■IDLファイルのコンパイル
IDLファイルをコンパイルすることにより、クライアント、サーバそれぞれのアプリケーションの言語に合わせたスタブファイルとスケルトンファイルを作成できます。IDLファイルのコンパイルは、IDLcまたはtdcコマンドを使用します。
■スタブとクライアントアプリケーションのソースのコンパイル・リンク
記述したクライアントアプリケーションのソースとスタブファイルをコンパイルします。コンパイルに必要なCORBAサービスのライブラリファイルなどについては、“アプリケーション作成ガイド(CORBAサービス編)”を参照してください。また、コンパイル方法の詳細については、クライアントアプリケーションを動作させるオペレーティングシステムやミドルウェアのマニュアルを参照してください。
簡単なコンパイル、リンク方法を以下に示します。
% /opt/SUNWspro/bin/CC -o test test.o test_stub_c++.o test_cdr.o test_c++.o -lsocket -lnsl -L/opt/FSUNots/lib -lCurrentnt -lCurrent_CPP50 -L/opt/FSUNod/lib/nt -lOM -lOMcpp50 -lOMcncpp50
% g++ -o test test.o test_stub_c++.o test_cdr.o test_c++.o -lnsl -L/opt/FJSVots/lib -lCurrentnt -lCurrent_CPP -L/opt/FJSVod/lib/nt -lOM -lOMcpp -lOMcncpp
注)本製品のインストールパスがデフォルトの場合のパスです。
注意
上記の例におけるlibCurrentnt.so、libCurrent_CPP.soは、libOM.soより先に指定して、コンパイル、リンクしてください。