接続情報およびイベントデータを不揮発化することにより、チャネルダウンおよびシステムダウンなどが発生した場合にもデータが保証されるため、信頼性を要求される基幹業務への適用が可能となります。
システムが復旧してコンシューマが再起動すると、イベントデータを受信できます。
不揮発化は、esmkchnlコマンドを使用してイベントチャネルの作成時に指定します。-persistオプションにより、以下の2つのモードが指定可能です。
イベントデータ、接続情報が不揮発化の対象となります。
接続情報だけが不揮発化の対象となります。
メッセージングモデルがMultiCastモデルである場合は、接続情報だけを不揮発化することで、イベントチャネル内に接続情報を常駐させることができます。これにより、回線断および電源断のためにコンシューマが未起動の状態であっても、サプライヤがイベントチャネルにイベントデータを送信すると、イベントチャネルはコンシューマの接続情報を保持しているため、イベントデータをチャネル内にキューイングします。回線またはシステムが復旧して、コンシューマが再起動すると、イベントデータを受信できます。
メッセージングモデルがPoint-To-Pointモデルである場合は、回線断および電源断のためにコンシューマが未起動の状態であっても、サプライヤがイベントチャネルにイベントデータを送信すると、イベントチャネルはイベントデータをチャネル内にキューイングするため、接続情報だけを不揮発化する必要はありません。