します。
(このとき利用するポート番号を変更してください。)
1で作成したバックアップにより、3で作成したリポジトリに資源をリストアします。
(ireprestsysコマンドに-dataonlyオプションを指定して利用してください。)
リポジトリのデータベースとしてリレーショナルデータベース(RDB)を使用している場合
Interstage管理コンソールを使用して、対象リポジトリを削除します。
対象リポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を、ireprestsysコマンドを使ってリストアしてください。
バックアップの手順、およびリストアの手順については、“運用ガイド(基本編)”の“資源のバックアップとリストア”を参照してください。
なお、レプリケーション形態で運用しているリポジトリのポート番号を変更する場合は、“ディレクトリサービス運用ガイド”の“レプリケーション形態での運用監視とリポジトリの修復”-“マスタのリポジトリの修復”、または“スレーブのリポジトリの修復”を参照し、マスタ、およびスレーブのリポジトリを再作成してください。
リポジトリの削除、作成には、コマンド(irepconfigコマンド)を使用することもできます。
詳細は、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”の“irepconfig”-“deleteサブコマンド”および“createサブコマンド”をそれぞれ参照してください。