IJServer: ERROR: IJServer21030: No right to access method: NAME=%s1 METHOD=%s2
IJServer: エラー: IJServer21030: メソッドに対するアクセス権がありません: NAME=%s1 METHOD=%s2
[可変情報]
%s1:EJBアプリケーション名
%s2:メソッド名
[意味]
現在呼出し中のメソッドに対するアクセス権がありません。
[システムの処理]
EJBアプリケーションのメソッド実行を中止します。
[ユーザの対処]
以下に考えられる原因を示します。
クライアントで、ユーザID/パスワードが指定されていない。
クライアントで指定したユーザID/パスワードにメソッドを実行できるセキュリティロールが割り当てられていない。
ユーザID/パスワードの認証機構の作成に誤りがある。
J2EEアプリケーションクライアントを実行する際に、環境プロパティが正しく指定されていない。
上記に該当する場合は、以下の対処を行ってください。
クライアントで、ユーザID/パスワードが指定されていない場合
クライアントで、ユーザID/パスワードを指定してください。
クライアントで指定したユーザID/パスワードにメソッドを実行できるセキュリティロールが割り当てられていない場合
メソッドアクセス権のあるユーザID/パスワードを指定するか、対象メソッドにセキュリティロールを追加してください。セキュリティロールの設定については、Bean管理者に問い合わせてください。
ユーザID/パスワードの認証機構の作成に誤りがある場合
セキュリティ管理環境定義ファイルおよび、directory serviceの設定に誤りがないか確認してください。セキュリティ管理環境定義ファイルと、directory serviceの設定方法についての詳細は、“J2EEユーザーズガイド”の“J2EEアプリケーションのセキュリティ”を参照してください。
J2EEアプリケーションクライアントを実行する際に、環境プロパティが正しく指定されていない場合
J2EEアプリケーションクライアントを実行する際に、以下の環境プロパティを正しく指定しているか確認してください。
-Djava.naming.factory.initial=com.fujitsu.interstage.j2ee.jndi.InitialContextFactoryForClient