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Interstage Application Server アプリケーション作成ガイド(イベントサービス編)

1.5.1 any型の設定方法

  any型のデータ構造を以下に示します。



  any型のデータ構造には、以下の2種類があります。


type

  typeには、valueに格納されるイベントデータのTypeCodeを指定します。typeに指定可能なTypeCodeは、基本データ型およびIDLで生成したデータ型です。

value

  valueには、typeに指定したTypeCode型のイベントデータの内容を指定します。

注意

  獲得した領域は、不要になった時点で解放する必要があります。たとえば、C言語の場合は、CORBA_free()を使用して解放します。このとき、valueが指定する領域を解放するかを、リリースフラグで指定します。pull型のサプライヤにおいて、anyデータを作成する場合にも、リリースフラグを指定する必要があります。
  any型の詳細については、各言語の“アプリケーションの開発”を参照してください。