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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

B.2 oddisplaylbobj

名前

  oddisplaylbobj  -  ロードバランス用のオブジェクトグループの表示

形式

  oddisplaylbobj -n Name [-M system]

機能説明

  以下にoddisplaylbobjコマンドのオプションおよび引数を説明します。

-n Name

  表示するロードバランス用のオブジェクトグループの名前を文字列表記のバインディング名の形式で指定します(“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”の“文字列表記のバインディング名”参照)。
  oddisplaylbobjコマンドは、ロードバランス用のオブジェクトグループの以下の情報を表示します。

Load Balance Group Name

  表示対象のオブジェクトグループの名前が表示されます。

Load Balance Type

  “roundrobin”が表示されます。


  以下の情報は、対象のオブジェクトグループに登録されたオブジェクト単位に表示します。

Address

  ホスト名とポート番号が、“:”(コロン)で区切られて表示されます。デフォルトオブジェクトの場合は、ポート番号の後に、“(DEFAULT)”と表示されます。

Stat

  ロードバランス機能が管理するオブジェクト動作サーバの状態を表示します。
  UP:サーバが動作していることを示します。
  DOWN:サーバがダウンしていることを示します。

ImplID

  オブジェクトのインプリメンテーションリポジトリIDを表示します。

IntfID

  オブジェクトのインタフェースリポジトリIDを表示します。

Version

  オブジェクトのIORのバージョンを表示します。

Locale

  オブジェクトのコード系を表示します。

-M system

  拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。

注意事項

使用例

  OD_or_adm -g lb -c IDL:intf01:1.0 -a IDL:TEST:1.0 -L EUC -n GROUP01
  odadministerlb -c IDL:intf01:1.0 -a IDL:TEST2:1.0 -L EUC -n GROUP01

  UX:odadministerlb: INFO: od31101:The command was processed normally

  oddisplaylbobj -n GROUP01

  Load Balance Group Name : GROUP01
  Load Balance Type       : roundrobin
    Address : host1:8002 (DEFAULT)
      Stat   : UP
      ImplID : IDL:TEST:1.0
      IntfID : IDL:intf01:1.0
      Version: 1.1
      Locale : EUC
    Address : host1:8002
      Stat   : UP
      ImplID : IDL:TEST2:1.0
      IntfID : IDL:intf01:1.0
      Version: 1.1
      Locale : EUC