FUJITSU Linkexpress Replication option クラスタ導入運用ガイド |
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第2部 フェイルオーバ対応機能編 | > 第2章 フェイルオーバ対応機能 | > 2.3 状態遷移プロシジャ | > 2.3.3 Linkexpressの状態遷移プロシジャ |
ここでは、Linkexpressの状態遷移プロシジャのサブプロシジャを登録する場合に注意する点について説明します。
以下の2つの場合に分けて説明します。
PRIMECLUSTERまたはSafeCLUSTERによるクラスタシステムの場合
Microsoft Cluster Serverまたはフェールオーバークラスタリングによるクラスタシステムの場合
クラスタシステムでレプリケーション運用を行う場合、Linkexpressの以下のサブプロシジャを登録する必要があります。Linkexpressのサブプロシジャの配置先、および詳細については、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
目的 |
サブプロシジャ名 |
処理の内容 |
||
---|---|---|---|---|
Windows |
Solaris |
Linux |
||
業務の再開 |
work.bat |
work.sh |
work.sh |
業務キャンセル・開始で業務再開 |
DBサービスの再開 |
dbsv.bat |
dbsv.sh |
dbsv.sh |
DBサービスをリセット |
業務の再開は、lxcanwrkコマンドとlxstrwrkコマンドで行ってください。lxcanwrkコマンドとlxstrwrkコマンドで業務を再開する方法は、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
lxrrnwrkコマンドのrecoveryモードで業務を再開すると、当日分のスケジュールが有効になりません。スケジュール種別に“随時”以外を設定している場合は、lxrrnwrkコマンドのrecoveryモードによる業務の再開を使用しないでください。lxrrnwrkコマンドのrecoveryモードによる業務の再開は、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
Microsoft Cluster Serverまたはフェールオーバークラスタリングによるクラスタシステムの場合、状態遷移プロシジャはありません。
ノード切替え後の業務の再開およびDBサービスの再開は、すべて手動で行います。
詳細は、“Linkexpressクラスタシステム導入説明書”を参照してください。
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