本ソフトウェアでは、以前のバージョンレベルで発生した障害が修正されています。
今回のバージョンレベルで吸収された修正内容、および修正番号については、以降に示す表を参照してください。
No. | バージョンレベル | P番号 | 現象 | EEE | EE | SE |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | V10.1.0 | PG38319 | 以下の条件を満たす時、Symfoware/RDBがqdg02842u(※)のメッセージを出力してダウンする場合があります。 (※) qdg02842u:シグナル6を受信したためRDBIIシステム空間が異常終了しました
| ○ | ○ | ○ |
2 | PG44815 | [現象1] 以下のいずれかの条件の時、qdg02842uを出力しSymfoware Serverがダウンする場合がある。 [条件1]
[条件2]
[条件3]
注1) Linkexpress Replication optionの抽出定義を作成するコマンドです。 詳細は、Linkexpress Replication optionのマニュアルを参照してください。 [現象2] 以下のいずれかの条件の時、以下のメッセージが出力され、メッセージ内容からエラー原因を特定することができない場合がある。 ・JYP2063E:コード変換に失敗しました. ・JYP2532E:プロシジャルーチンのパラメタ変数のコード変換に失敗しました. ・JYP2209E:出力ホスト変数へのコード変換で変換できない文字があります. [条件1]
[条件2]
※1 データの文字コード系は以下から確認できます。 -クライアント用動作環境ファイルのCHAR_SETに指定したコード系 -CHAR_SETを省略した場合、応用プログラムの文字コード系 また、応用プログラムの文字コード系は以下から確認できます。 -OSがSolaris、またはLinuxの場合 環境変数LANGに指定された文字コード系 -OSがWindowsの場合 SJIS ※2 Symfoware/RDBの文字コード系は、以下のコマンドのRDBCODEの項で確認できます。 pkgparam -v FSUNrdb2b ※3 データベースの文字コード系は、以下のコマンドで確認できます。 rdbprt -m CODE | ○ | ○ | ○ | |
3 | PG52528 | [現象] アプリケーションによる検索処理中にSymfoware/RDBがqdg02842uを出力してダウンする場合があります。 [環境] 以下のOSを使用している場合 ・Solaris(TM)Operating System ・Windows ・Linux ・UXP/DS [発生条件]
・格納領域指定の表定義 ・一時表定義
・格納領域指定の場合 DEFAULT_TABLE_SIZE:拡張量が、ページ長の倍数でない (SEQUENTIAL構造の場合) DEFAULT_OBJECT_TABLE_SIZE:拡張量が、ページ長の倍数でない (OBJECT構造の場合) DEFAULT_INDEX_SIZE:拡張量が、ページ長の倍数でない (表のインデックスを定義している場合) ・一時表の場合 TEMPORARY_TABLE_SIZE:拡張量が、ページ長の倍数でない TEMPORARY_INDEX_SIZE:拡張量が、ページ長の倍数でない (一時表のインデックスを定義している場合)
※1拡張対象のデータベーススペース内に拡張量分の連続領域が存在しない状態です。 当該データベーススペースに割付けたDSIの登録・削除処理を繰り返した場合にこのような状態になります。 ※2拡張対象データベーススペースには以下の2つに分割されて領域が作成されます。 -(拡張量÷ページ長)×ページ長(ページ長の倍数サイズ) -拡張量をページ長で割った余り(ページ長以下のサイズ) | ○ | - | - | |
4 | PG53081 | [現象] REVOKE文を実行するとREVOKE文の実行が終了するまでSymfoware/RDB全体が無応答となります。(※) ※プロシジャルーチン定義に指定した列名の増加に比例して、REVOKE文の実行時間が増加します。列名が488,303個の場合、62分43秒かかった事例があります。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件] 以下のいずれかの条件のとき、本現象が発生します。 [条件1]
[条件2]
[条件3]
[条件4]
| ○ | ○ | ○ | |
5 | PG53708 | [現象] GRANT文で資源に対する権限をロールに付与すると、qdg12695uのメッセージを出力して、Symfoware/RDBがダウンする。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
※内部条件として以下の条件が必要となるため、本現象が発生する頻度はきわめて低い。 ロールに付与した権限情報を表す情報域(以降、ロール情報と称す)直下の13バイト目~16バイト目に格納されている数値情報が、権限付与対象のロールが持つロールコード(ロールの一意性を表すコード)の値と一致した場合のみ。 | ○ | ○ | ○ | |
6 | PG54618 | [現象] 分割値を指定したDSI定義に対し、rdbprtコマンドを実行すると、qdg12695uのメッセージを出力して、Symfoware/RDBがダウンする。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
※1)DSI定義に指定されたUSINGオペランドの長さ(※2)は、製品によって異なります。 イ)以下の製品の場合、USINGオペランドの長さが、32Kバイトを超えている場合に本障害が発生します。
ロ)以下の製品の場合、USINGオペランドの長さが、64Kバイトを超えている場合に本障害が発生します。 (以下の製品以降で実施した、OSロケール:Unicode対応により、64Kバイトに拡張)
※2)上記で示すUSINGオペランドの長さとは、 USING(a,b,c),(d,e,f)と指定された場合、先頭のUSINGから、終端のfの次の)までを表します。 各abcのデータの長さは、指定された定数の長さとなります。 ただし、列定義のデータ型が文字列型、または各国語文字列型の場合、指定された定数の長さは、"列定義の長さ(バイト長)+引用符2バイト"となります。
5<注1>+( (分割値の要素<注2>に指定された各定数<注3>の合計長+(分割値の要素に指定された定数の数-1)<注4>+2<注5>) ×分割値の要素数 )+(分割値の要素数-1)<注6> <注1>キーワードUSINGの語彙数(5で固定) <注2>分割値の要素とは、分割値として(a,b,c),(d,e,f)と指定した場合、(a,b,c)と(d,e,f)の各々のことを表します。 <注3>列定義のデータ型が文字列型、または各国語文字列型の場合、指定された定数の長さは、"列定義の長さ(バイト長)+引用符2バイト"となります。 <注4>各定数間のカンマ(,)の数 <注5>分割値の要素の両端の括弧の語彙数(2で固定) <注6>各分割値の要素間のカンマ(,)の数 例)CHAR(5),TIMESTAMP型の定義に対し、USING('xyz',TIMESTAMP'2007-02-21 10:10:10'),('w',TIMESTAMP'2007-02-21 12:12:12')と指定した場合、上記で示すUSINGオペランドの長さは、『86』<注7>になります。 <注7>USINGオペランドの長さを求める計算式に適用すると、5+( (7+30+(2-1)+2)×2)+(2-1) = 『86』 になります。 | ○ | ○ | ○ | |
7 | PG54637 | [現象] rdbadjrcvコマンド実行中、メッセージqdg12695uを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 rdb: ERROR: qdg12695u:System error occurred. Reference code = 16.1.17.769 Internal code = (idt_p:XXXXXXXX sub_code:0 module:qdcmercp line:XXX) [環境] 以下のOSを使用している場合
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
8 | PG56031 | [現象] SQL文実行中にプロシジャルーチン、トリガ、ファンクションルーチンの定義/削除を実行するとメッセージ「qdg12695u:System error occurred. Reference code = 16.5.64.769 Internal code = (idt_p:~ sub_code:0 module:jypacerr line:192)」を出力しSymfowareがダウンする場合があります。 [環境]
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
9 | PG58422 | [現象] SET STATISTICS文を実行すると、qdg02842u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 または、以下のいずれかのメッセージを出力してSET STATISTICS文の実行が異常終了する場合があります。 JYP4600E "@1@"で文が終了しています JYP4601E "@1@"の後ろに余分なオペランド"@2@"が指定されています (※) qdg02842u シグナルd*を受信したためRDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
(注1)数字の前後に半角空白、またはタブが指定されている場合も該当 以下、数字で行が終了している例。(△:半角空白、^:タブ、[EOF]:行の最後) 123[EOF] 123△[EOF] 123^[EOF] (注2)半角空白、タブ、等号(=)、またはカンマ(,)以外の文字で構成される文字列 (注3)以下、文字列で行が終了している例。([EOF]:行の最後) ABC[EOF] ABC123[EOF] | ○ | ○ | ○ | |
10 | PG58569 | [現象] 発生条件に示す条件下で、トランザクションを超越するカーソルを使用したFETCH文を実行した場合、Symfoware/RDBがqdg02842u(*)を出力してダウンする場合があります。 (*)qdg02842u: シグナルd*を受信したためRDBIIシステム空間が異常終了しました。 [環境] 以下のOSで発生します。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
11 | PG59073 | [現象] Symfoware Server Advanced Backup Controllerによるバックアップ実行中にエラーメッセージqdg12695uを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 qdg12695u:System error occurred. Reference code = 16.1.17.769 Internal code = (com_inf:XXXXXXXX idt_p:XXXXXXXX sub_code:0 module:qdcmrct100 line:XXX) [環境] 以下のOSを使用している場合
[発生条件]
(注1)以下の製品のコマンド
| ○ | ○ | ○ | |
12 | PG59218 | Symfoware/RDBがqdg02842uのメッセージを出力してダウンする場合があります。 qdg02842u:シグナルxxを受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のOSで発生します。
[発生条件]
| - | ○ | ○ | |
13 | PG59308 | [現象] 〈用語定義〉 PISO用ライブラリ: Symfowareパッケージに含まれるライブラリ。 PISOのみが使用し、Symfowareでは使用しない。 Symfowareの共有メモリ内のSQL文の実行情報を抽出する機能を有する。 〈現象〉 PISOプロセスのCPU使用率が100%となる場合があります。 [環境] Linux [発生条件] 以下の条件で現象が発生します。
※1) カーソル系SQL文とは以下のいずれか。
非カーソル系SQL文とは以下のいずれか。
| ○ | ○ | ○ | |
14 | PG59340 | [現象] rdbupsコマンドを実行すると、qdg02842u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 (※) qdg02842u:シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました. [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
15 | PG59494 | [現象] rdbddelexコマンド実行中にSymfoware/RDBが、qdg02842uのメッセージを出力してダウンする場合があります。 (qdg02842u:シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました) [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
| ○ | - | - | |
16 | PG59780 | [現象] Symfoware/RDBに接続するアプリケーションが無応答となる場合があります。 [環境] 以下のOSで発生します。
[発生条件]
(*注) writeシステムコールがEAGAINを返却した場合を指します。 | - | ○ | ○ | |
17 | PG59900 | [現象] Symfoware/RDBがqdg02842uのメッセージを出力しダウンする場合があります。 # qdg02842u:シグナル*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のSymfoware Serverの緊急修正を適用している場合。
[発生条件]
(*1) リザルトバッファを利用しないカーソルとは以下のいずれかの場合である。
(*2) RESULT_BUFFERの指定方法は以下の通りである。 SQL埋込みアプリケーションの場合 クライアント用の動作環境ファイルのパラメタRESULT_BUFFERで指定。 ODOSアプリケーションの場合 データソースのSymfoware/RDBオプション設定のCLI_RESULT_BUFFERで指定。 JDBCアプリケーションの場合 JDBCデータソースまたは、Javaアプリケーション内で指定した接続先のURLに指定するctuneparamオプションのCLI_RESULT_BUFFERで指定。 | ○ | ○ | ○ | |
18 | PG59902 | [現象] java.sql.PreparedStatement.getResultSetメソッドを使用して取得したResultSetを操作すると、アプリケーションに以下のエラーが返却され、アプリケーションが異常復帰する場合があります。
[環境] 本障害は、以下の環境で発生します。
■Solaris(TM) Operating System 以下の製品および、以下の製品のSolaris用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品および、以下の製品のSolaris用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品の各OS用添付クライアント [製品]
[Windows用添付クライアント] 上記製品にT000218WP-03を適用した環境 [Linux32用添付クライアント] 上記製品にT000230LP-03を適用した環境 [Linux64用添付クライアント] 上記製品にT000238QP-03を適用した環境 以下の製品および、以下の製品のWindows/Linux32/Linux64/Solaris用の各添付クライアント
以下の製品
■Linux32 以下の製品および、以下の製品のLinux32用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品および、以下の製品のLinux32用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品の各OS用添付クライアント [製品]
[Windows用添付クライアント] 上記製品にT000236WP-03を適用した環境 [Solaris用添付クライアント] 上記製品にT000237SP-03を適用した環境 [Linux64用添付クライアント] 上記製品にT000231QP-03を適用した環境 ■Linux64 以下の製品および、以下の製品のLinux64用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品の各OS用添付クライアント [製品]
[Windows用添付クライアント] 上記製品にT000236WP-03を適用した環境 [Linux32用添付クライアント] 上記製品にT000233LP-03を適用した環境 [Solaris用添付クライアント] 上記製品にT000237SP-03を適用した環境 以下の製品および、以下の製品のLinux64用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品の各OS用添付クライアント [製品]
[Windows用添付クライアント] 上記製品にT000218WP-03を適用した環境 [Linux32用添付クライアント] 上記製品にT000230LP-03を適用した環境 [Solaris用添付クライアント] 上記製品にT000229SP-03を適用した環境 ■Windows 以下の製品および、以下の製品のWindows用の各添付クライアント
以下の製品および、以下の製品のWindows用の各添付クライアント
以下の製品
以下の製品の各OS用添付クライアント [製品]
[Linux64用添付クライアント] 上記製品にT000238QP-03を適用した環境 [Linux32用添付クライアント] 上記製品にT000230LP-03を適用した環境 [Solaris用添付クライアント] 上記製品にT000229SP-03を適用した環境 [発生条件]
作成する。かつ、
| ○ | ○ | ○ | |
19 | PG60276 | [現象] 以下のいずれかの動的SQL文を実行時に、qdg02842u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンします。
※)シグナルd*を受信したためRDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
(※1)主問合せとは、データ操作文に最初に指定した問合せのことを表す。 (※2)表の別の名前をつけること。 詳細については以下のマニュアル記事を参照してください。 Symfoware Server SQLビギナーズガイド 複数の表を関連づけて操作する方法 表に別名を用いてデータを操作する (※3)以下に[発生条件]に該当する例を示す。 SELECT T1.C11 FROM S1.T1 WHERE T1.C12 (←主問合せ)←発生条件1. | ○ | ○ | ○ | |
20 | PG60461 | [現象] CASTを指定したSQL文を実行するとqdg12695u(*1)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 *1:qdg12695u システム障害が発生しました 分類コード=s* 内部コード=(t*) u* [環境]
[発生条件] 以下のCASTを指定したSQL文を実行した場合。
| ○ | ○ | ○ | |
21 | PG61002 | [現象] 表名を指定しない動的UPDATE文を実行すると、JYP8399E(※1)の構文エラーにならず、Symfoware/RDBがqdg02842u(※2)のメッセージを出力してダウンします。 ※1)JYP8399E:“@1@”の前後にキーワード“@2@”が指定されていません. ※2)qdg02842u:シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました. [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
※3)実行オプション指定は、Symfoware Server Enterprise Extended Editon 4.1からのサポート機能である。 | ○ | ○ | ○ | |
22 | PG61276 | [現象] 以下に示す環境・発生条件のとき、Connection ManagerまたはSymfoware/RDBが以下のメッセージを出力して異常終了する場合があります。 <Connection Managerを使用している場合> apc00008u:Connection Manager system process has been abnormally terminated because it received signal d*. d*:シグナル番号。-1073741819(Windows)または11(UNIX系)。 <Connection Managerを使用していない場合> qdg02842u:シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しましたs* d*:シグナル番号。-1073741819(Windows)または11(UNIX系)。 s*:RDBシステム名。マルチRDBの場合のみ出力。 [環境] 本障害は、以下のOSで発生します。 - Solaris(TM) Operating System - Linux - Windows - UXP/DS [発生条件]
※1 Connection Managerを使用している場合も含みます。 (1つのアプリケーションプロセスから、1つのRDBシステムに対して、Connection Managerを使用して接続したコネクションと、ローカル接続したコネクションが存在する場合も該当します。) ※2 Connection Managerを使用している場合、アプリケーション-Connection Manager間は、ローカル接続となります。 | ○ | ○ | ○ | |
23 | PG61453 | [現象] JYP1006E データ受信中にサーバとの通信が切断されました. のメッセージを表示しSymfoware/RDBがダウンします。 [環境]
[発生条件]
(※)以下のコマンドで、セキュリティパラメタの状態を確認できます。 rdbprt -m PARAM | ○ | ○ | ○ | |
24 | PG61609 | [現象] 運用系RDBシステムと待機系RDBシステムがダウンした後、Symfoware Server Connection Managerから再起動したRDBシステムへの接続ができない場合があります。 [環境] 本障害は以下のOSで発生します。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
25 | PG61956 | [現象] Symfoware/RDBがqdg12695uのメッセージを出力し、ダウンする場合があります。 qdg12695u:System error occurred. Reference code = 16.5.65.257 Internal code = (~ module:jypfs050 line:xx) [環境] 以下のOSで発生します。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
26 | PG62265 | [現象] 利用者制御機能を使用してコネクションを接続すると、MAX_CONNECTIONの実行資源数に達していないにも関わらず以下のメッセージを出力しエラーとなる場合があります。 『JYP2608E利用者制御機能における実行資源の制限を超えました.code = “1”』 [環境] 以下のOSである場合。 - Solaris(TM)Operating System または、 - Linux [発生条件]
(*)ここで発生しうるエラーは以下の通りです。 ◇メモリ関連 : - メモリ不足(JYP5007E、JYP5006E) ◇環境関連 : - コード変換ライブラリの不備(JYP1068U、JYP1080U) - アクセスプラン、SQL_TRACEのファイルオープンエラー(JYP2600U、JYP2602U) - TRACEFILE_USEにNOを指定して調査用ファイルの取得(JYP2604U) ◇パラメタ関連 : - INCLUSION_DSIの指定誤り(JYP1050E) - DSO_LOCKの指定誤り(JYP1051E) - WORK_PATHの指定誤り(JYP1056E) - R_LOCK=YESとDSO_LOCKを同時に指定(JYP1060E) - サーバ用動作環境ファイルの指定値のコード変換でエラー(JYP1041U) - クライアント用動作環境ファイルの指定値のコード変換でエラー(JYP1033U) - 標準セキュリティ運用で、システム用動作環境ファイル以外にWORK_PATHを指定 (JYP1082E) - 利用者制御機能における、実行資源数の制限を超えた(JYP2608) ◇RDBディクショナリアクセス関連 : - デッドロック(JYP2099E) - ディクショナリ不整合(JYP5122E) - I/Oエラー(JYP5037E) - バッファ枯渇(JYP5008E) | ○ | ○ | ○ | |
27 | PG62951 | [現象] 各国語文字列定数に、文字として指定した引用符('')と合わせて32000バイトを超えた文字列を指定すると、以下のメッセージを出力しSymfoware/RDBがダウンします。 - qdg02842u:シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
※)文字として引用符(')を指定する場合、引用符(')を2つ連続して記述します。 例)SELECT CLM1 FROM SCH1.TBL1 WHERE CLM1 LIKE N'あいう''''えお’ 『あいう''''えお』の文字列の合計バイト数が、32000バイトを超える場合。 | ○ | ○ | ○ | |
28 | PG64080 | [現象] データベースを削除するとエラーメッセージ"qdg12695u システム障害が発生しました "を出力しSymfoware/RDBがダウンします。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件] (条件1)
(条件2)
(条件3)
(*1)9.2.0以降でRDB構成パラメタファイルにRDBSCLSYSTEMを指定している場合。 (内部条件) RDBDICONBUFFER=YES指定時に動作する、RDBディレクトリファイルのメモリ常駐化処理中に、データベース削除文が実行された場合、定義削除のタイミングにより本障害が発生する場合があります。 ※補足 RDBディレクトリファイルのメモリ常駐化処理はSymfoware/RDBの起動直後に実行されます。 定義されているDSIの数により処理時間が長くなる場合があります。 メモリ常駐化処理の情報は、rdbprdicコマンドのmオプションで確認できます。 rdbprdicコマンド実行時、Directory file の項目が、Loading の場合、RDBディレクトリファイルがメモリ常駐化処理中であることを判別できます。 | ○ | ○ | ○ | |
29 | PG65282 | [現象] 「qdg02842u シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました s* 」を出力し、Symfoware/RDBがダウンします。 [環境] 以下のいずれかの環境の場合。 ◆Solaris(TM) Operating System ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 6.0 913574-18~30,913575-18~30,913576-18~30,913577-18~30 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 6.0.1 913621-18~32,913622-18~32,913623-18~32,913624-18~32 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 7.0 T014HS-08~18 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 7.0.1 T023GS-02~13 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 7.0.2 T025TS-01~11 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 8.0.0 T000174SP-01~09 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 9.0.0, 9.0.0A, 9.1.0 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 6.0 Symfoware Server Standard Edition 6.0 913578-18~28,913579-18~28 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 6.0.1 Symfoware Server Standard Edition 6.0.1 913625-17~27,913626-17~27 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 7.0 Symfoware Server Standard Edition 7.0 T014IS-07~16 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 7.0.1 Symfoware Server Standard Edition 7.0.1 T023HS-02~11 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 7.0.2 Symfoware Server Standard Edition 7.0.2 T025US-01~10 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 8.0.0 Symfoware Server Standard Edition 8.0.0 T000191SP-01~08 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 9.0.0, 9.0.0A, 9.1.0 Symfoware Server Standard Edition 9.0.0, 9.0.0A, 9.1.0 ◆Linux ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition V7.0L10 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 8.0.0, 8.0.0A, 8.0.1 T000132QP-02~11 ◇Symfoware Server Enterprise Extended Edition 9.0.0, 9.0.1, 9.1.0, 9.2.0 ◇Symfoware Server Enterprise Edition V6.0L10, V6.0L10A, V6.0L10B Symfoware Server Standard Edition V6.0L10, V6.0L10A T00305-15~19 ◇Symfoware Server Enterprise Edition V7.0L10 Symfoware Server Standard Edition V7.0L10 T00899-02~12 ◇Symfoware Server Enterprise Edition V7.0L10C Symfoware Server Standard Edition V7.0L10C T00989-01~11 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 8.0.0, 8.0.0A Symfoware Server Standard Edition 8.0.0, 8.0.0A T000241LP-01~09 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 9.0.0, 9.0.1, 9.1.0 10.0.0 Symfoware Server Standard Edition 9.0.0, 9.0.1, 9.1.0, 9.2.0 10.0.0 10.0.0A ◆Windows ◇Symfoware Server Enterprise Edition V6.0L10 Symfoware Server Standard Edition V6.0L10 Symfoware Server for Windows V6.0L10 TP08577,TP08773,TP08879,TP09047,TP09220,TP09420,TP09625, TP09705,TP09831,TP09926 ◇Symfoware Server Enterprise Edition V7.0L10, V7.0L10C Symfoware Server Standard Edition V7.0L10, V7.0L10C Symfoware Server for Windows V7.0L10, V7.0L10C TP08709,TP08911,TP09077,TP09257,TP09387,TP09557,TP09637,TP09711, TP09781,TP09873,TP09998 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 8.0.0 Symfoware Server Standard Edition 8.0.0 Symfoware Server Base Edition 8.0.0 T00210WP-01~08 ◇Symfoware Server Enterprise Edition 9.1.0, 9.1.1 10.0.0 10.0.1 Symfoware Server Standard Edition 9.1.0, 9.1.1 10.0.0 10.0.1 [発生条件1]
[発生条件2]
(*)rdbuptコマンドを実行した場合も本条件に該当します。 | ○ | ○ | ○ | |
30 | PG65312 | [現象] 以下に示す環境・発生条件のとき、メモリがリークする場合があります。 [環境] 本障害は、以下のOSで発生します。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
31 | PG65659 | [現象] DSIの削除においてqdg13777u(*1)のエラーメッセージを出力して異常終了後、RDBコマンドまたはアプリケーションを実行するとqdg12695u(*2)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 (*1)qdg13777u:DSIが削除途中の状態でありロールバックが不可能なためデータベースをアクセス禁止状態にしました DB名='s*' DSI名='t*' u* (*2)qdg12695u:システム障害が発生しました 分類コード=s* 内部コード=(t*) u* [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
(*1)現象の発生するDSIの状態はrdbprtコマンド(DSI指定)の 「Allocation information」の「No(割付け先の数)」から確認することができます。
(*2)9.1.0以降に利用できる機能 (*3)RDB構成パラメタファイルにRDBEXPDSI=YESまたは、RDBEXPDSIを指定しない場合。 (*4)rdbsloaderコマンドは参照先のメモリ状態によって正常終了する場合があります。 | ○ | ○ | ○ | |
32 | PG65663 | [現象] RDBコマンド、または、SQLアプリケーションを実行中に、qdg12695u(※1)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする。 ※1)「qdg12695u システム障害が発生しました 分類コード=s* 内部コード=(t*) u*」 [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合。 - Solaris(TM) Operating System、または、 - Linux、または、 - Windows、または、 - UXP/DS [発生条件]
※2)以下のRDBコマンドが該当。(アルファベット順に記載) rdbalidx rdbalmdsi rdbaltop rdbconbf rdbddlex rdbddlfix rdbdmp rdbcploader rdbexdsi rdbexecsql rdbexspc rdbfmt rdbgcdsi rdbhsuty rdbinf rdbinh rdbmrdmp rdbmrrcv rdbpmt rdbprt rdbrcv rdbrcvdic rdbresident rdbrls rdbrtr rdbsaloader rdbscldir(Vオプション指定) rdbsetrp rdbsloader rdbspcinf rdbsuloader rdbudsi rdbunl rdbunlx rdbunlsql rdbups rdbupt 注意事項: 上記コマンドは、VLによっては存在しないものもあります。マニュアルのコマンドリファレンスを確認ください。 ※3) RDBコマンドは以下のメッセージなどを出力して、コマンドが異常終了。 「qdg12071u 利用可能なメモリが不足しています s*」 「qdg12171u ローカルメモリ不足が発生しました s*」 また、SQLアプリケーションは以下のメッセージなどを出力して、コマンドが異常終了。 「JYP1070E メモリ不足が発生しました」 「JYP5007E RDBIIサーバ空間内のメモリ不足が発生しました」 ※4) (※2)のRDBコマンドが該当します。なお、[発生条件]1.のRDBコマンド、または、SQLアプリケーションと同じでなくても発生します。 補足) 本現象はメモリ配置によるため、発生条件を満たしても必ず発生するわけではありません。 | ○ | ○ | ○ | |
33 | PG65698 | [現象] Symfowareが無応答となる場合あります。 [環境] 以下のOSで発生する。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
34 | PG65855 | [現象] 問合せ指定に結合表を記述したSQL文を実行すると、qdg02842u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンまたは、誤った検索結果が取り出される場合があります。 ※) qdg02842u:シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました. [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
以下にSQL文の例を示します。 SELECT T1.C1 FROM S1.T1 LEFT JOIN S1.T2 ON T1.C1=T2.C1 LEFT JOIN S1.T2 ←条件2) ON T1.C1=T2.C1 ←条件3) 説明)S1.T2が重複して指定されています。 | ○ | ○ | ○ | |
35 | PG66699 | [現象] 下記の環境、条件のときに、qdg02842u のメッセージを出力して、Symfoware Server がダウンすることがある。 [環境] 以下のOSである場合。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
36 | PG67462 | [現象] SymfoWARE/RDBが"qdg02842u シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました"のメッセージを出力してダウンする場合があります。 [環境] 以下のOSである場合。
[発生条件] 以下の場合、SymfoWARE/RDBがダウンする場合があります。
| ○ | ○ | ○ | |
37 | PG67487 | [現象] 最適化情報のファイルを記述したSET STATISTICS文の実行が正常終了したにもかかわらず、最適化情報が設定されない(※)ことがあります。なお、本現象の発生を利用者が認識するのは以下の場合です。 - PRINT STATISTICS文の出力結果を参照時。または、 - アクセスプランの取得結果を参照時 ※)設定されない最適化情報は以下です。 - DSI(RANDOM型)を記述した場合の以下の項目(一部の項目) AVERAGE PAGE MAXPAGE - DSI(BTREE型)を記述した場合の以下の項目(全ての項目) PAGE INDEX HIGHT DIFFERENT KEY [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合。 -Solaris(TM) Operating System、または、 -Linux、または、 -Windows [発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
38 | PG67639 | [現象] [現象1] 以下に示す発生条件のとき、Symfoware/RDBが JYP1059Eのメッセージを出力したり、qdg02842u のメッセージを出力して異常終了したりする場合があります。 JYP1059E 不当なプロトコルが転送されました. qdg02842u シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [現象2] 以下に示す発生条件のとき、アプリケーションに JYP1024Uのメッセージが返却されます。 JYP1024U システムエラーが発生しました.mod = “@1@”:code = “@2@”,“@3@”,“@4@”,“@5@” [環境] 本障害は、以下のOSで発生します。
[発生条件] [現象1の発生条件]
[現象2の発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
39 | PG67641 | ロードシェア運用の場合にDSIが偏在しないRDBシステムでコマンドやアプリケーションを実行すると以下の事象が発生する場合があります。 [現象1] リモートシステム(※)のデータベース資源を検索、更新するコマンドやアプリケーションを実行すると、データベース資源(DSI)の初期化や創成が完了しているにもかかわらず、以下の事象が発生する場合があります。 - データベース資源を更新するアプリケーションまたはrdbuptコマンドを実行すると、「JYP5002E スキーマ“XX”の表“XX”内に定義されているDSI“XX”の初期化が完了していません.」のエラーが発生する。 - データベース資源を参照するアプリケーションまたはrdbexecsqlおよびrdbunlsqlコマンドを実行すると、データが存在している場合にも、当該DSIで1件もヒットせず、データを検索できない。 [現象2] リモートシステム(※)のデータベース資源を検索、更新するコマンドやアプリケーションを実行する場合に、DSIに設定されている最適化情報よりも古い最適化情報で動作する場合があります。 ※) ロードシェアを構成する RDBシステムの内、アプリケーションのコネクション接続先(コマンドの場合はコマンドを実行するRDBシステム)のRDBシステムを除く他のRDBシステムをリモートシステムと言います。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件1]
- rdbuptコマンド - rdbunlsqlコマンド - rdbexecsqlコマンド ※ 4.a.の操作を行った場合、[現象1]が発生します。 4.b.の操作を行った場合、[現象2]が発生します。 [発生条件2]
- rdbunlsqlコマンド - rdbexecsqlコマンド ※ [現象1]が発生します。 | ○ | - | - | |
40 | PG67781 | [現象] アプリケーションまたはWebDBtoolsからデータベースの定義文または操作文を実行すると、qdg02842u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 (※)qdg02842u:シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
※1) 以下のSQL文になります。 - スキーマ定義文 - スキーマ操作文 - 格納構造定義文 - 格納構造操作文 - アクセス制御文 - 利用者制御文 - システム制御文 ※2) 「JYP2206E SQL文にコード変換できない文字が含まれています.」のエラーになります。 | ○ | ○ | ○ | |
41 | PG68252 | [現象] 以下の条件を満たす場合、データベースサーバの切替え/縮退が完了したにもかかわらず、CONNECT 文を発行後、WAIT_TIME (*1) 経過するか、もしくは一定時間 (*2) 経過するまで、CONNECT 文の応答が返らない場合があります *1)クライアント動作環境ファイルの WAIT_TIME への指定値になります。 *2)OS 依存ですが3分程度になります。 [環境] 1) 以下のいずれかのOSを使用している。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
42 | PG68326 | [現象] Symfoware/RDBが以下のメッセージを出力してダウンする場合があります。 qdg02842u シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました (d*: シグナル番号) [環境] 以下のOSで発生します。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
43 | PG68381 | [現象] 【現象1】 コネクションが回収されない場合があります。コネクション数がシステム用の動作環境ファイルのMAX_CONNECT_TCPパラメタに指定した値を超えた場合、以下のいずれかのメッセージが出力されます。
【現象2】 同一のアプリケーションサーバで実行した複数のアプリケーションからコネクションを接続した場合、最後に接続したコネクション以外が切断され、コネクションを切断されたアプリケーションがSQL文を実行した時に、以下のいずれかのメッセージが通知されます。
[環境] 以下のいずれかの製品で発生します。
[発生条件] 【現象1】の発生条件
※ 異常終了の例
アプリケーションサーバのシャットダウン 【現象2】の発生条件
| ○ | ○ | ○ | |
44 | PG68452 | [現象] RDBコマンドの実行において、メッセージqdg12275w(※)を出力してアーカイブログファイルが閉塞される場合があります。 (※) (*****は可変の値/文字です) qdg12275w:アーカイブログファイル*****(通番:*****)への書込み時に*****システムコールでエラーが発生しました errno=***** [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[条件]
| ○ | ○ | ○ | |
45 | PG68834 | [現象] 以下の条件の場合、Symfoware Active DB Guard(以降ADBGと表記)のRLCがqdg20075uのメッセージをシステムログに出力してRLPが閉塞する場合があります。 [環境] 以下の環境で発生します。
[発生条件]
| ○ | - | - | |
46 | PG69007 | [現象] 以下の環境および発生条件のいずれかに該当するとき、Symfoware/RDBがダウンする場合があります。 [環境] 以下のOSを使用している場合。
【発生条件1】
【発生条件2】
(※)Symfoware/RDBの内部で内部矛盾と判定される不特定のエラーが該当します。 | ○ | ○ | ○ | |
47 | PG69505 | [現象] [現象1] 以下の発生条件に一致した場合、qdg02842u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンします。 ※ qdg02842u:シグナル6を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [現象2] 以下の発生条件に一致した場合、指定したスキーマと異なるスキーマにビューが定義されます。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。 -Solaris(TM) Operating System または、 -Windows または、 -Linux [発生条件] [現象1の発生条件]
例: CREATE TABLE SCM1.T1 ( C1 INTEGER DEFAULT SCM1.SEQ1.NEXTVAL ); (1) CREATE VIEW S1.VIEW1 AS SELECT C1 FROM SCM1.T1; (2) ※(1)と(2)の長さが一致していない。 [現象2の発生条件]
例: CREATE TABLE SC1.T1 ( C1 INTEGER DEFAULT SC1.SEQ1.NEXTVAL ); (1) CREATE VIEW SC11.VIEW1 AS SELECT C1 FROM SC1.T1; (2) ※(1)が(2)のスキーマ名より短く、(2)のスキーマ名のうち(1)のスキーマ名の長さ分のスキーマが存在する。 | ○ | ○ | ○ | |
48 | PG69562 | [現象] RDBコマンドまたはアプリケーションを実行すると、無応答になる場合がある。
現象が発生した場合、メッセージログファイルに以下のメッセージが出力されます。 ・qdg12440u インデックス域の入出力障害が発生しました errno=d* ・qdg13239i ロググループ's*'において事象't*'が発生しました [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合に、発生します。 - Solaris(TM) Operating System - Linux - Windows [発生条件]
※現象が発生する可能性のあるSymfoware/RDB のコマンド rdbalidx, rdbdmp, rdbddlex, rdbddlfix, rdbalmdsi, rdbfmt rdbgcdic, rdbgcdsi, rdbrcv, rdbsaloader, rdbsloader, rdbsuloader rdbunladt, rdbups, rdbupt | ○ | ○ | ○ | |
49 | PG69756 | [現象] 以下の環境および発生条件のいずれかに該当するとき、アプリケーションが無応答となる場合があります。また、派生する現象として、rdbtermコマンドによるコネクションの強制回収が出来なくなります。 [環境] 以下のOSを使用している場合。 - Solaris(TM) Operating System または - Linux [発生条件]
(※):CACHE句に指定される保持順序数より大きな多重度 | ○ | ○ | ○ | |
50 | PG69855 | [現象] 現象1、現象2のいずれか一方、または両方が発生する場合があります。 [現象1] テンポラリログファイルの AI ログ域の満杯事象 (※1) が発生し、アプリケーションまたは RDB コマンドの実行がエラーとなる場合があります。 ※1 メッセージログファイルおよびシステムログ(※2)に次のエラーメッセージが出力されます。
※2 Linux/Solarisの場合はsyslog、Windowsの場合はWindowsのイベントログのアプリケーションログに出力されます。 [現象2] ダウンリカバリに時間がかかる場合があります。 [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合に、発生します。
[発生条件] 以下の条件に一致した場合に、発生する可能性があります。 (タイミング依存のため条件に一致しても発生しない場合があります。)
※ トランザクションによる更新量の方が、データベーススペースへの更新反映量よりも上回る状態が長時間継続すると、最終的に [現象1] となる場合があります。また、[現象1] となる以前、もしくは[現象1]の発生後に何らかの原因で Symfoware/RDB のダウン事象が発生すると [現象2]となる場合があります。 | ○ | - | - | |
51 | PG69994 | [現象] 以下に示す条件下でアプリケーションを多重で実行した場合、COMMIT文の処理に時間がかかる(※)、または、COMMIT文の処理が完了しない場合があります。 ※目安として通常は数分オーダで完了するところが、数時間オーダとなる場合があります。 [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合。
[発生条件]
注)再現時の環境は以下。 1トランザクション200件の一括INSERTを同一DSIに対して400コネクションから実施しました。(1DSIに対しては、200件×400コネクション=8万件の挿入処理) また、お客様環境では、1つのDSIに対して100多重以上が実行されていました。 | ○ | ○ | ○ | |
52 | PG70083 | [現象] 発生条件1の場合に、タイミングによってlxrepenaコマンドが無応答となる場合があります。 また、発生条件2の場合にSymfoware/RDBシステムを再起動すると、無応答となります。 [環境] 以下の環境で発生します。
[発生条件] 条件1
条件2
※レプリケーショングループおよび抽出定義は、Linkexpress Replication optionの定義です。 ※表単位およびグループ単位のレプリケーションは、Linkexpress Replication optionの機能であり、レプリケーションの単位です。 ※lxrepenaコマンドは、Linkexpress Replication optionの機能です。 | ○ | - | - | |
53 | PG70442 | [現象] 以下の条件の場合に、以下に示す機能が無応答になる場合があります。
(*1)現象が発生する可能性のあるSymfoware/RDB のコマンド rdbalidx, rdbdmp, rdbddlex, rdbddlfix, rdbalmdsi, rdbfmt,rdbgcdic, rdbgcdsi, rdbrcv, rdbsaloader, rdbsloader, rdbsuloader,rdbunladt, rdbups, rdbupt (*2)現象が発生する可能性のあるSymfoware Active DB Guardのコマンド rdbbcoffline, rdbbcswh (*3)現象が発生する可能性のあるSymfoware Server Mirroring Controller のコマンド dxsvstop, rdbbcswh [環境] 以下の環境で発生します。 <Symfoware Active DB Guard を利用している場合>
<Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合>
[発生条件] <Symfoware Active DB Guard を利用している場合>
<Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合>
※)CPU数が少ない場合や、データベースへの大量更新によるCPUの使用率が高い場合に発生する傾向があります。 | ○ | - | - | |
54 | PG70932 | [現象] 以下の条件の場合に、以下に示す機能が無応答になる場合があります。
(*1)現象が発生する可能性のあるSymfoware/RDB のコマンド rdbalidx, rdbdmp, rdbddlex, rdbddlfix, rdbalmdsi, rdbfmt,rdbgcdic, rdbgcdsi, rdbrcv, rdbsaloader, rdbsloader, rdbsuloader,rdbunladt, rdbups, rdbupt (*2)現象が発生する可能性のあるSymfoware Active DB Guardのコマンド rdbbcoffline, rdbbcswh (*3)現象が発生する可能性のあるSymfoware Server Mirroring Controller のコマンド dxsvstop, rdbbcswh [環境] 以下の環境で発生します。 <Symfoware Active DB Guard を利用している場合>
<Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合>
[発生条件] <Symfoware Active DB Guard を利用している場合>
<Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合>
※)CPU数が少ない場合や、データベースへの大量更新によるCPUの使用率が高い場合に発生する傾向があります。 | ○ | - | - | |
55 | PG71199 | [現象] RDBコマンド、ローカルアクセスを行うアプリケーション、またはRDA接続を行うアプリケーションが無応答になる場合があります。 また、Connection Managerの場合、アプリケーションまたは、APCコマンドが無応答になる場合があります。 [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合に発生します。 -Linux ※ -Solaris(TM) Operating System -Windows ※ IA64版では発生しません。 [発生条件]
-Symfoware/RDBの場合、RDBコマンド、ローカルアクセスを行うアプリケーション、または、RDA接続を行うアプリケーション -Connection Managerの場合、APCコマンド、またはアプリケーション 尚、本障害はCPUの特性によるタイミング依存であるため、条件に一致しても発生しない場合があります。 | ○ | ○ | ○ | |
56 | PG72009 | [現象] < Symfoware Active DB Guard を利用している場合 > 以下の条件の場合、複写元システムでRLCの強制交替(rdbbcswhコマンド)を実行した後、複写先システムにRLC交替が通知されない場合があります。 この状態が続いた場合、空きRLC数の減少を示すqdg20157wのメッセージが出力されます。 さらにこの状態が続いた場合、空きRLCが無くなりRLP満杯によりRLPが閉塞する場合があります。 < Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合 > 以下の条件の場合、空きRLC数の減少を示すqdg20157wのメッセージが出力され、その後、正系ノードでRLPが閉塞する場合があります。 ※)qdg20157w:空きRLCがRLC_NOEMP_WARNで定義した値以下になりました RLC個数='空きRLC数' RLP名='RLP名' [環境] 以下の環境で発生します。 < Symfoware Active DB Guard を利用している場合 >
< Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合 >
[発生条件] < Symfoware Active DB Guard を利用している場合 >
< Symfoware Server Mirroring Controller を利用している場合 >
※)内部処理のディスパッチタイミングに依存するため、上記の発生条件に一致した場合でも発生しない場合があります。 | ○ | - | - | |
57 | PG73661 | [現象] FETCH文を実行すると、qdg02842uを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 qdg02842u:シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました d*: シグナル番号 [環境] 以下の環境の場合。
[発生条件1]
[発生条件2]
[発生条件3]
[発生条件4]
(*1):パラメタを省略した場合の(バッファの個数,バッファサイズ)は、Windows環境では(0,1)、Solaris/Linux環境では(2,32)になります。 (*2):以下の場合にDSIは非活性状態となります。
(*3):パラメタを省略した場合の(バッファの個数,バッファサイズ)は、(2,32)になります。 | ○ | ○ | ○ | |
58 | PG74549 | [現象] Symfoware/RDBのデータベーススペースが作成されている場合、ACM(※1)のGUI画面またはACMのstgxfwcmsetdevコマンドを使用して、デバイス情報取得/反映を実行しても、Symfoware/RDBのデータベーススペース情報が登録されません。 (※1)ACMはETERNUS SF AdvancedCopy Managerの略です。以降ACMと呼びます。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
59 | PG74728 | [現象] 以下のメッセージを出力し、Symfoware/RDBがダウンする場合があります。 『qdg02842u:シグナル*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました』 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
データ長(※) + データ内の二重引用符の数 > 1030 (※) データ長が1024バイトを超える場合、1024として計算する。 なお、入力ホスト変数のデータ長が1024バイトを超える場合は、データ中に含まれる二重引用符の位置によっては、現象が発生しない場合があります。 | ○ | ○ | ○ | |
60 | PG74816 | [現象] DDL文とDML文を同一トランザクションで実行するとき、qdg02842u(*)のメッセージを出力しSymfoware/RDBがダウンする。 (*)qdg02842u:シグナルd*を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました s* [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
61 | PG74910 | [現象] Symfoware Advanced Backup Controller(以降、ABC)のリカバリ中、メッセージqdg12695uを出力してSymfoware/RDBがダウンします。 qdg12695u:System error occurred. Reference code = XXXXXXXXXX Internal code = (idt_p:YYYYYYYYYY sub_code:0 module:qdcmerrs line:ZZZ) [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合。
[発生条件]
(*1)アーカイブログファイルの状態は以下のコマンドで確認可能。 rdblog -V -a [ -g ユーザロググループ名 ] | ○ | ○ | ○ | |
62 | PG74982 | [現象] Symfoware/RDBに接続する応用プログラムが無応答になる場合があります。 [環境] 以下のOSで発生します。 -Solaris(TM) Operating System -Linux -Windows [発生条件]
*1)rdbterm自体は正常終了します。 | ○ | ○ | ○ | |
63 | PG75261 | [現象1] rdbstopコマンドでSymfoware/RDBを停止時に、以下のエラーメッセージが出力され、Symfoware/RDBが停止できない場合があります。
rdb: ERROR: qdg12426u:RDBIIを停止できません 原因:動作中
qdg12148e:SQL文の実行で重症エラーを検出しました:'JYP5015E RDBII起動中または停止中のため処理を実行できません.' qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP5015E RDBII起動中または停止中のため処理を実行できません.' [現象2] rdbstopコマンド -mc オプションでSymfoware/RDBを停止時に、以下のエラーメッセージを 出力する場合があります。なお、Symfoware/RDBの停止は正常に終了します。
qdg12148e:SQL文の実行で重症エラーを検出しました:'JYP5015E RDBII起動中または停止中のため処理を実行できません.' qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP5015E RDBII起動中または停止中のため処理を実行できません.' [環境] 以下の環境である。
[発生条件]
(*1) RDB構成パラメタファイルに以下のパラメタが設定されている場合、V9.1.0以前のロードシェア運用となります。 ・RDBLOADSHARE | ○ | ○ | ○ | |
64 | PG75263 | [現象] 以下に示す環境・発生条件のとき、下記のメッセージを出力して Symfoware/RDBがダウンする場合があります。 「qdg02842u:シグナル11を受信したためRDBIIシステム空間が異常終了しました」 [環境] 本障害は以下のいずれかのOSで発生します。
[発生条件] 以下の条件で発生する場合があります。
*1) 出力されるメッセージは以下になります。 qdg14170w:パフォーマンスデータ格納ファイルにおいて、 入出力障害が発生しました ファイル名='****' システムコール='****' errno=**** (****は可変の値) | ○ | ○ | ○ | |
65 | PG75309 | [現象] ロードシェア環境でrdbddlexコマンドを実行すると、Symfoware/RDBのメモリ使用量が不当に増加(*1)し、メモリ不足が発生する場合があります。 *1)1回のrdbddlexコマンドの実行毎に約50Kバイトのメモリ使用量が不当に増加します。 [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合。
[発生条件]
| ○ | - | - | |
66 | PG75656 | [現象] NULLを指定したCASE式と並列指定を同時に指定したSQL文を実行すると、以下のエラーメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンする場合があります。 qdg02842u:シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました. [環境]
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
67 | PG75673 | [現象] rdbdmpdicコマンド実行中にRDBディクショナリに対してI/Oエラーが発生または、RDBディクショナリの破壊を検出すると、qdg12695u(※)のメッセージを出力してSymfoware/RDBがダウンします。 (※)qdg12695u:System error occurred. Reference code = XXXXXXXXXX Internal code = (idt_p:YYYYYYYYYY sub_code:W module:qdcsecom670 line:ZZZ) [環境] 以下のいずれかのOSを使用している場合。
[発生条件]
(※1)RDBディクショナリに対してreadエラーが発生した場合、RDBREPORTで指定したメッセージログファイルにqdg12771u(RDBIIディクショナリの入出力処理で異常が発生しました)のメッセージが出力されます。 (※2)RDBディクショナリの破壊を検出した場合、RDBREPORTで指定したメッセージログファイルにqdg12769u(RDBIIディクショナリが破壊されています)のメッセージが出力されます。 | ○ | ○ | ○ | |
68 | PG76313 | [現象] DSIと共用バッファプールの対応関係の解除または、DSIのメモリ常駐の解除を実行した場合に以下のメッセージを出力して、Symfoware/RDBがダウンする。 qdg02842u:シグナル6を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
※本障害はタイミングに依存するため、必ず発生するわけではありません。 ※1)rdbresidentコマンドは、以下の場合に利用できます。
| ○ | ○ | ○ | |
69 | PG76652 | [現象] 以下の条件の場合に、利用者プログラム、rdbコマンドまたはLinkexpress Replicationoptionのコマンドを実行すると、Symfoware/RDBがエラーメッセージqdg02842uを出力しダウンする場合があります。 ※ qdg02842u:シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました. [環境] 以下の何れかの環境で発生します。
[発生条件]
*1) 「V9.2以降のロードシェア機能」を除きます。
「V9.2以降のロードシェア機能」を使用していると判断できます。 | ○ | - | - | |
70 | PG76944 | [現象] SQL文の探索条件にIN述語と比較述語の指定がある場合、IN述語の指定値と一致し比較述語の条件に該当しない行が余分に返却される場合があります。 [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件] [条件1]
[条件2]
[条件3]
[条件4]
[条件5]
[条件6]
[条件7]
※[条件1]の3.の"2"は"1"に、[条件1]の4.~6.の"3"は"2"と読み替えてください。 条件1の例)INDEX構成列(C1,C2)の場合 SELECT C1 FROM S1.T1 WHERE T1.C2 = 1 AND T1.C1 IN ( 1 , 2 ) AND T1.C1 > 1 … (1) 本来、返却すべきレコード :C1=2のレコード1件 本障害により返却するレコード:C1=1とC1=2のレコード2件 探索条件にIN述語の限定値リストを打ち消す条件(1)を指定しますが、正しく判定されずC1=1のレコードが余分に返却されてしまいます。 | ○ | ○ | ○ | |
71 | PG77195 | [現象] リカバリログ量を大きく(目安として数百メガバイト以上)した場合に、以下のいずれかの現象が発生する場合があります。 [現象1] Symfoware/RDBの停止処理またはクラスタアプリケーションの停止処理に時間がかかる場合があります。 [現象2] テンポラリログファイルの閉塞解除処理に時間がかかる場合があります。 [現象3] RDBディクショナリのリカバリに時間がかかる場合があります。 [環境]
[発生条件] [現象1]
3.の処理に時間がかかる場合があります。 [現象2]
4.の処理に時間がかかる場合があります。 [現象3]
5.の処理に時間がかかる場合があります。 ※1 RDB構成パラメタファイルにRDBDICONBUFFER=YESを指定している場合です。 [補足] 現象1~3のそれぞれの処理にかかる最大時間の見積もりは以下になります。 「テンポラリログのリカバリログ量の使用量(MB)※2」 × 「データベーススペースのI/O性能(MB/sec)※3」 また、更新系アプリケーションまたはデータベース定義、変更、削除の動作が完了してから、以下の時間以上経過している場合は本障害は発生しません。 「テンポラリログのリカバリログ量の使用量(MB)※2」÷「データベーススペースのI/O性能(MB/Sec)※3」 ※2 「リカバリログ量の指定値 × 0.8」か、「AI ログの定義サイズ - 処理直前の rdbsar l -eの EmpAI」のいずれかの大きい方の値となります。 また、更新が行われた全てのロググループの合計値です。 ※3 データベーススペースを配置しているディクスのI/O性能に依存します。 | ○ | ○ | ○ | |
72 | PG77577 | [現象] インデックスのDSIが非活性状態の場合、swstbackupコマンドまたはrdbmrdmpコマンドを実行すると、以下のエラーとなります。 qdg03226u 指定した資源's*'は他の利用者が使用中のため処理を続行できません t* [環境]
2)Symfoware Server Advanced Backup Controllerをインストールしている場合。 [発生条件]
※1:対応する緊急修正番号は以下になります。 ・Solaris(TM) Operating System 緊急修正パッチid : 912090-62~63 : 912091-62~63 : 912092-62~63 : 912093-62~63 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 5.0.1 緊急修正パッチid : 913574-34~35 : 913575-34~35 : 913576-34~35 : 913577-34~35 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 6.0 緊急修正パッチid : 913621-36~37 : 913622-36~37 : 913623-36~37 : 913624-36~37 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 6.0.1 緊急修正パッチid : T014HS-22~24 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 7.0 緊急修正パッチid : T014IS-20~22 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Edition : Symfoware Server Standard Edition 製品世代 : 7.0 緊急修正パッチid : T023GS-17~19 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 7.0.1 緊急修正パッチid : T023HS-15~17 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Edition : Symfoware Server Standard Edition 製品世代 : 7.0.1 緊急修正パッチid : T025TS-15~17 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 7.0.2 緊急修正パッチid : T025US-14~16 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Edition : Symfoware Server Standard Edition 製品世代 : 7.0.2 緊急修正パッチid : T001096SP-08~09 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 9.0.0,9.0.0A 緊急修正パッチid : T001097SP-08~09 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Edition : Symfoware Server Standard Edition 製品世代 : 9.0.0,9.0.0A 緊急修正パッチid : T001858SP-07~09 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 9.1.0 緊急修正パッチid : T001859SP-06~08 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Edition : Symfoware Server Standard Edition 製品世代 : 9.1.0 緊急修正パッチid : T002715SP-03~05 正式製品名称 : Symfoware Server Enterprise Extended Edition 製品世代 : 9.2.0 ※2:以下のいずれかの状態です。
| ○ | ○ | ○ | |
73 | PG77810 | [現象] アプリケーションでコネクト処理をくり返し実行すると、コネクト処理がスローダウンします。また、派生する現象として、Symfoware/RDBプロセスでメモリリークが発生します。 ※リークするメモリ量は環境によって異なりますが、1回のコネクト処理で、約100byteのメモリがリークします。 [環境]
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
74 | PG77834 | [現象1] 探索条件に該当する一部のレコードがアプリケーションに返却されない場合があります。 [現象2] 以下のメッセージが出力され、Symfoware/RDBが異常終了する場合があります。 qdg02842u:シグナル6を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
(*1)Symfoware Serverを使用している場合、現象1が発生する場合があります。 (*2)Symfoware Parallel Serverを使用している場合、現象2が発生する場合があります。 (*3)以下を指定するSQLデータ操作文が対象です。
(*4) データ量とは、作業用ソート領域に格納するレコード長×レコード件数になります。 | ○ | ○ | ○ | |
75 | PG78026 | [現象] スクロールカーソルを使用するとき、サーバで下記のエラーメッセージを出力して、Symfoware/RDBがダウンする場合があります。 エラーメッセージ:「qdg12695u システム障害が発生しました 分類コード=s*内部コード=(t*) u*」 [環境] 本障害は、以下のOSで発生します。
[発生条件]
(*1)「選択リストに書かれた列の合計サイズ×探索条件に該当するレコード件数」 | ○ | ○ | ○ | |
77 | PG78251 | [現象] リモートアクセス(RDB2_TCP連携)を指定したアプリケーションがデータベースに接続しようとすると、Symfoware Server Connection Manager(以降、Connection Managerと略す)を使用してのデータベース接続になってしまいます。実際に発生する現象は以下の2種類です。 現象1)Connection Managerが起動している場合 現象2)Connection Managerが起動していない場合 JYP5079E Connection Managerシステムが未起動です. [環境] 本障害は、以下のOSで発生します。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
78 | PG78884 | [現象] Symfoware .NET Data ProviderのSymfowareConnectionオブジェクトが.NET Frameworkのガベージコレクションにより回収されたとき、qdg02842uのメッセージを出力して、Symfoware/RDBがダウンする場合があります。 Symfoware/RDB側に出力されるメッセージ qdg02842u:シグナル-1073741819を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました アプリケーション側に出力されるメッセージ JYP9229E システムコールにおいてエラーが発生し,サーバとの通信が切断されました. Function =“Socket.Receive”,Error Code =“10054” [環境] 本障害は、以下の環境で発生します。
[発生条件]
※1 例えば、当該SymfowareConnectionオブジェクトにnullを設定する。 ※2 ガベージコレクションによるオブジェクト回収順番に依存する障害であるため、上記条件に合致しても発生しない場合があります。 | ○ | ○ | ○ | |
79 | PG80224 | [現象] 以下に示す発生条件のとき、データベースへのコネクションの数が不当に増加し、以下の現象が発生します。 現象1) アプリケーションにJYP1004EまたはJYP1006Eのエラーが返却され、RDBREPORTで指定したメッセージログファイルやアプリケーションのイベントログに、qdg12147e:エラーが出力されます。 JYP1004E データ送信中にサーバとの通信が切断されました. JYP1006E データ受信中にサーバとの通信が切断されました. qdg12147e:通信処理において異常が発生しました:'JYP1052E 接続できる通信の最大数を超えました.通信種別 =“@1@” 現象2) rdbpsコマンドまたは、rdbcninfコマンドでコネクションの状態を確認した時に、見積り上のコネクションの数より、接続されているコネクションの数が多くなります。 [環境] 以下のいずれかの環境の場合。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ | |
80 | P805588 | [現象] SQL文を実行すると、制限値オーバーの構文エラーにならず、qdg02842u(※)のメッセージを出力し、Symfoware/RDBがダウンします。または、Symfoware/RDBのシステムが無応答になります。 ※)qdg02842u:シグナル11を受信したため RDBIIシステム空間が異常終了しました. [環境] 以下のいずれかのOSである場合。
[発生条件]
| ○ | ○ | ○ |