FUJITSU Linkexpress Replication option DBミラーリングシステム連携導入運用ガイド
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第5章 DBミラーリングシステム連携の保守

5.1 データベース定義の変更

DBミラーリングシステム連携のデータベース定義の変更手順を説明します。

補足

DBミラーリングシステムの正系ノードのデータベースからレプリケーションを行なった場合のデータベース定義の変更は、副系ノードのデータベースからのレプリケーションと同じです。

操作手順

説明

  1. dxsvstopコマンドを使用し、DBミラーリングサービスを通常停止します。

  2. レプリケーション運用を停止します。
    詳細は、“Linkexpress Replication option説明書 2.7.7 レプリケーション運用の終了”を参照してください。

  3. lxrepdroコマンドを使用し抽出定義を削除します。
    DBサービス運用が開始されている場合は、lxtrmsvコマンドでDBサービス運用を通常停止します。
    lxgensvコマンドを使用しDBサービス定義を削除します。

  4. 複写元システムおよび複写先システムのデータベースの定義操作を行います。

  5. データベース定義の変更に合わせてlxrepcreコマンドの入力ファイルおよびDBサービス定義ファイルを修正します。
    lxrepcreコマンドによって抽出定義を作成します。
    lxgensvコマンドによってDBサービス定義を作成します。
    lxintsvコマンドによってDBサービス運用を開始します。

  6. DBミラーリングシステムのデータベース資源の関連付けを行います。

  7. Symfoware Serverのrdbfmtコマンド、rdbsloaderコマンドの実行または業務アプリケーションにより、定義操作したDSIに初期データを投入します。

  8. DBミラーリングシステムの全件複写を行い、副系ノードのデータベースを創成します。

  9. レプリケーションシステムの全複写業務を実行し、複写先データベースを創成します。

  10. lxrepenaコマンドを使用し、差分ログの取得開始を行います。
    その後、レプリケーション運用を開始します。詳細は、“Linkexpress Replication option説明書 2.10.1.6 レプリケーション運用の開始”を参照してください。

  11. dxsvstartコマンドを使用し、正系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

  12. dxsvstartコマンドを使用し、副系ノードのDBミラーリングサービスを開始します。

  13. データの整合性を確認します。

参照

DBミラーリングシステムのデータベース資源の関連付け、データの整合性の確認、DBミラーリングシステムの全件複写、dxsvstopコマンドおよびdxsvstartコマンドの詳細は、以下のいずれかのマニュアルを参照してください。

注意事項


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