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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(データベース連携サービス編)

2.3 トランザクション初期化・終了インタフェース

  データベース連携サービスで提供するトランザクション初期化インタフェース、およびトランザクション終了インタフェースは、データベースにアクセスするサーバアプリケーションで使用し、C言語/C++言語/COBOL/Java言語に対応しています。インタフェースの詳細については、“リファレンスマニュアル(API編)”を参照してください。これらのインタフェースでは、データベースとの接続や切断(CONNECT、DISCONNECTなど)を行っているため、ユーザアプリケーションにおいて同様の処理を行う必要はありません。また、クライアントで開始したトランザクションをサーバアプリケーションで完了させるような命令も発行しないでください。ユーザアプリケーションは、データベースへのアクセス処理(SELECT、FETCHなど)を行います。
  COBOLは、Windows(R)/Solarisで使用できます。

  なお、トランザクション初期化インタフェースおよびトランザクション終了インタフェースは、CORBAアプリケーションで使用します。トランザクションアプリケーションやJTAインタフェースを使用したJ2EEアプリケーションでは、使用する必要はありません。

  これらのインタフェースは、CORBAサーバアプリケーションの初期化処理部で使用します。



注意

  OD_impl_instコマンドを使用してサーバアプリケーション情報をインプリメンテーションリポジトリに登録する際に、インプリメンテーション情報定義ファイルのmodeに“SYNC_END”を指定する必要があります。OD_impl_instコマンドの詳細については、“リファレンスマニュアル(コマンド編)”を参照してください。