Internet Navigware 教材作成キット Professional V9.0
目次 索引 前ページ次ページ

第4章 オンデマンド型学習教材の作成> 4.7 コンテンツを作成する> 4.7.1 コンテンツの種類

4.7.1.3 動画型コンテンツ

【注意】
教材作成キットの動画ページテンプレートを使用して作成した動画ページをワークスペースウィンドウから一旦削除すると、そのページを再度コンテンツウィンドウから動画ページとして登録することはできません。
これは、教材作成キットの動画ページテンプレートには、Internet Navigware Server と動画コンテンツとの間で進捗率の情報をやりとりする独自の処理が記述されており、コンテンツウィンドウから登録されるページに正しい処理が記述されているか判断することができないためです。

また、Microsoft社のProducerなど、汎用ツールを使用して作成した動画コンテンツも、動画ページとして使用することはできません。
進捗率を反映させたい場合は、進捗率を設定するLMS通信APIを使用し、汎用ツールを使用して作成した動画コンテンツをアクションページに設定します。

動画型コンテンツを再生した場合に、前回の学習で動画を途中まで見たにもかかわらず、動画の先頭から再生される場合があります。
本件は、OSがWindows VistaやWindows XPの場合で、再生する動画ファイルがブラウザにキャッシュされていない場合に発生します。
Windows VistaにおけるWindows Media Player 11の不具合や、Windows XPにおけるWindows Mediaの仕様的な制限が原因となりますので、回避方法はありません。
運用で回避する場合は、一つの動画ファイルのサイズ(再生時間)を短くして複数のページに分けてください。先頭から再生された場合でも受講者が重複して再生する部分を減らすことができます。
例えば、3分の動画を2分30秒再生したところで学習を終了し、次回の学習時に先頭から再生された場合は、2分30秒重複して再生する必要がありますが、1分単位の動画3ページに分割すれば、3ページ目の30秒だけ重複して再生するだけで済みます。


目次 索引 前ページ次ページ

Copyright FUJITSU LIMITED 1997-2011