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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

A.20 soapdd2wsdd

名前

  soapdd2wsdd  -  Webサービス情報管理ファイルの変換

形式

  soapdd2wsdd -replace|-none [-sf urnfile] [-info infofile] [-i DDdir ] [-o WSDDdir]

  soapdd2wsdd -replace|-none [-sf urnfile] [ -M systemname ] [-info infofile] [-i DDdir ] [-o WSDDdir]

機能説明

  soapdd2wsddコマンドは、旧バージョン・レベルで使用していたWebサービス情報管理ファイル(変換元)を現バージョン・レベルのWebサービス情報管理ファイル(変換先)に変換します。

-replace

  変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合、上書きします。

-none

  変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合、変換元のWebサービス情報を破棄します。

-sf urnfile

  変換先のWebサービス情報管理ファイルに、変換元と同名のWebサービス識別名が存在した場合、同名のWebサービス情報をurnfileに出力します。

-info infofile

  Webサービス識別名の移行結果をファイルに出力します。
  本オプションを省略した場合は、標準出力に出力します。

-i DDdir

  変換元のWebサービス情報管理ファイルが存在するディレクトリを指定します。
  本オプションを省略した場合は、以下のディレクトリが指定されたとみなします。

  C:\Interstage\F3FMsoap\etc\DeployService

  デフォルトシステムの場合:/opt/FJSVsoap/etc/DeployService
  マルチシステムの場合:/opt/FJSVsoap/MI/システム名/etc/DeployService

  /opt/FJSVsoap/etc/DeployService

-o WSDDdir

  変換先のWebサービス情報管理ファイルを格納するディレクトリを指定します。
  本オプションを省略した場合は、以下のディレクトリが指定されたとみなします。

  C:\Interstage\F3FMsoap\etc\DeployService

  デフォルトシステムの場合:/opt/FJSVsoap/etc/DeployService
  マルチシステムの場合:/opt/FJSVsoap/MI/システム名/etc/DeployService

  /opt/FJSVsoap/etc/DeployService

-M systemname

  マルチシステムのシステム名を指定します。
  本オプションを省略すると、デフォルトシステムが対象となります。

メッセージ

  本コマンドの実行結果は、コマンドを実行した画面に出力されます。

注意事項

使用例

Webサービス識別名を上書きする例


  soapdd2wsdd -replace -info C:\temp\info.txt -i C:\Interstage\F3FMsoap\etc -o c:\interstage\F3FMsoap\etc


  soapdd2wsdd -replace -info /tmp/info.txt -i /opt/FJSVsoap/etc -o /opt/FJSVsoap/etc