FUJITSU Linkexpress Replication option DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド
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第5章 DBミラーリングシステム連携の保守

5.3 レプリケーションシステムの変更

DBミラーリングシステム連携のレプリケーションシステムの変更手順を説明します。

補足

DBミラーリングシステムの正系ノードのデータベースからレプリケーションを行なった場合について、以下に補足します。

操作手順

説明

  1. dxsvstopコマンドを使用し、副系ノードのDBミラーリングサービスを保守停止します。

  2. レプリケーション運用を停止します。
    詳細は、“Linkexpress Replciation option説明書 2.7.7 レプリケーション運用の終了”を参照してください。

  3. レプリケーションシステムの変更を行います。レプリケーションシステムの変更とは以下を意味します。
    a) 抽出定義の変更
    b) DBサービス定義の変更
    c) レプリケーション業務の変更
    d) 複写先システムの追加、削除
    e) レプリケーションのログファイルの再作成とリカバリ

  4. レプリケーション運用を開始します。
    詳細は、“Linkexpress Replciation option説明書 2.10.1.6 レプリケーション運用の開始”を参照してください。

  5. dxsvstartコマンドを使用し、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

参照

dxsvstopコマンドおよびdxsvstartコマンドの詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

注意事項

DBミラーリングサービスの保守停止から開始までの間は、正系ノードのデータベースの更新に対し、RERUNログが蓄積されます。したがって、この区間に大量に正系ノードのデータベースを更新すると、DBミラーリングサービスの開始では、蓄積していた大量のRERUNログがレプリケーションの対象となり、以下のリスクが発生します。

これらのリスクが高い場合は、正系ノードにおいてデータベースの更新量が少ない時間帯に、DBミラーリングサービスを保守停止し、レプリケーションシステムの復旧を行ってください。


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