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Interstage Application Server/Interstage Web Server リファレンスマニュアル(コマンド編)

28.11 odformtrace

名前

  odformtrace  -  トレースファイルの出力

形式

  odformtrace [-p pid] [-d dir] [-M system]

機能説明

  odformtraceコマンドは、メモリ上に採取されたトレース情報をトレースファイル(バイナリ)に出力します。

  本コマンドでオプションを指定しない場合は、すべてのCORBAアプリケーションのトレース情報を出力します。
  トレース情報は、以下に出力されます。

(インストールパスはデフォルト)

  C:\Interstage\ODWIN\var\trace\traceXXXX.log(XXXXは16進数の数値)

(インストールパスはデフォルト)

  /opt/FSUNod/var/trace/traceXXXX.log(XXXXは16進数の数値)

  /opt/FJSVod/var/trace/traceXXXX.log(XXXXは16進数の数値)

  トレース情報の出力先にすでに同じファイル名の古いファイルが存在した場合は、古いファイルのサフィックスを”log”から”old”に変更して同じディレクトリに格納されます。

  なお、トレース機能の詳細については、“トラブルシューティング集”の“障害調査資料の採取”に記載されている“CORBAサービスのトレース情報の採取”を参照してください。

  本コマンドで指定可能なオプションとパラメタを以下に示します。

-p pid

  pidで指定されたプロセスIDに対応するプロセスのトレース情報をトレースファイルに出力します。

-d dir

  トレースファイルを格納するディレクトリをdirで指定されたディレクトリに変更します。
  絶対パス指定、相対パス指定の両方が可能です。

-M system

  拡張システムを生成した場合に、運用の対象となるシステム名systemを指定します。本オプションを省略すると、デフォルトシステムでの運用が対象となります。
  本オプションは、以下の製品で指定可能です。
  -  Interstage Application Server Enterprise Edition

注意事項

使用例

  odformtrace

  odformtrace -p 203

  odformtrace -p 203 -d C:\TEMP\TRACE

  odformtrace -p 203 -d /tmp/trace