any型のデータ構造を以下に示します。
any型のデータ構造には、以下の2種類があります。
typeには、valueに格納されるイベントデータのTypeCodeを指定します。typeに指定可能なTypeCodeは、基本データ型およびIDLで生成したデータ型です。
valueには、typeに指定したTypeCode型のイベントデータの内容を指定します。
注意
獲得した領域は、不要になった時点で解放する必要があります。たとえば、C言語の場合は、CORBA_free()を使用して解放します。このとき、valueが指定する領域を解放するかを、リリースフラグで指定します。pull型のサプライヤにおいて、anyデータを作成する場合にも、リリースフラグを指定する必要があります。
any型の詳細については、各言語の“アプリケーションの開発”を参照してください。