名前
cmcrtsslenv - Interstage管理コンソールのSSL通信環境の構築
形式
cmcrtsslenv -ed Environment-directory
機能説明
Interstage管理コンソールをインストール後、SSL通信を行う運用に変更する場合、cmcrtsslenvコマンドを実行します。
本コマンドは、Interstage管理コンソールのSSL通信環境を構築します。また、Interstage管理コンソールのSSL通信用のサイト証明書を作成します。
Interstage管理コンソールのSSL通信環境を構築するディレクトリ(Environment-directory)をフルパスで指定します。以下のパス名を指定してください。
[Interstageインストールフォルダ]\gui\etc\cert |
/etc/opt/FJSVisgui/cert |
備考
本コマンドは、以下のディレクトリにインストールされています。
%CommonProgramFiles%\Fujitsu Shared\F3FSSMEE |
/opt/FJSVsmee/bin |
/opt/FJSVsmee/bin |
本コマンドで作成するサイト証明書には、以下の情報が含まれます。
証明書内の情報 | 設定される情報 |
---|---|
発行者名、所有者名 | CN=Interstage Application Server |
有効期限 | 2049年12月31日23時59分59秒まで |
また、RSA暗号アルゴリズムの鍵は1024ビットで生成され、署名にはSHA-1が使用されます。
注意事項
Interstage管理コンソールのインストール時、SSL通信を行う運用を選択していた場合には、本コマンドを実行する必要はありません。
本コマンドを実行するためには、セキュア通信サービスパッケージが必要です。
本コマンドを実行後は、Interstage管理コンソールの設定の変更が必要です。詳細については“運用ガイド(基本編)”を参照してください。
本コマンドは、Administratorsグループに所属するユーザで実行してください。
本コマンドは、スーパユーザで実行してください。